薬剤師の転職のコツ

薬剤師転職6つのコツ、人気求人を手に入れるための全て

 

売り手市場でもある薬剤師の転職において、転職のコツなどはあるのでしょうか?

薬剤師の転職市場においても、条件のよい求人には応募が殺到することもあります。

そのような条件の良い人気求人を手に入れるためにはいくつかのコツが存在するのです。
ここでは、転職体験者であり、採用活動も行っている筆者の実体験も挙げながら、薬剤師が転職するときに知らなくてはならない、転職のコツについてご説明していきます。

薬剤師の転職のコツとは

薬剤師の転職市場は、「売り手市場」といわれています。

これは、薬剤師を欲しがる職場に対して薬剤師の数が不足していることをあらわしており、求職者優位で転職活動をすすめることができます。
薬剤師の転職では書類審査で落ちることは少なく、ひとたび面接までこぎつければ、合格することは難しくはありません。
そのため、薬剤師の転職では、本人のスキルやキャリア以上に、次の2つのポイントが重要となります。

薬剤師転職成功のコツ

  • いい求人を紹介してもらう
  • 求人を見極め、いい求人を確実にゲットする

薬剤師の転職成功にコツがあるとすれば、この2点を押さえることなのです。

いい求人を紹介してもらうために大切な4つのコツ

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いい求人を紹介してもらうため、薬剤師側としてはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
自身に合った、条件の良い求人を紹介してもらうためのコツは次の4つです。

1希望の求人を逃さないコツ:レスポンスの速さ


薬剤師の転職活動において最も大切なもの、それは「レスポンスの速さ」です。
どれほど素晴らしい人材であり、どれほど素晴らしい応募書類を完成させたとしても、募集が終了してしまっていては意味がありません。
良い求人であればあるほど、応募が殺到してしまいます。希望の求人を見つけた際にはレスポンスよく対応することが希望の求人を手に入れるコツです。

具体的には、薬局への応募は後回しにするのではなくすぐに行う、書類などを求められたらなるべく早くに用意をする、電話連絡があった際のレスポンスは早くするなどです。

転職エージェントを活用している場合では、エージェントとのやり取りも重要となります。

エージェントは競合他社や他の薬剤師さんとの競争に負けないよう、良い求人が出たらなるべく早く応募をしたいと考えています。
しかし、求職者の同意の無い状態で、エージェントが独断で応募をすることはできません。

そこでエージェントから求職者に電話などで連絡をとり、求人に応募をして良いかの確認をするのです。

エージェントが求職者と面接などをして転職希望時期を確認しておき、求人が出たらすぐさま連絡して面接の予約をとる

条件のよい求人では、早ければ当日中に応募を締め切ってしまう場合もあります。
実際に私が採用された求人も、即日で5名の応募がありました。
翌日には募集を打ち切っていたそうです。

レスポンスの速さは何よりも大切です。

転職エージェントは社内でも競争している

転職エージェントの中には、自社内での競合を避けるための取り決めがある場合もあります。
同じ転職支援会社の中であるエージェントが応募を確定させた場合、他のエージェントは同じ求人には応募が出来なくなる場合もあります。

筆者の実体験①

本稿の筆者の薬局は、日曜日休みで早めの時間に終わるため、エリアの中でも人気の高い薬局です。
求人を出すと、数日のうちに複数名の応募があることがほとんどです。そのため、ほとんどの場合2~3日で締め切ってしまいます。
あまり候補者が多くなってしまうと、何人もの方にお断りしなくてはならず忍びないからです。

締め切り後も、各社のエージェントから「まだ募集はしていますか?」とご紹介をいただきますが、お断りをするようにしています。
今後働いていってもらう上でも、レスポンスの早さは重要となるので、応募の早かった方は優先しています。
このことからも、レスポンスの重要さはお分かりいただけますでしょうか。

2よい求人を紹介してもらうコツ:具体的な条件を提示する


希望の条件をできるだけ具体的にすることが、よりよい求人を紹介してもらうためのコツです。
転職エージェントを利用して転職先を探すときには、どのような職場で働きたいのか、希望する転職先の具体的なイメージを伝えなくてはなりません。
エージェントとの面談では、「年収の高い薬局や、休みの多い薬局に転職したい。」などという曖昧な条件の伝え方はよくありません。

