薬剤師の転職体験談

男性薬剤師のキャリアアップ転職体験談~年収1000万円超えの成功例~

 

臨床開発モニターへの転職で年収1000万円を達成したMさんの例

キャリアアップ転職を繰り返すことで、30代にして年収1000万円超えを達成されたMさん。
生涯獲得賃金にこだわり、最終的に臨床開発モニターの職に就かれました。

未経験ながらも、難関転職先である企業系職種に転職できたのは、転職エージェントの助け大きかったそう。

どのようにキャリアアップ転職を繰り返していったのでしょう?
ご覧ください。

転職理由

はじめに勤めた職場:病院

大学在籍時代ですが、薬剤師といえば病院薬剤か調剤薬局薬剤師という考えがありました。

今もそうですが、調剤薬局であれば誰でもいつでも就職することができるという状況でしたので、比較的狭き門である病院薬剤師に応募し、仕事に就くことができました。

働いていて不安に思い始めたこと

仕事そのものに不満はありませんでしたが、同期の調剤薬局やMRとして働く者と話をしていると、生涯賃金の話になりました。

その後いろいろな情報を調べていくうちに、病院薬剤師の生涯賃金が一番低いであろうことがわかりました。

そして、病院の先輩薬剤師(10年先輩)にお話を聞いたところ、定期昇給はしているものの、実際入所時代から年収は大きく増えていないといことでした。
今後、結婚をして、子供を作る予定でしたので、このままでは結婚すらできないと思い、転職を決意し、転職をしました。

2番目の職場:調剤薬局

次に就職したのは、転職自体が容易で、病院薬剤師の経験が生かすことができる調剤薬局でした。この調剤薬局には約5年勤めました。

調剤の技術やイロハはすでに持っていましたので、特にスムーズに業務に入ることができました。

働いてみてどうだったか

期待していました賃金ですが、定期昇給額も大きく順調でした。
3年経過した後、今の店舗の近隣に新規店舗を開設することになり、その店舗の管理薬剤師になることができました。

その店舗は常駐薬剤師が私を含めて3人、月曜日~土曜日まで開局していましたので、管理薬剤師である私の休日は日曜日しかなく、開局時間はずっと薬局にいる状態でした。

体力的にはしんどいものもありましたが、残業代や休日出勤手当ても支給されるため、特に不満はありませんでした。

働いていて不安に思い始めたこと

定期昇給はするものの、基本給部分はほぼ横ばいでしたので、またも将来に不安を感じるようになりました。
また、いずれは大阪に戻りたいという気持ちが元々ありました。

会社には希望を出していましたが、なかなか叶えてもらえないこともあり、転職することに決めました。

このとき27歳でしたので、職種を大幅に変える転職は最後ということもありまして、転職エージェントに相談し、臨床開発モニター(CRA)としてCROに転職することに決めました。

3つ目の職場:CRO

最初のCROでは約8年勤務し、CRAから、モニタリングリーダーにまで出世することができました。
賃金面などの待遇などに不満はありませんでした。

働いていて不安に思い始めたこと

新しく上司となった部長(その部長は外資系製薬会社からの横滑りで、入社したばかりでした)との折り合いが非常に悪い状態でした。

そのときにすでに転職を考えていたのですが、次に担当を指示された試験がまったく希望とは異なるものでした。
更にはキャリアアップにつながりそうもないものだったので、転職しました。

4つ目の職場:CRO-2

次は外資系CROで、日本国内では後発組とされるCROです。

この企業はCROの業務を本格化させたのが、私が転職した2016年に入ってからでした。
そのため、会社と一緒に私も成長できると思い、転職を決意しました。

外資系CROであり、グローバル試験が多く、英語でのコミュニケーションも多いと聞いていたので、スキルアップになると思っていました。

働いていて不安に思い始めたこと

この会社を離れようとおもったきっかけは、CRAの質の低さでした。
それはひどいものでした。日本におけるCRAの平均年齢は新卒者から30歳代後半がほとんどです。

しかし、この会社では50歳以降のCRAが数多く在籍していました。
経歴を確認するとCRA経験は2年、3年、4年程度しかない人たちばかりで、MR職からの転職者が多く、個性の強い方ばかりでした。

