薬剤師の転職のコツ

転職に失敗した薬剤師は何を学んだか

 

私は新卒から2年間製薬会社でMRとして働いていましたが、配属地域が地方であったため若いうちは首都圏で働きたいと考え、退職という道を選びました。

6年制の薬学部を出ていたので薬局実習は受けていましたが、5年次から数えて3年間のブランクがあったので、研修制度のしっかりとした大手を選んで転職をしました。

その際には「リクナビ薬剤師」という会社のエージェントにお世話になり、「株式会社マツモトキヨシ」という企業に入社をしました。

マツモトキヨシで半年勤務した後に、「アポプラスステーション」という会社のエージェントの力を借りて再度転職活動を行い、調剤薬局へ転職をして現在に至ります。

2回の転職について、1回目は正直失敗をしたと感じて早い段階で再度転職をしましたが、1回目の失敗があったからこそ、2回目の成功に結び付けることができました。

転職を迷っている方の参考になればと思い、転職の方法についてご説明させていただきます。

1回目の転職は何が失敗だったのか

職場選びの失敗

職場選びにおいて、直近の仕事はMRであったため薬剤師経験が無かったので、研修制度の充実していそうな大手を志望しました。

MRの給与は高額であり、なるべく年収を下げずに転職をしたいと考えたので、ドラックストアを候補としてマツモトキヨシを選びました。

給与面については前もって聞いていた通りで問題はありませんでしたが、研修制度は中途に対しては充実しておらず、あまり成長できそうにないと感じました。

また、自宅から遠く、通勤に1時間半近くを要したため、体力的にもきつく転職を考えるようになりました。

情報収集の失敗


エージェントからはマツモトキヨシであれば大手であるので研修も充実しており、調剤を学べるように調剤専門店での勤務ができるように調節をしてくれると聞いていました。

勤務先については希望通りとなりましたが、研修制度は無意味なものばかりで、独学で勉強をしていかなくてはなりませんでした。

また、同年代(新卒で入社していれば同期に当たる方)の先輩を見ていても正直レベルが低く、わからないことを質問しても見当違いな答えばかり返ってきていたので、働いていて違和感を受けました。

「大手であれば研修がしっかりしている」という固定観念のもとに転職を行いましたが、研修の内容についても確認をすればよかったと反省しています。

転職活動の仕方の失敗


転職エージェントについては、話しやすい良い方に担当をしてもらえたので、大きな不満はありませんでした。

しかし、地方にいたこともあり、電話のみでの応対だったので後回しにされている感覚はありました。

会社によっては地方まで来てくれる転職エージェントもいたので、顔を見て話しをしてくれる会社を選べばよかったと反省しています。

転職失敗から学んだことは何か

職場選びの失敗で学んだこと

職場を選ぶ際には規模も大切ですが、後述するようにスキルアップができる職場を選ぶことが大切であると感じました。

大手であれば研修の機会は多いですが、意味のない研修で時間を取られることも多く、必ずしも勉強になるわけではないということがわかりました。

また、規則が厳しいことも多く、スーツ着用や挨拶の徹底など、中小チェーンに比べても大変な部分も多いと感じました。

情報収集の失敗で学んだこと

情報収集において、転職サイトや転職エージェントを活用するという点については、正しい方法であると思います。

ただし、エージェントの中にはあまりあてにならない人もいるので、仕事のできるエージェントを見つけることも大切だと思います。

転職活動の仕方の失敗で学んだこと

転職についての記事などいろいろと参考にしましたが、転職活動は人生を左右するものであるので、結局は自分自身で主体的に行動しなくてはならないと感じました。

薬剤師として今後も働いていく上ではスキルアップは必須であるので、後述するように何かしらのテーマを持って転職をするとよいと思います。

転職失敗を次にどう繋げたか

職場選びで実践したこと

職場選びについては、あまり規模感にこだわらないようにしました。

結局は自分自身で勉強をしていかなくてはならないので、通勤時間を短縮できる職場や、空いた時間に勉強のできそうな職場を優先しました。

そのような環境こそが、薬剤師としてスキルアップできる職場であると考えました。

処方箋枚数

処方箋枚数が多い方が勉強できるという意見もありますが、あまり極端に処方箋枚数が多いと勉強どころではないので、処方箋枚数が100枚前後の薬局が良いのではないかと考えています。

応需する科目

応需科目については、複数の科目の処方箋を受け取ることができる薬局であればベターですが、最低でも内科に関連する薬局であったほうが良いと思います。

情報収集で実践したこと

転職の成否はエージェントによって左右されるので、いくつか大手の転職サイトに登録をして、最も仕事が出来そうなエージェントに一任するようにしました。
実際に大幅に年収アップのできたよい求人を紹介してもらえました。

転職エージェントは、レスポンスが早く、かつ内容が的を射ている方が良いと思います。

定型文のような案件を惰性的に送ってくる方は、あまりおすすめはできません。

大手の転職サイトにいくつか登録をしてみて、返答からフィーリングの合いそうなエージェントを選ぶと良いと思います。

受けたい会社が決まっている場合では、転職祝い金を出している転職サイトを利用するのも一つの手であると思います。

転職活動の仕方で実践したこと

2回目の転職では、転職エージェントは慎重に選ぶようにしました。
転職サイトへの登録は何社か行いましたが、複数登録したとしても同じ案件を紹介されることも多いので、連絡を取り合う際には1社に絞るようにしました。

転職で掲げたテーマ

今回の転職では、

  • 少しでも早く薬剤師として一人前になること
  • 管理薬剤師としての経験を積むこと

この2つをテーマに掲げました。

転職の時点では薬剤師歴は半年と短かったですが、早い段階で管理薬剤師を任せてもらえる会社をエージェントに探してもらい、応募をしました。

薬剤師としての勉強はインターネットや本を読む、周りの薬剤師や事務さん、MSさんに聞くなど様々な方法があるので、日々情報収集しながら仕事に臨んでいます。

まとめ

転職は人生を決定づける、重要なものであると思います。

はじめに入社した会社が素晴らしい会社であり、そこで社会人人生を終えることが出来ればベストですが、昨今ではそのような働き方が出来ている方は一握りであると思います。

薬剤師は資格職であり、転職の率は高いと言われています。

ある程度の我慢や忍耐も必要ですが、無理をするくらいであれば転職という選択肢をとることも一考すべきでしょう。
この記事が転職の際の参考になれば幸いです。 

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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