薬剤師5大転職理由

薬剤師のキャリアアップにはどのような道があるのか

 

社会人の多くは、キャリアアップを目指しながら仕事をしています。
薬剤師として働いていく上でも例外ではありませんが、専門職であるがゆえに、一般的なキャリアアップとは少し異なっていることが特徴です。
薬剤師としてのキャリアアップにどのような方法があるのか、見ていきましょう。

薬剤師としてのキャリアアップの方法

管理職系~管理薬剤師やエリアマネージャーといった、管理職を目指す~

薬剤師のキャリアアップのルートとしては、管理薬剤師やエリアマネージャーへと昇格していく方法が一般的です。

厚生労働省が発表している2017年の「医療経済実態調査医療機関等調査」によると、2016年における保険薬局全体における薬剤師の平均年収は5,017,136円となっていますが、管理薬剤師の平均年収は7,645,578円と、約250万円の開きがあることがわかります。

管理職となることで、年収を一気に上げることができることが分かるでしょう。

また、1店舗の管理を任される管理薬剤師から、複数店舗を統括するエリアマネージャー、さらにこれらを取りまとめる部長など、管理職の仕事には厚みもあるので、やりがいも感じることができるでしょう。

スペシャリスト系~複数科目やOTCを経験するなど、現場でのスペシャリストを目指す~

管理薬剤師などの管理職は、前述のとおり高年収であり、薬剤師のキャリアアップにおいては王道であると言われています。

しかし、すべての薬剤師が管理薬剤師になれるわけでもなく、管理薬剤師ではなく現場を希望される方も多いことが現状です。

そういった方においては、現場のスペシャリストを目指すようにしましょう。

様々な科目の処方箋に触れ、OTCや治療についても精通している、そんな薬剤師が現場では必要とされているのです。

薬剤師としてのスキルが高ければ、患者様の相談に対しても的を射た回答ができるので、やりがいも感じることが出来ます。

違う企業や薬局で働いたとしても、これまでのスキルはそのまま生かすことができるので、離職や転職にも強いことが特徴です。

資格を取得することで、これらのスキルの裏付けとすることもできるので、スペシャリスト系を目指す上では資格についても積極的に取得するようにしましょう。

キャリアアップは将来設計


薬剤師のキャリアアップを考えるということは即ち、薬剤師としての将来設計を考えるということです。
全員が同じ目標を目指しているわけではなく、男女差も当然あると考えられます。
男性の場合と女性の場合に分けて、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。

男性の場合

男性では多くの場合、管理職を目指す傾向にあると言われています。
男女平等の時代にありながらも、出産や育児においてはやはり女性が中心を担い、男性は家計を支えるということが一般的となっています。

年収が確保できるのは多くの場合は管理職系であるので、男性には人気があると考えられます。

また、男性では出産や育児の際に職歴を空けずに働くことができるため、管理職を目指す上でも目指しやすい環境にあるのです。

女性の場合

女性の場合では、前述のとおり出産や育児において、中心的な役割を担わなくてはなりません。
出産や育児をしながらでも働けることが、大前提になってきます。

産休育休や時短勤務を活用することが多いため、管理職にはあまり向かないと言えるでしょう。
もちろん、男女雇用機会均等法をきっかけに、女性でも管理職ができるように取り組んでいる企業も多いことは事実です。

どちらかといえば、女性は管理職よりも現場でのスペシャリストを目指している方が多い傾向にあります。
現場の仕事に精通していれば、パートや派遣でも良い条件で働くことができるでしょう。

また、スペシャリストであれば企業や薬局を選ばずに働くことができるので、配偶者の転勤の際にも有利となるのです。

キャリアパスが明確に描きやすい職場は

あらかじめキャリアパスが用意されているのは大手

「キャリアパスが豊富」というと、多くの場合は大手の企業や調剤チェーン、ドラッグストアチェーンが挙げられます。

大手では働いている人数も多く、様々な部署に様々な役職が用意されています。

ある大手ドラッグストアチェーンでは、薬剤師が資格の垣根を超えて、商品開発やバイヤーの仕事を任せてもらえるというケースもあります。

働いているうちにやりたいことが変わったとしても、このような職場では方向転換も容易で、柔軟に対応をすることができるでしょう。

特に今すぐやりたいことが決まっていないのであれば、このような職場で経験を積む方が良いでしょう。

自分自身でキャリアパスを描けるのであれば、自由な選択を

キャリアパスに関しては大手にメリットがありますが、大手であることによるデメリットも忘れてはなりません。

大手では人が多いことで風通しが悪くなり、様々なストレスも生じてきます。

会社の都合によってやりたくない仕事をさせられることや、望まない地域に転勤して働かなくてはならない場合もあります。

このような事態を望まない方や、やりたいことが明確になっている方においては、キャリアパスを自分自身で描く道を考えましょう。

具体的には、一つの企業や薬局に縛られることなく、転職によって今の自分に足りないものを補いながら、薬剤師としてのキャリアを高めていきましょう。

まとめ

キャリアアップの重要性は多くの方が理解していますが、実際にどうすればよいのかということは、意外と知られていません。

本稿では管理職系とスペシャリスト系の2つに大別してご説明しましたが、管理職に就いていながら様々な科目の勉強をすることもできるので、これらの枠に縛られる必要はありません。

また、現在では在宅も大きなキーワードとなっているので、第3の選択肢として在宅のスペシャリストとなることも、将来性はあると考えられます。

のんびりと働くことも選択肢の一つですが、薬剤師の数が今まで以上に増え、競争が激しくなってしまった際には、どのようなキャリアを形成してきたかということがものを言うのです。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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