薬剤師5大転職理由

薬剤師が年収アップする方法、最短距離で年収800万円目指す具体例

 

薬剤師資格は、簡単に取得できるものではありません。

「大変な思いをして薬剤師になったのに、思ったより給料が少ない…。」

年収に不満を感じて、転職活動をする薬剤師の方は少なくありません。

調剤薬局やドラッグストアだと初任給は良いですが、昇給幅が少なくなかなか年収がアップしないことも多いですね。

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そんな薬剤師の方たちに向けて、年間100名以上の薬剤師さんの転職をサポートしている、転職エージェントの私から、薬剤師が年収をアップさせる方法をお伝えします。

ここでは、最短距離で年収800万円を目指す具体例を挙げて行きます。

年収1000万円だと聞こえは良いですが、薬局経営や大手薬局の統括部長や役員にならないと達成できないので、今回は年収800万円を目標としました。

今より少しでも年収を上げたい方、必見ですよ。

薬剤師の年収ピラミッド

まずは薬剤師の、ポジションごとの年収や求められるスキルを、ピラミッド形式で図解しました。

年収を上げるためには、どんな薬剤師になって行けばいいのか、イメージしてみてくださいね。

薬剤師の年収アップにつながりにくいスキル・経験もある。具体的には?

薬剤師の年収を上げる方法をご紹介する記事ですが、先に年収アップに繋がりにくいスキルや経験をご紹介しようと思います。

どれも薬剤師として成長するためには、積極的に身につけたいスキル・経験。

ただ薬剤師としての成長と、年収アップは必ずしも直結していないんです。

年収アップだけを目的としたときに、役立ちにくいスキルや経験は以下のものです。

薬剤師としての高い知識やスキル


例えば、このようなものを指します。

    • 在宅関連の知識やスキル
    • 疾患や科目・薬に関する知識
    • 研修認定薬剤師資格
    • OTC薬や漢方などの幅広い知識

これらの積み重ねが、同僚や患者さんから頼られる薬剤師を作り上げて行きますが、残念ながら年収アップにはあまり関わりません。

薬剤師として優れていることが認められても、毎年4月の年次昇給で給与がやや上がるのと、管理薬剤師に少し早くなれるくらいです。

「薬剤師として優れているから高年収を狙える」とは、残念ながらなりにくいのが現状です。

かかりつけ薬剤師は?最近のはやりだけど…

平成28年4月からスタートした、かかりつけ薬剤師制度。

患者さんにとってはいつでも相談できる安心感がありますが、薬剤師としては結構負担になるので、別途手当が欲しいところですよね。

かかりつけ薬剤師手当をつけている企業もありますが、大手企業の多くはノルマ制。

かかりつけの患者さんの人数が、ノルマをクリアしている場合のみ手当が出て、出ても月1万円前後です。

かかりつけ薬剤師になると、24時間対応が必要なので、休みの日も夜も気が抜けません。

仕事がかなり大変になるのに、年間12万円くらいしか年収がアップしないので、かかりつけ薬剤師は年収アップに繋がるとは言えないですね。

薬剤師として成長することで年収アップする方法

薬剤師として経験やスキルを重ねて成長しても年収がアップしにくいとは言え、成長を放棄するわけにも行かないですよね。

知識やスキルが高いスペシャリスト薬剤師は、目指すべき薬剤師の姿です。

そこで薬剤師としての成長により、年収を高める限られた方法をご紹介します。

1.社内で定めている評価制度の基準をクリアしていく


画像引用:クオール QOL認定薬剤師制度について

クオールでは、独自の社内認定制度を設けており、クリアすることで年収もアップします。

このように薬剤師の成長を目的として、評価制度や認定制度を設けている企業であれば、知識やスキルを高めることで年収を上げることが可能です。

2.店舗業務以外も積極的にこなす

店舗の業務をこなすのは当然ですが、それ以外も積極的に参加して行きましょう。

例えば学会発表や地域や関連医療機関との勉強会・研修会などの管理業務取り、新人の研修担当などが挙げられます。

基本の仕事以外にも参加することで、基本給が上がる可能性がありますし、技能手当・職能手当や調整手当がつくこともあります。

3.認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取る

資格取得者に対し、手当を支給している企業があります。

これから認定薬剤師や専門薬剤師を目指して行きたい方、病院薬剤師働いている中で資格を取得した方は、手当の出る企業を狙うのも手です。

ごく一部ではありますが、実務実習指導薬剤師に対し、学生の指導を条件に手当を出している企業もあります。

▼求人例▼


画像引用:マイナビ薬剤師


上記の1~3により、給与が上がる例はありますが、ほとんどが大企業です。

中小企業では薬剤師としての経験やスキルによって、年収が上がるというケースはあまり見られません。

 
 
