薬剤師5大転職理由

ママ薬剤師の求人探し|小1の壁を超えることができる職場はどこか

 

共働き家庭の子育てにおいて、お子さんの小学校入学が近づくと共に問題となるのが、いわゆる「小1の壁」です。

子どもが保育園から小学校に行くようになると、例えばこのような違いが出てきます。

  • 保育園と違って下校時間が早い
  • 授業参観やPTA総会で、平日の日中に学校に行く必要がある
  • 夏休みや冬休みといった長期休暇がある

子供の生活・学校生活へのサポートが、保育園時代よりも多くなってしまうんですね。

「今のままの働き方を続けるのは難しそう…。」
「小学校入学くらいには復帰しようと思ってたけど、どんな職場がいいのかわからない。」

そんな悩めるママ薬剤師に向けて、今まで転職エージェントとして100人以上の薬剤師の転職に関わってて自身もママ薬剤師である私から、小1の壁を超えるための求人探しのポイントをお伝えします!

今まさに小1の壁問題で悩んでいる方も、これからお子さんが小学生になるという方も、自分にピッタリで家族にも負担がかからない求人探しのために参考にしてくださいね。

ママ薬剤師が小1の壁を越えて働くために大事なポイント

まず「小1の壁」とは具体的にどんな問題を指しているのか、もう少し詳しくお話しますね。

小1の壁とは

  • 保育園と比べ、小学校の学童預かりの時間が短いこと
  • 参観日や家庭訪問など、平日の日中の行事が多いこと
  • PTAや行事の係など、親への負担が保育園よりも大きいこと
  • 春休み・夏休み・冬休みといった長期休みがあること
  • 持ち物のチェックや宿題のサポートなど、親の手が必要となる場面が増えること

これら小1の壁問題をクリアするためには、家庭面と職場面の両方から環境を整える必要があります

小1の壁を超えるために整えたい家庭環境

学童保育を利用する

学童保育とは、共働き家庭の小学生を小学校の空き教室や公民館などで預かってくれる制度のことです。

放課後児童クラブなどと呼ばれることもあり、共働き家庭の預け先として一番スタンダードと言えます。

ただ保育園に比べて預かってくれる時間が短く、平日は放課後から夜7時くらいまで・長期休みを含む休日は朝8時から夜は7時までです。
自治体によってはもっと預かり時間が短いこともあります。

親に残業が発生すると、学童保育だけでは預かり時間が不十分なことも。

家族の協力と理解を得る

ママも働く家庭では、ママだけが仕事と育児・家事の両立をすると体が壊れてしまいます。

子どもの体調不良時にはパパもお迎えに行けるように調整する、食事の用意をするなど、家族全体で毎日の暮らしが円滑に過ごせるように体制を整えて行きましょう。

もちろん子ども自身にも、できるだけ自分のことは自分でやるようにお話しておくと良いですよ。

祖父母のサポートを受ける

こちらは状況によってサポートを受けられる方、受けられない方がいますが、受けられる環境なら可能な範囲で手伝ってもらいましょう。

遠方で普段はサポートしてもらえないという方も、長期休みに1週間程度泊まりに行かせてもらうとママの負担がグッと小さくなります。

子どもも親と離れて生活することで、普段とは違ったことを学び大きく成長できますね。

ファミリーサポート、シッターサービスを利用する

「子どもが小さいときに登録したっきり…」という方が多いファミリーサポートですが、小学生になると働くママの力になってくれます。

ベビーシッターのような使い方をイメージすることが多いですが、実は習い事の送り迎えなどもしてもらえるんです。

特定の曜日だけ学童保育の終了時間に間に合わないという場合も、学童保育から仕事の終了時間まで子供を預かってもらえますよ。

利用には登録が必要なので、一度登録を済ませておくと安心です。
⇒ ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートでは条件が合う人が近所にいないとお願いできないのですが、シッターサービスであれば要望が叶いやすくなります。

KIDSLINEなど大手シッターサービスには、子どもの宿題まで見てくれるシッターさんも登録されていますので「あと1時間が間に合わない…」というときに利用しても良いですね。

