年代別転職活動

30代の薬剤師が転職活動で気を付けること

 

30代の薬剤師の市場価値は非常に高く、即戦力としても期待される年代です。
求められることも多いですが、年収などの見返りも増えてくるので、やりがいはあることでしょう。

実力差もついてくる年代でもあるので、これまで以上にキャリアプランを意識していかなくてはなりません。

一方で30代は家族を持つようになる方も多く、ワークライフバランスも考えなくてはなりません。

転職をするのであれば、仕事だけではなく家族との時間も確保できる職場を選ばなくてはならないでしょう。
今回は、30代の薬剤師の転職について考えていきましょう。

薬剤師の30代での転職活動とは

30代の薬剤師の市場価値

30代の薬剤師の市場価値は非常に高く、転職市場においても最も必要とされる年代となります。

薬剤師経験としては、4年制の薬学部を卒業して新卒から働いている場合では8~18年目と、実力も十分な年代です。

大手に新卒で入り、様々なノウハウを持っての転職であれば、中小チェーンにおいては喉から手が出るような人材なのです。

現場のスタッフというだけではなく、管理薬剤師やエリアマネージャー、本部スタッフなど様々なポジションを見据えての採用となるでしょう。

30代の薬剤師に求められること

30代の薬剤師は、企業において稼ぎ頭として実力が求められます。
若い世代の教育や、ベテランをうまくとりまとめていくということも求められます。

30代でしっかりと実力をつけることができれば、40代以降にさらに上の役職に就き、企業を運営していかなくてはなりません。

これまでの患者様に対しての仕事だけではなく、全方位に対する成果が求められるのです。

30代で転職できるところ・できないところ

30代の薬剤師では、ほとんどの企業や業種に転職が可能となります。
(一部、年齢制限のある公務員などにおいては厳しい場合があります。)
体力や記憶力もピークにある世代であるので、やる気次第ではどのような仕事でもこなすことができるのです。

しかしながら、育児が必要な場合や子供が小さい場合などでは、採用の段階において厳しい場合もあるでしょう。

特に女性においては、出産に際して現場を離れる必要があるため、理解の得られない企業では苦労をする場合もあります。

個人薬局のように代わりがいない職場においては、30代の転職は厳しいと考えられます。

また、40代を超えると、大手ドラッグストアなどでは転職が難しくなってきます。
調剤薬局では中小チェーンや個人薬局などは比較的転職がしやすいと言われています。

ドラッグストアなどで正社員としてOTCを学びたい場合には、先を見越して30代のうちに転職をする方がよいでしょう。

薬剤師として30代のうちに経験しておいた方がいいこと


すべての業種について言えることですが、30代という期間は職能を高める上で重要な期間となります。

医師や看護師においても、30代をバリバリと働き、仕事に明け暮れた方においては高い技術を獲得しています。
薬剤師においても、30代の過ごし方は非常に重要なのです。

今の自分にとって何が足りないかということを考えて、今後のキャリアを検討しなくてはなりません。

まずは、これまでの薬剤師人生を振り返り、自分がどのような薬剤師となりたいかを考えるようにしましょう。

  • 高齢者の終末医療として在宅医療をこなす薬剤師
  • 様々な医薬品知識を扱うかかりつけ薬剤師
  • OTCによるセルフメディケーションで予防の段階からサポートすることのできる薬剤師

など、薬剤師としてできることは豊富といえるのです。

身近な先輩や同僚などの中に、自分の目指す薬剤師像を体現している方がいるかもしれません。

広い視野を持って仕事に取り組むと良いでしょう。

現在の仕事の延長上にやりたいことが無い場合や、周りに目標となる方がいない場合には、転職という道を選ぶことも悪いことではありません。

40代以降では転職は少し厳しくなり、望む仕事に就けなくなっていく可能性も考えられます。

30代というのは薬剤師としてのスキルアップの総決算でもあるので、転職をしやすい内に、足りないものを補うことができる職場を求めて研鑽をしていくと良いでしょう。

30代の転職活動で気を付けること

薬剤師の世界は売り手市場と言われていますが、状況は年々変わっていっています。
良い条件の求人はこれまで以上に高倍率となり、実力に応じてお給料が変わることになるかもしれません。

キャリアアップを考えずに漫然と働いていると、40代以降で苦労をすることになるでしょう。

国の求める薬剤師像も、従来の「門前薬局の薬剤師」から「かかりつけ薬剤師」へと変化してきています。
国策に則していないことを続けていたのでは、どこかで破綻をしてしまうかもしれません。

30代の転職が有意義なものになるように、転職先で何を学ぶかということも考えるようにしましょう。

まとめ

30代という年代は、どの職種においても仕事の中心を担う年代です。

今の転職だけを考えれば困ることはありませんが、十分なキャリア形成が出来ない職場に転職をしてしまうと、将来的に困ることになるでしょう。

今後の薬剤師人生を考えたうえで、しっかりとキャリアアップをすることのできる職場を目指していくと良いでしょう。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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