 
 

日本調剤では上記の1と3に対して、手当をつけています。
薬剤師の知識や経験向上に対する、モチベーション維持になりますね。

<参考記事>
日本調剤 薬剤師のスキルアップを今まで以上に後押し、外部資格項目追加など新人事制度を導入

薬剤師の年収アップにつながるスキル・経験は何か


では肝心な、薬剤師の年収アップにつながるスキルや経験についてお伝えします。

後々の年収アップや、年収アップ目的で転職を考えている方は、チャンスがあれば以下の経験を積んでいきましょう。

店舗運営の知識

管理薬剤師をはじめ、それより上のエリアマネージャー・課長や部長・ブロック長などへ上がっていくために、欠かせません。

具体的に求められるのは、このような知識です。

    • 店舗の売上や利益の管理
    • 門前の医療機関とのリレーション構築
    • 過誤等のリスクマネジメント
    • スタッフ採用や育成

企業ごとに管理者に求める知識が異なるので、店舗運営の傾向を把握し、求められる知識やスキルを積んで行きたいですね。

大企業の多くでは、店舗運営やマネジメント研修などが用意されているので、積極的に参加しましょう。

研修以外で、店舗運営の経験を積むなら、薬局経営やエリアマネージャーの経験者に話を聞くのがオススメです。

リアルな失敗談や苦労した事は、とても参考になりますよ。

あとは勤務薬剤師の時から、上司や薬局長に相談して、新人育成やシフト作成・管理業務などを経験させてもらうと良いですね。

一人薬剤師

一人薬剤師店舗は、必然的に管理薬剤師としての勤務となる上に、何かトラブルがあったときには一人で対処する必要があります。

そのため一人薬剤師店舗ではある程度薬剤師として経験が高い人が求められるので、一人薬剤師を経験しておくと後々も有利です。

企業によっては、困ったことがあったときに本部が調べてくれるサポートをしてくれるところもあります。

いきなり一人薬剤師は大変ですので、サポート体制が整っている企業にいるうちに、一人薬剤師を経験しておくのがオススメです。

一人薬剤師を経験しておけば、ある程度店舗運営の知識もつきますよ。

ラウンダー業務

ラウンダーは複数店舗をかけ持ちで勤務する薬剤師のことで、毎日違う店舗にいくこともあれば、1週間や1カ月ごとに異なる店舗で勤務するケースもあります。

様々な店舗で即戦力として活躍する必要があるので、幅広い知識や経験が求められ、その分年収設定も高めです。

年収は高いですが負担も大きいポジションなので、積極的にやりたいという方は少なく、希望すればラウンダーとなれることが多いです。

ある程度薬剤師として経験を積んで自信がついたら、ラウンダーにチャレンジしてみるのも良いですね。

ラウンダー経験者は、転職時にも年収交渉がしやすくなりますよ。

転職をすることで簡単に年収アップできる方法を6つ紹介


工夫や努力で年収アップすることもできないわけではないですが、平均年収自体は低い企業では、あまり上を望めないことも。

人の入れ替わりが少なく、ポジションが上がりにくい場合なども含め、転職をした方が年収アップが期待できるケースもあります。

転職によって年収を上げる方法には、以下のようなものがあります。

福利厚生の良い会社を選ぶ


年収を上げる方法は、給料を上げることだけではありません。

福利厚生によって手当をもらったり、手元に残すお金を増やすことも可能です。

福利厚生が充実している企業を、例としていくつか挙げます。

会社名 家賃・住宅、家族系の補助 その他
アイセイ薬局 家賃の6割を会社が負担 入社一時金20~50万

特別手当3万/月など

クリエイトSD 月5万の家賃補助有。
社宅であれば、初期費用や光熱費等も含めて年間100万円以上を会社が負担。
管理薬剤師でも残業代は別途支給
総合メディカル 家族手当(配偶者1万、子供1人につき7500円)を毎月支給。