小1の壁を超えるために整えたい職場環境

現在の職場で小1の壁を越えられるか早めに確認する

実は一番早めに小1の壁問題を考えたいのは「今は保育園に預かってもらっているので、問題なく働けている」という方。

保育園の預かり時間は長いですし、子どもが未就学児の間は時短制度を利用できる職場も多いですよね。

開局時間・営業時間が長い職場だと、どうしても小学生を育てながらの両立が難しいこともあります。

その場合には転職を検討する必要もあるので、今後どうやって小学校生活と仕事を両立させていくのか、早めにイメージを固めておきましょう。

小学生の子どもがいても働きやすい職場を見つける

働く時間や給与など求人票では同じように見えても、職場の雰囲気や子育てに対するサポートは職場によってぜんぜん違います。

子どもが小学生になるのを機に働こうと考える方、今の職場では小学校との両立が難しいと考える方どちらも、妥協せず小学生の子どもがいても働きやすい職場を見つけましょう。

どんな職場が小学生ママにオススメなのかは、以下で具体的に解説しますね。

転職エージェントがオススメする、小学生のお子さんを持つママ薬剤師さんが働きやすい求人

小学生は学校に行っている時間が短いし、中学生以上のように子どもだけで行動する時間も短いため、働くママが一番悩む時期です。

そんな悩みを少しでも軽くして働くために、私が転職エージェントとしてママ薬剤師さんにオススメしてきた職場の特徴を以下にまとめました。

今から求人を探すという方は、これらの項目をクリアできている職場かどうかをチェックしてくださいね!

小学生ママ薬剤師にオススメする求人の条件①企業として子育てに協力的

求人企業が子育てに協力的かを確認してみる
気になる求人先が、企業として子育てに協力的かどうかまず確認しましょう。

薬剤師は女性も多く活躍している仕事なので、行事に対するシフト調整・突発休への対応など企業として子育てへの支援体制を整えていることが珍しくありません。

転職エージェントとして子育てに対する理解がある企業かどうかを見分けるポイントは「子育て、ワークバランスを重要視されておられる求職者様」がいることをお伝えした際に、子育てしやすい環境の店舗を提案してもらえるかどうかです。

具体的には、育休取得率・時短勤務者が多く在籍する店舗ですね。

そのような提案がない場合には、転職エージェントとしても求職者さんにその企業をご紹介しないようにしています。

求職者さんご自身で求人を見る際にも企業のアピールポイントに子育てについての記載があるかを見ると、ある程度の目安になります。

小学生ママ薬剤師にオススメする求人の条件②店舗として子育てに協力的

企業として子育て中のママ薬剤師に配慮していても、店舗責任者が非協力的というケースもあります

企業ホームページに「子育てママを応援しています!急なお休みも大丈夫です!」と書いてあっても、配属先の店舗に子育て中のスタッフがいないと突発休への理解を得るのは難しいです。

実際に配属予定となる店舗の店舗責任者が未婚か既婚か、また子どもがいるかどうかは判断材料の1つになりますね。

当然聞きにくいことだと思いますので、代わりに転職エージェントに確認してもらってください。

店舗責任者に子供がいなくても、子育てスタッフの在籍年数が長いのであれば、子育て中でも働きやすい環境だろうと推測できますよ

こちらも転職エージェントが「こちらの店舗に子育てと両立されている薬剤師様は在籍されておられますか?」など求職者の代わりに確認できます。
今は子育て中のママ薬剤師がいないと回答された場合には、過去にはいたかどうかも確認したいところ。

過去にはいたけど現在ママ薬剤師がいないとしたら、今はいない理由が重要。

  • 旦那さんの転勤など本人の事情で退職したから
  • 子育てとの両立が難しく異動・退職したから

この2つでは全然意味合いが違いますよね。

担当の転職エージェントに、子育てママの勤務状況については突き詰めてチェックしてもらいましょう。

小学生ママ薬剤師にオススメする求人の条件③応援人員がもらいやすい

ママ薬剤師が休んだら「残ったスタッフが頑張る」という対応をする職場は多いもの。

これでは仮に企業・店舗として子育てに理解があったとしても、何度も急なお休みや行事に対する調整をしてもらうのは気が引けてしまいますよね。

自分以外にママ薬剤師がいて、その人が休んだ時にも大変です。

そこで重視したいのは、休んだ人の代わりの応援(ヘルプ)がもらえるかどうか。

基本的には企業規模が大きく、近隣にヘルプ対応可能な店舗があることがポイントです。

ただし規模が大きくエリア内に薬剤師が多くても、各店舗にはギリギリの人員しか配置していないこともあります。

実際にヘルプは出せているのか、複数急なお休みが出たらどのように対応しているのかは、シッカリ確認しておきたいですね。

最近は店舗に属さないラウンダー人員を配置させて、ヘルプ枠を補うという運営をしている企業もあるので、そういった企業はより安心です。

小学生以上の子供がいるママは、パートじゃないと難しい?