  • 年収○○円以上
  • 年間休日○○日以上

このように、なるべく具体的な条件を伝えましょう。

希望条件に優先順位をつけることも大切

希望する求人のイメージが固まったとしても、全ての希望を満たした求人はなかなかありません。
「年収と勤務地は重視したいが、勤務時間や休み、応需科目などについては相談可能」といった形で、希望条件に優先順位を付けてエージェントに伝えておくと良いでしょう。

加えて、「本気で転職をしたいと考えているので、良い条件の求人が出たらすぐに連絡をして欲しい」と熱意をアピールすることで、エージェントに優先的に求人をまわしてもらうこともできるでしょう。

この人は本気で転職を考えてくれているな。


 
 
 
 
 
このように思ってもらうことが大切です。

筆者の実体験②

本稿の筆者が転職活動をしていたときには、

  • 年収○○円以上
  • 電車の○○線沿線エリアで、都心から○○分以内のエリア

この2点を、希望の条件として挙げていました。

一方で、「科目は精神科や小児科なども含めて、何でもOK」、「勤務時間や曜日は相談可能」ということを伝えたところ、比較的スムーズに求人を提案してもらえました。

3よい求人を紹介してもらうコツ:自分に合った転職エージェントを選ぶ

転職エージェントを選ぶことも、実はとても大切です。
信頼のできるエージェントを見つけることで、自分の希望を率直に伝え、理想とする求人を提案してもらえるのです。
また、仕事のデキるエージェントとそうでないエージェントがいるので、デキるエージェントを見極めることも重要です。

さらに、転職サイトごとに特色があるので、使い分けも重要です。
大手の求人に強い、中小の求人に強いなど、取り扱っている求人に得意な分野、不得意な分野があるのです。

面接のサポートが手厚い会社や、転職後のフォローが充実している会社などもあるので、特徴を見極めるようにしましょう。
このように、自身にあった転職サイトを利用することも転職のコツの一つです。

薬剤師転職サイトの特徴を知りたい方はコチラ

筆者の実体験③

本稿の筆者は、一番はじめの転職においては、複数の転職サイトを利用しました。
比較サイトから一括登録のような形で数社に登録したところ、すぐに数社から連絡がありました。
全てのエージェントに相談するのは難しいので、その中でも最もレスポンスが早く、志望していた大手ドラッグストアの転職に強そうだと感じたリクナビ薬剤師のエージェントを選択しました。
他のエージェントに対しては丁重にお断りをさせて頂きました。今後またお世話になる可能性はあるので、礼儀は欠かないようにしましたが。
リクナビ薬剤師は案件が豊富であり、大手ドラッグストアへの転職ノウハウも豊富でした。様々なアドバイスがもらえ、転職も成功させることができました。

4悪条件の求人に飛びつかないコツ:時には待つことも大切


自身が希望する求人がすぐにでてこなくても、焦らずじっくりと待つこと。これが悪条件の求人に飛びつかないコツです。

一部の大手の求人募集を除けば、求人のほとんどは「一点物」です。
タイミングが良ければ良い求人が複数出ていることもありますが、全く求人が見つからないという期間もあるのです。

そのような場合には、慌てて悪い条件の求人に飛びつくのではなく、よい求人を「待つ」ということも大切です。

よい求人を紹介してもらうコツでご説明したように、自らの希望をハッキリさせた上で具体的な条件を伝え、それでも良い求人が出なければ、少し待ってみるようにしましょう。

よい求人を待ち過ぎてもよくない

条件のよい求人が出てくるまでいつまでも待つというスタンスでは、かえって良い求人は得られません。

少しでも良い求人を求めるあまり期限を定めずにいると、エージェントから「登録だけの人だ」と思われてしまったり、期限の短い方を優先にして後回しにされてしまうこともあります。


 
 
 
 

○○のエリアで年収△△△万円以上の求人がでてきたら、すぐに連絡をください。
忙しくなる冬前までには転職を決めたいです。


 
 
 
 

承知しました。
まずは、こちらの案件がオススメなのですが、いかがでしょう?