借上げ社宅制度利用で、家賃8割が会社負担。

 
アイン薬局 全国職は家賃の最大8割、エリア限定職は最大6割を会社が負担。 リフレッシュ休暇制度で、初年度5連休・2年目位以降9連休取得可
クオール 家族手当(配偶者1万、子供1人につき8500円)を毎月支給。

配属地域により地域手当として月額2~6万を支給。

管理薬剤師でも残業代は別途支給

表に載せた以外にも、全国エリアで勤務可能な場合には、転勤なし勤務よりも住宅手当や地域手当などを充実させている企業が多いです。

独身者や子どもがいない家庭で転勤に抵抗がないなら、全国勤務可の社員を優遇している企業を選ぶと良いですね。

一方子どもが多い家庭なら、家族手当がある企業を選ぶと、手取りが多くなります。

子育て家庭に役立つ時短勤務も、子どもが小学校入学までと決まっているところや、小学校3年まで・中学校入学までと企業によってバラバラ。

福利厚生が、家庭環境やライフスタイルとマッチしている企業を選ぶことも、年収アップのためには大切なポイントです。

給料のよい中小で働く

全体的な傾向で言うと、大手に比べて中小薬局は給与が高いです。

大手は給与テーブルが決まっているので、年齢や経験により給与が固定されてしまいます。

一方中小企業は規定を細かく決めていないことが多いので、年収の交渉もしやすいです。

特に急な欠員で緊急の募集の場合は、年収500万円以上など高め設定で入社できる可能性も十分にありますよ。

ラウンダーや一人薬剤師・管理薬剤師の経験などを評価して、年収を上げてもらえることもあります。

地方の薬局で働く

一般的に、都市部よりも地方の方が給与が良いです。

人口が少ないぶん、薬剤師が不足しがちだからですね。

都市部と地方を比較すると、だいたい年収で50~100万くらい変わりますし、少し不便なエリアでは100万以上高いこともあります。

例えば東京だと500万の場合、群馬や栃木だと550~580万くらいが望めますし、さらに人が集まりにくい山梨や静岡だと、600万を超えることもあります。

自身のスキルと求人先企業の望むスキルをマッチングさせる

自分が持っているスキルや経験、それと求人企業の求めるスキルや経験がマッチしていれば、年収アップも可能です。

例えば「事務なしの完全一人薬剤師店舗」の募集に対し、「レセプト含む管理業務経験あり」の薬剤師であれば、年収は高めに交渉可能です。

ここまでキレイにマッチしていなくても、転職エージェントの頑張り次第で、スキルや経験に対する年収交渉は可能なケースは他にもあります。

自分の持っているスキルや経験、資格などは、余すところなく転職エージェントに伝えて、積極的に交渉してもらいましょう。

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残業前提で入社する

残業を一定程度する前提で、見込み残業代を給与に上乗せしてもらう方法です。

見込み残業代に関しては個人での交渉が難しいので、転職エージェントに交渉してもらうと良いですね。

「ある程度の残業なら苦にならないので、残業代込みで高年収が出るところや、交渉できるところを紹介して欲しい。」

このように伝えてみてください。

注意したいのは、ごくまれに見込み残業代の規定を超えた残業をしても、残業が出ないケースがあることです。

予測残業時間はエージェントを通して確認した上で「月間〇〇時間の見込み残業込み」などと、具体的な残業時間数を入れた書面にて契約を交わすことが大切です。

2~3店舗掛持ち前提で入社する

ヘルプの人繰りに困っている薬局は、大企業・中小問わず多いものです。

ラウンダー勤務とまでいかなくても、必要に応じて近隣の2~3店舗への応援勤務をする前提であれば、年収アップ交渉ができます。

こちらもフットワーク軽く勤務可能なことについて、事前にエージェントに話しておくと良いですね。

夜遅い時間のシフトを積極的に入る

遅くまで開いている医療モールなどが増えた影響で、遅い時間帯に開けている薬局も増えました。

その場合には9~18時と11時~20時というように、シフトを組んで運営している薬局が多いですが、遅番は人気がなく人が集まりにくいです。

そのため遅番メインで勤務することを条件に、年収交渉ができる場合もあります。


 
 