正直なところ、小学生ママで働いている方はパート勤務の方が多いですよね。

行事やPTAなどに対応することを考えると、正社員は無理かな…と考えるママ薬剤師も多いようでした。

ただ、勤務時間が難しいパートだとしても、上でご紹介した条件を満たせない職場は続けるのがかなり大変。

企業・職場の理解がなくヘルプもないと、子どもの急な体調不良や行事ごと・習い事でのシフト変更に対応してもらえないからです。

逆に言えば、正社員・契約社員といったフルタイム勤務でも、家庭環境を整えた上で働きやすい職場を選べば問題なく家庭との両立は可能ですよ

でも私が転職エージェントとしてお話してきたママ薬剤師の中には
正社員は完全に1人として数えられているので、急に休んだり遅れて迷惑をかけるのが申し訳ない。」と感じる方も多かったです。

同じ悩みを持っていたけど、現在は克服されて上手に家庭と正社員の仕事を両立されている方のお話を伺いました。

前に、先輩のママ薬剤師から「できる限り働く、でも無理なものは無理と割り切る」というアドバイスをいただいたことで、気持ちが楽になりました。
中略
学級閉鎖や体調不良、インフルエンザなどの感染症の場合は、仕事は休むしかありません。職場には申し訳なく気を遣いますが、私の場合はこれまでの経験で子供に無理をさせてしまったという罪悪感の方が辛かったので、割り切って休むことにしています。

40台前半 東京都

もちろん「子どもがいるんだから仕方がないでしょ!」みたいな態度はNG

そうは言っても周囲を気にしすぎて子どもや家族に負担をかけては、仕事を続けること自体が難しくなってしまいます。

急な発熱や体調不良は仕方ないことであり、自分しか子どもの看病をする人がいないなら休むしかありません。
ある程度は割り切り、気にしすぎないことも大切です。

その分出勤しているときには率先して仕事し、サポートしてくれる周囲に感謝を忘れずにしていればOKですよ
子供の急な体調不良では無理せず休む。その分出勤しているときには率先して仕事する
正社員・契約社員はパート社員に比べ給与が多いので、その分子供の学費や娯楽などかけられるお金も増えますね。

小学生がいるとパートでしか働けない…なんてことは決してないですし、フルタイム勤務で働いているママ薬剤師はたくさんいるので、いろいろな選択肢を検討してみてくださいね。

ママ薬剤師が働きやすい職場はどこか

現在多くの薬剤師が選ぶ職場は、病院・調剤薬局・ドラッグストアのいずれかです。

どの職場でも、シッカリ求人を選べば小学生ママ薬剤師が働くことは可能なんですが、実は一番オススメなのはドラッグストア

その次にオススメなのは調剤薬局、小学生ママ薬剤師には条件が合いにくいのは病院です。

今まで働いたことがある職場を復帰先に選ぶ方が大半ではありますが、小学生ママの仕事先としてドラッグストアも検討してみてください。

小学生ママ薬剤師の職場:ドラッグストアについて

まずは実際に、ドラッグストアで働いているママ薬剤師の声を聞いてみましょう。

大手ドラッグストアで正社員として働いているママ薬剤師

時短勤務を利用し、日祝日はお休みで働いています。
今働いている企業では、子供が小学校6年生の学期末まで時短勤務が可能です。
最大2時間短縮可能なので、9:00~17:00または9:00~16:00勤務となります。
時短勤務の人は早番しか入らないですし、残業もないように調節してもらえます。
私は日祝休みにしていますが、土日休みも希望によっては可能ですよ。

ママ薬剤師は子どもの体調不良で急な休みを取ることがあるので、社員数の多い店舗に配属となります。
社員が多ければママさん薬剤師が急に来れなくなっても、他の社員が代わりに出勤することができるからです。
そういった配慮があるので、小学生の子供がいても正社員として問題なく働けていますよ。