転職サイトに登録してから、2~3ヶ月程度先を転職の期限とすることとがオススメです。

待つのが不安になったら

「待っていて大丈夫?」と不安になる場合には、エージェントに相談をして条件の妥当性を判断してもらいましょう。

希望の案件があまりにも見つかりにくいものであったり、条件を絞りすぎてしまったりすると、時間をかけても見つからないケースもあります。

条件が妥当なものに収まっている場合では、売り手市場とよばれる薬剤師の求人は、タイミング次第で出てくるものです。

希望の求人が出てきた際に確実に内定を勝ち取ることができるように、準備をしておきましょう。

筆者の実体験④

本稿の筆者の場合では、転職サイトに登録してから2週間程度で、3社のご提案を頂きました。
しかし、エリアや条件が希望に合わなかったので、1~2か月以内という範囲を定めた上で待つことにしました。
そうしたところ、転職サイトに登録してから1カ月ほどで理想の求人があらわれ、実際に転職を成功させることができたのです。

はじめの3社に妥協して転職していた場合、再度転職が必要になっていた可能性があるので、焦らずに待って本当に良かったと振り返ります。
楽天リサーチに依頼した、転職経験のある薬剤師100人へのアンケートでも、6割の転職経験者が1ヶ月以内に転職を決めています。

半年経っても転職先が決まらないような方は1割にも満たないのです。

焦ることなく、しっかりと求人を吟味するようにしましょう。

薬剤師転職サイトの特徴を知りたい方はコチラ

求人を見極め、いい求人を確実にゲットするために大切な2つのコツ

良い求人に巡り合えたと思ったら、まずはその求人の内容を見極めましょう。
一見良さそうな求人であっても、自分に合っていないということもあるためです。
よく吟味したうえで、実際に働きたいという結論に至ったのであれば、その求人を確実にゲットしなくてはなりません。
ここでは、2つのコツをご紹介していきます。

5転職の失敗を防ぐためのコツ:情報収集をしっかりと


転職先の職場の情報確認をしっかりと行って職場とのミスマッチを減らすこと。これが転職の失敗を防ぐためのコツです。

いいと思われる求人がでてきたら、その求人が本当に自分にあっているのかを確認しなくてはなりません。
良く調べずに入社をしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」という事態に陥ってしまうでしょう。

転職してもすぐ辞めていく方の特徴としては、「転職先のことを何も調べずに、なんとなく転職してしまっている」ということが挙げられます。
転職エージェントをフル活用することで、処方箋の枚数や応需している科目などだけではなく、その職場の転勤の有無や研修体制、昇給の有無なども確認することができます。
更には自身の市場価値までも教えてもらうこともできるのです。

→薬剤師の求人情報の見方とその活用方法のすべて
転職先で長期的に働いていくためにも、スキルアップやキャリアアップができる職場であるかも確認するようにしましょう。

今後の薬剤師としてのキャリアが思い通りに描けない職場では、再度の転職が必要となってしまいます。

当サイトでもスキルアップやキャリアアップの記事をご用意しているので、参考にしてください。

転職先の情報確認は内定確率アップにも繋がる

相手の会社を調べるということは、内定の確率を上げることにもつながります。
企業としては、自分の企業に興味を持ってくれており、理念に合った薬剤師を採用したいと考えるもの。

複数の候補者と競合する際にも、企業の特徴をしっかりと理解していることが伝われば、合格はぐっと近づくことでしょう。
前任者の退職理由や募集理由も確認して、うまくアピールすることも大切です。

筆者の実体験⑤

欠員補充の募集の場合、前任者の退職理由の確認は重要です。
筆者の薬局の場合、前任の管理薬剤師の方が自身で開業するための退職とのことでした。
このような退職理由であれば問題ありませんが、人間関係をこじらせての退職などでは注意が必要です。
人間関係の悪い、働きにくい職場の可能性があります。

内定確率アップのための情報収集

本稿の筆者は、新卒時にはMRとして製薬会社に入社しました。
製薬会社であれば、その会社の取り扱っている製品や領域に加えて、掲げている理念や求めている人材についても完全に理解をしておかなくてはならないので、新卒時の就職活動にはかなりの力を注ぎました。
薬局であれば、そこまで徹底する必要はありませんが、それでもホームページに書いてある薬局の理念などには目を通すようにしました。
面接の中でも、薬局の特徴についてこちらからさり気なく話すことで、「志望している企業に興味を持っている」ということがアピールできたと思います。