 
 

子どもがいる方など家庭中心に生活リズムが決まる方は、福利厚生を重視したり、中小企業を狙うと良いですね。
ある程度仕事にあわせて生活リズムを決められる方は、人が集まりにくいポジションを狙うと、年収アップが叶いやすいですよ。

薬剤師の年収別給料アップ方法


今の年収が400万円代なら、まずは年収500万円を目指したいですね。

同じように、今の年収よりも高いところを目指したい方のために、年収別の給料アップ方法をまとめました。

自分の目標となる年収を決めて、参考にしてくださいね。

薬剤師が年収500万円を目指す方法

調剤薬局やドラッグストアの薬剤師としてキャリアをはじめた方は、年収500万を目指すのはそれほど難しくありません。

年次昇給だけでも、将来的には年収500万円をクリアできます。

ただ病院薬剤師の方が給料アップを求めて薬局に転職するなど、薬局未経験・調剤未経験の方が薬局薬剤師に転職する場合は、年収500万円に達しない可能性も。

調剤未経験の方が年収500万円を目標とするなら、以下を意識して転職活動をしてみましょう。

給料の良い中小企業で働く

前述のように、中小企業は給与テーブルが細かく決まっていません。

経験や募集の緊急性により、未経験500万円が叶えられる可能性は十分にあります。

地方の薬局で働く

地方は都心と比べて年収相場が高いので、調剤未経験で500万から入社出来る可能性はあります。

全国転勤可の契約での入社も、年収500万円をクリアできることがあります。

ドラッグストアで働く

ドラッグストアは年収が高い傾向にあるので、未経験でも500万を超えて入社できます。

たとえば、ウエルシア薬局だと新卒でも500万を超えます。

薬剤師が年収600万円を目指す方法

年収600万円となると、同じ職場に長く勤めるだけでは叶えられない場合もあります。

薬剤師の平均年収が約575万円であることを考えると、600万円を超えるにはもうワンステップ工夫や努力が必要です。

薬剤師としてのスキル・経験を評価してもらう

経験やスキル、知識を評価してもらうことで年収600万は可能です。

ただ、昇格や昇給のタイミングは半年~1年サイクルなので、600万円到達にそれなりの年数は必要となります。

500万で入社して5年で徐々に給与をあげて600万を目指すより、自身の経験やスキルを評価してもらえるところに転職して年収600万を叶える方法もあります。

求人企業とのマッチングを意識する

自分の持つスキルや経験が、求人先が求めるスキルや経験と合うことを意識すると、エージェントによる交渉で年収600万円がクリアできる可能性が高まります。

福利厚生が自分の事情と合う企業を選ぶことも、同時に意識しておきましょう。

給料の良い中小企業で働く、地方の薬局で働く

年収500万円のところで記載したとおり、どちらも年収大幅アップを叶えやすい環境です。

特に都市部で600万円は急に難易度が上がるので、最初から年収設定が高い求人を狙う必要が出てきます。

管理薬剤師・一人薬剤師

都市部で年収600万を目標とするなら、管理薬剤師・一人薬剤師の募集を積極的に狙って行きましょう。

管理薬剤師候補としての募集は珍しくなく、通常求人よりも年収高めの設定です。

ある程度の経験があれば、年収交渉もできますよ。

薬剤師が年収700万円を目指す方法

勤務薬剤師で年収700万円は、600万円に比べてかなり難易度が上がります。

定年まで勤め続けても、企業によっては700万円に届かないため、早いうちから工夫や年収アップのための意識作りが大切です。

管理薬剤師・一人薬剤師

地方の中小薬局で管理薬剤師であれば、年収700万円を狙えます。

ただ、都心や大企業薬局だと700万は届きません。

ラウンダーとして働く

勤務場所が固定される薬剤師に比べ、体力的にも負担があり、多くの知識や経験を求められるラウンダー。

大変な分年収は高め設定なので、年収700万円も可能です。

ただし経験が求められる職のため、面接での評価が年収に直結し、経験不足と判断されれば700万円はもらえないことも。

エージェントと十分に面接対策しておくことも大切です。

エリアマネージャー

ラウンダーと同様、もしくはそれ以上に負担がかかるエリアマネージャーも、年収700万が狙えます。

入社スタート時点からエリアマネージャーとして勤務するケースはほとんどなく、最低でも管理薬剤師からのスタートが必要。

その上で会社のやり方やルールを理解し、実績や周りからの信頼を得た人だけがなれるポジションです。

長く勤めてエリアマネージャーとして年収700万円を狙うため、早いうちにエリアマネージャーを配置している企業に転職するのも1つの方法ですね。

 
 