当然スポンサーである製薬会社からの評価は最悪でした。このままでは私までダメになると思い、転職を決意しました。

最後の職場:CRO-3

現在は、最大手の外資系CROで、プロジェクトマネージャーをしております。
職場環境、社内インフラ、CRAの質などもよく、特に不満はありません。

今のところ、転職予定はありません。

次の仕事を選んだ理由

大きな節目であった薬剤師から臨床開発モニター(CRA)の転職に関してお話したいと思います。

このときは転職エージェントさんの協力がありました。
そのときに話したことは、この先どうなりたいのかということです。

私は特に薬剤師の仕事にこだわっていたわけではありません。
むしろこだわったのは賃金、生涯獲得賃金です。

臨床開発モニター(CRA)と調剤薬局薬剤師の年収の差

調剤薬局で薬剤師をやっていたとき、そのときの年収は残業代込みで650万円(27歳)でした。
そのときの調剤薬局の上司の方の年収も聞いていましたので、そこから生涯賃金をざっくりと計算しました。

また、臨床開発モニター(CRA)の給料はその転職エージェントさんからお伺いしました。

そこから計算すると60歳までの賃金で、5000万円~8000万円くらいの差があるということがわかりました。

それを聞いて、すぐに転職を決意しました。

調剤薬局では、狭い空間でしか仕事をしませんし、毎日ルーティーンワークばかりで退屈な仕事でした。

臨床開発モニター(CRA)に魅力を感じたところ

  • 基本的に病院を訪問する外勤業務と、その前後の処理をするなどの内勤業務の割合が、1:1~2くらいなので、退屈することもないと聞きました。
  • 医師や治験スタッフとも議論することもあり、常に刺激(スリリング)を受けることができ、さらに勉強もしっかりとしないといけないため、絶対に良い仕事だと聞きました。

このことに非常にも興味が沸き、転職を決意しました。

実際に働いてみてどうだったか


臨床開発モニター(CRA)の仕事は、最初は特に難しいものでした。
なぜなら、最初は研修もありますので、オフィス内での勤務が中心です。
オフィス勤務をしたことがありませんので、いろいろ戸惑うことがありました。

私は緊張しやすいタイプで、話すことが得意ではありませんでした。
しかし、いろいろと経験していく中で、慣れてきましたので、嫌に感じることは少なくなりました

臨床開発モニター(CRA)になって楽しかったこと

臨床開発モニター(CRA)になって一番良いと思ったことは、地方に出張できることです。

CRAになって一番よかったこと

当然宿泊を伴う出張も多く、そのときにはその土地のおいしいものをお酒ともに楽しむことができます。
これまでしらなかった名物、その土地でしか買うものができないものもあり、一種の旅行気分も味わうことができるため、非常に良いと思います。

転職エージェントにどう助けてもらったか

薬剤師から臨床開発モニター(CRA)への転職に関して、転職エージェントさんの助けは必須だと思います。

薬剤師は薬学部時代に臨床開発の勉強は、一通りします。
しかし、実際の仕事はわかりません。
面接時にはCRA未経験といっても、「こんな場合はCRAとしてどうしますか?」というような質問はされます。

そのような質問に答えるためにも、臨床開発業務の最初から最後までの大まかな流れは知っておく必要があります
このあたりをレクチャーしてもらう必要がありますので、転職エージェントさんの助けは必須だと思います。

それぞれの転職先での年収の推移

  • 調剤薬局・管理薬剤師(27歳):650万円(残業代込み)
  • CRA(27歳):600万円(転職時)
  • モニタリングリーダー(36歳):850万円
  • 外資系CRO・モニタリングマネージャー(36歳):950万円(転職時)
  • 外資系CRO・クリニカルマネージャー(37歳):1010万円(転職時)

まとめ

転職成功者の体験談はいかがだったでしょうか。

薬剤師という枠にとらわれず、生涯賃金にこだわったMさん。
最終的に外資系CROでクリニカルマネージャーという役職に就かれ、30代で年収1000万円超えを達成されました。

正に絵に描いたようなキャリアップアップ転職の成功例といえるでしょう。

順調にキャリアを重ねていけば、30代で年収1000万円を手に入れることもできるのです。
そこが臨床開発モニターのお仕事の魅力といえるかもしれません。

Mさんのようにポジティブな転職理由であれば、転職を繰り返したとしても、条件の良い職場に転職することができるということを教えてくれますね。

しかし、臨床開発モニターという職は、他の薬剤師としての職種と違い、薬剤師以外もライバルとなるため転職のハードルは高いのです。
Mさんのように転職エージェントの力が必要になってくるでしょう。

そんなMさんが語る臨床開発モニターへの転職面接でのコツはこちらです。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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