6内定の確率を上げるコツ:相手の立場を考えたアピール


いい求人を見つけたとしても、採用枠が限られる求人では、他の求職者の方と競争となる場合があります。
そのような時は、相手の立場に立って考える「ホスピタリティ」の精神を持つことが、転職時の内定の確率を上げるコツです。

具体的には、「求人を募集をしている職場がどのような人材を求めているのか」ということを考えましょう。

採用側のニーズの例

  • 小さい規模の薬局で末永く働いて欲しい
  • 在宅をバリバリとこなして欲しいので、外まわりをがんばって欲しい
  • 本体が大きな会社なので企業経験がある方が欲しい

このように、採用側のニーズを見極めることが出来れば、PRの方法も異なります。
転職エージェントにその求人の募集の背景を聞いてみましょう。
募集理由が分かれば、それに合わせたアピールをすることができます。

募集理由に合わせたアピールの仕方

  • 地域密着型の薬局で、患者さんとの距離を近く感じられる環境で末永く働きたい
  • 以前から在宅に興味をもっていたので、一人でも多くの患者さんの役に立ちたい
  • 企業で働いていた経験を活かして、組織を引っ張っていきたい

このように、採用側のニーズに合わせたアピールをすることを心がけましょう。

また、書類なんてどれもいっしょと思わず、履歴書・職務経歴書も手を抜かないことも大切です。

筆者の実体験⑥

本稿の筆者が転職活動をした際には、条件が良かったこともあり、複数名の薬剤師さんと競合することとなりました。
当時は20代と若く、薬剤師としての経験は最も浅かったはずですが、その中でも内定を勝ち取ることができました。

内定を勝ち取ることができた秘訣は、薬局のニーズをしっかりと見極めることができたことにあると考えます。
今回は管理薬剤師の募集であったので、コミュニケーション能力をアピールするようにしました。
面接では、MR出身で医師との応対が得意であること、アルバイト時代にリーダー経験も豊富であることを中心にお話ししました。

MR出身であり、様々な年齢の方とコミュニケーションをとりながら仕事をしていたことや、過去のアルバイトでもリーダー経験が豊富であることをアピールするようにしました。
また、履歴書に企業理念を盛り込むことで、他の求職者との差別化も狙いました。

薬剤師の転職のコツまとめ

  • 薬剤師の転職は、エージェントの利用がオススメ
  • 「いい求人を紹介してもらう」ことが第一のステップ
  • いい求人が見つかったら、確実にゲットするようにコツを利用して

薬剤師の転職の難易度は、他の業種に比べると比較的低いと言われています。
しかし、転職が容易であるが故に、情報不足で転職をしてしまい、「こんなはずじゃなかった」という事態になることもあるのです。

転職のコツをしっかりと抑え、良い求人を確実に見つけられるようにしましょう。
また、良い求人が見つかった際には、確実に内定を勝ち取ることが出来るように、ここでもコツを活用するようにしましょう。

転職エージェント相手に転職のコツを実践してみる

ここまで、お読みいただいて、薬剤師の転職のコツが理解できれば、後は転職エージェント相手に、そのコツを実践するのみです。

では、どの転職エージェントがいいでしょう?

転職エージェントサービスの数は多く、玉石混交です。
転職を成功させるためには、目的に合った転職エージェントサービスを選ばなくてはなりません。
ここを選んでおけばまず大丈夫というオススメ3社を紹介します。

オススメ1 マイナビ薬剤師


マイナビが運営する薬剤師転職支援サービスです。
電話連絡だけの転職エージェントが多い中、マイナビ薬剤師は対面でのカウンセリングに力を入れており、そのカウンセリング力に安心感を覚える薬剤師さんは多いです。
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転職後も契約が守られているかを確認してくれるという、アフターフォローの手厚さも特徴です。

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オススメ2 薬キャリ


エムスリーグループが運営する薬剤師転職支援サービスです。
薬剤師の転職サイト40社と提携している、転職サイトの紹介サイトです。
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ドラッグストア以外の求人全てに強く、病院・クリニックと企業の求人数は他を寄せ付けない、圧倒的求人数を誇ります。

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オススメ3 薬剤師転職ドットコム


メディウェルが運営する薬剤師転職支援サービスです。
はじめて転職する薬剤師さんは、大手調剤チェーンを辞めて中小チェーンに転職というパターンが多いです。
そんな中小調剤チェーンの求人に強いのが薬剤師転職ドットコムです。
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ヤス

ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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