 
 

年収500~600万円までなら、職場の選び方で達成可能。
それ以上を狙うなら、ポジションアップを含め、計画性が大切ですよ。

薬剤師が最短距離で年収800万円を目指すキャリアアップ例


最初にお話したとおり、勤務薬剤師で目指せる最高レベルの年収は800万円です。

それ以上の年収を望むなら、薬局経営や企業の役員レベルを目指す必要があるからです。

そこで、年収800万円まで最短で到達するための、キャリアアップ例を見てみましょう。

勤務薬剤師が年収800万円を叶えるには、以下のステップを踏む必要があります。

勤務薬剤師が年収800万円を叶えるための3ステップ

  • 管理薬剤師になる
  • エリアマネージャーになる
  • エリアマネージャーの中で、一定以上の結果を出す

順に詳しくお話しますね。

STEP1 管理薬剤師になる

最短で年収800万円になるには、まずは最短で管理薬剤師を目指します。

管理薬剤師になるのに必要なことは、以下の3つ。

  • 調剤や服薬指導等の基本的な薬剤師業務をしっかり身につける
  • 管理薬剤師になりたい意思を、しっかり上司や会社に伝える
  • 自店舗の同じ薬剤師や事務スタッフ、他店舗の人たちとも良好な関係を築く

特に2つ目の、「管理薬剤師になりたいと伝える」は重要です。

意思を伝えておくことで、早いうちからシフト調整など、管理業務を任せてもらいやすくなります。

他店舗で管理職の空きが出た場合に、配属してもらえる可能性も高まりますね。

周囲と良好な関係を築くことで、信頼される人物と評価されやすく、管理薬剤師への道が近くなります。

いざ管理薬剤師になったときにも、人間関係が良好だと自身の業務を円滑に進めたり、ほかの管理薬剤師やエリアマネージャーと協力して結果を出しやすくなります。

STEP2 エリアマネージャーになる

管理薬剤師になったら、次の目標はエリアマネージャーです。

エリアマネージャーになるのに必要なことは、以下の3つ。

  • 多くの現場経験を積む
  • 売り上げを含め、わかりやすい形の成果を出す
  • 社内営業

管理薬剤師に比べると、エリアマネージャーのポスト数は圧倒的に少ないです。

「管理薬剤師の中から誰をエリアマネージャーにするか?」となったとき、ほかの管理薬剤師と比べて目に見える成果があると指名される確率が上がります。

突出して優れている人がいないと、年次順で決まってしまうことが実際にあると、部長職のかたに聞いたことがあります。

勤務薬剤師のときに積極的にヘルプに出たり、管理薬剤師となってからは雑務やレセプト関係を含め様々な仕事を積極的に経験するなど、多くの経験を積んでおきましょう。

社内研修などがあれば、欠かさず出席したいですね。

知識面でも経験面でも、「あの人は薬剤師として一流」と思われれば、上のポジションに指名されやすくなります。

管理薬剤師に数字を求めない会社もありますが、数字で見える結果を出していると他の管理薬剤師との差別化につながるので、売り上げを意識することは大事です。

また、「待ち時間を軽減への取り組み」などを店舗で取り組むなど、社内で決まったキャンペーンに関して、成果を出して目立つのも有効です。

社内営業って大事なの?

「社内営業」と聞くと、悪い印象を持つかもしれませんが、これはとても大切。

上のポジションになるほど責任は重くなるので、不適切な人をエリアマネージャーに指名することは、企業にとってかなり痛手です。

知識や経験を積んでいるだけではなく、「普段からよく知る信頼できる人」に重要なポジションを任せたいと考えるのは、自然なことですよね。

「あいつは社内営業がうまいから…」

そう言われることもあるかもしれませんが、最短でのキャリアップを目指すなら、多少の反発はあまり気にしないのも必要ですよ。

STEP3 エリアマネージャーの中で、一定以上の結果を出す

「一定以上」の部分が、企業規模で変わってきます。

年収800万円達成に、必要な成果

  • 大企業…エリアマネージャーの中で中程度以上の結果
  • 中小企業…エリアマネージャーで、トップクラスの結果

大企業は勤務薬剤師の年収平均は中小企業に比べて低いですが、上のポジションになると高年収が狙いやすいです。

「結果」とは売り上げの数字が一番ではありますが、こちらでも社内営業は重要とお伝えしておきます。

エリアマネージャーの中でトップクラスの成績を残している人が、どんな行動・活動をしているのか、チェックすることも大切ですね。

調剤薬局とドラッグストア、どっちのエリアマネージャーが高年収?

ドラッグストアのエリアマネージャーは、もっと高年収?


 
 
 
 

一般社員(勤務薬剤師)だと、調剤薬局よりもドラッグストアの方が高年収です。
ただエリアマネージャーとなると、ドラッグストアも薬局と同じく年収600~850万円程度。
大手薬局チェーンと、ドラッグストアのマネージャークラスの年収相場は、ほとんど変わりません。

生え抜きでがんばる?転職でキャリアアップする?

新卒からずっと同じ職場で頑張って、昇格・昇給して年収800万円に達する人がいないわけではありません。

ただ全体で見ると、転職を数回して最後に落ち着いた企業でハイクラスポジションになり、年収800万円を叶えている方のほうが多いです。

転職をした方のほうが年収800万円に達しやすいのは、以下の理由が考えられます。

上のポジションを狙う人はチャレンジ精神があるから

「早く成長したい」「年収を上げていきたい」という方は、そうではない方よりも積極的に転職したり、職場や環境を変えようとする傾向があります。

薬剤師以外の職業でも同じことが言えますが、チャレンジする人は結果的に高い年収を得たり、上のポジションになることが多いです。

転職する人は様々な経験を得ているから

同じ会社で働き続けている人より、色々な経験や知識・人脈のある方のほうがマネジメントポジションで活躍出来る傾向があります。

同じ会社で長く働く人がダメなわけではないですが、多くの事例やノウハウ・成果の出し方を知っている人は、上のポジションに指名されやすいですし結果も残しやすい傾向です。

 
 
 
 

転職者のほうが高年収を得やすい傾向と言っても、仕事に飽きてポンポンと転職したり、ちょっとした不満ですぐに辞めてしまうのはNGですよ。

薬剤師が年収アップするために転職エージェントができること


勤務する会社やポジションによって、待遇が異なるのは明確です。

転職活動をする前に、「今の職場で年収アップは可能なのか?」ということを確認した方がいいですね。

ただ、お金のことは会社に聞きにくかったり、聞いても教えてくれなかったり、明確に答えてくれないこともよくあります。

転職エージェントは多くの情報をもっているので、おそらく皆さんが今勤務している勤務先の給与情報も持っています。

  • 今後の年収アップが現実的に可能なのか?
  • 可能だとしたら実際どの位になるのか?
  • 目標の年収に達する可能性はあるのか?

このあたりを転職エージェントに相談して、実際に転職するかどうかを決めていくのもよいと思います。

今の職場に退職の意思を伝えるタイミングは、気にいった転職先を見つけて内定をもらってからの方も多くいます。

もし面接を受けた先の年収提示が希望より低ければ、そのまま今の職場に残ればOKです。

多少時間がかかったり、考えることは増えると思いますが、転職活動をして金銭的に損をすることはありませんので、まずは気軽にエージェントに相談してください。

「転職すべきかどうか悩んでいる」段階でも、エージェントは喜んで相談に乗りますし、たくさんの情報を提供しますよ。

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はやと

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人材エージェントで10年以上勤務(人材派遣、人材紹介)。薬剤師専門のエージェントで責任者として勤務。キャリアコンサルタントとして、薬剤師の転職サポートを年間100名、合計500名以上実施しており、現在は大手薬局やドラッグチェーンの人事担当や採用責任者の方と日々やり取りしています。趣味はマラソン。

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