20台後半 東京都

大手ドラッグストアで契約社員として働いているママ薬剤師

転勤がない契約社員として働いており、日祝休みのシフトです。
子どもが中学生になるまで(小学校6年生の終わりまで)時短勤務が利用でき、1~3時間希望に合わせて短縮可能です。
私は今は子供がまだ小さいのでフルタイム勤務ですが、小学生になったら時短制度を使う予定です。

基本的に時短利用者は早番のみですが、朝遅く出勤する方が都合が良いということで遅番で時短にしている人もいます。
契約社員の方が条件の融通も効いたりとメリットが多いので、女性は契約社員が多いですよ。

30台前半 宮崎県

ドラッグストア求人がママ薬剤師にオススメの理由

ママ薬剤師にオススメ求人その1ドラッグストア

時短勤務が子どもが中学生になるまで利用可能

時短勤務制度は「育児・介護休業法」で決められた制度であり、どんな職場でも法律上は子供が3歳になるまで利用可能です。

調剤薬局では子どもが小学生になるまで時短勤務可能という企業が多いですね。

そんな中でマツモトキヨシなど大手ドラッグストアは、中学生になるまで時短が利用できる企業が多く存在しています。

先にご紹介した実際にドラッグストアで働くママ薬剤師も、時短勤務を利用して上手に子育てとの両立をしていますね。

他にも数名のママ薬剤師さんにアンケートをとったところ、9時~16時で働く方がほとんどでした。

更に時短社員の場合は勤務時間が短くなるだけではなく、次のようなメリットもあります。

時短社員のメリット

  • 早番に回してもらえる。遅番になることはまずない。
  • 応援や転勤はならない。店舗の異動はあり得る。
  • 日祝の勤務を免除(GWのように祝日がずっと続くような時は何日か出勤してもらうことはあり)

時短制度を利用して16時に仕事が終わるなら、小学生の子どもがいても無理なく働けますね。

ただし、時短制度を利用できるのは、一般的に入社1年後に該当年齢の子どもがいる場合です。

入社してすぐに時短制度を利用することはできないので、契約社員・パートとして入社し正社員に昇格の上で時短制度を使うことになります。

人数が多くフォローがしっかりしている

ママ薬剤師においては、お子様が急に熱を出したなどで、急遽休まなくてはならない場合があります。
そのような際には、もともとの人数の多い職場であれば対応してもらいやすいものです。

ドラッグストアは個人の店舗は少なく、基本的に大手企業となります。

ママ薬剤師であれば、在籍している人数が多くてフォローしてもらえる職場に、優先的に配属してもらえます。

気を付けなければならないのは、大手ならどこでもいいというわけではありません。
一部のドラッグストアは店舗拡大を急ぐあまり、薬剤師の補充が追い付いておらず、慢性的な薬剤師不足に陥っている場合があります。

下記の記事から、「1店舗当たりの薬剤師数」や「常勤薬剤師の割合」を参考に、フォロー体制が整っているドラッグストアを選んでください。

ママ薬剤師にオススメのドラッグストア求人の特徴

営業時間が長いのでママ薬剤師の選択肢として挙がりにくいドラッグストアですが、時短勤務制度・フォロー体制を考えると働きやすい環境と言えますね。

そのドラッグストアの中でも、ママ薬剤師のオススメできるドラッグストアの特徴は以下のとおりです。

時短勤務利用者が所属している

子どもが中学生になるまで時短勤務が利用可能な企業でも、忙しすぎてそれが難しい店舗も存在します。

さらに時短勤務者がいない中で、自分が時短勤務をするのは雰囲気的にハードルが高いもの。

配属予定の店舗に正社員・契約社員の時短勤務者がすでに所属している求人を選ぶのが安心です。

配置人数の多い調剤併設店

OTC限定の店舗で1店舗に必要な常勤薬剤師数は、1~2人。

2人出勤予定の日にママ薬剤師が急遽休んでも、それほど大変ではなく残りの1人で仕事がこなせることが大半です。

調剤併設店であれば、ヘルプ体制はさらに整います。

フルタイムの正社員は調剤部門とOTC部門を兼任していることが多いため、ママ薬剤師が休んだ場合には兼任スタッフが代わりに入ることができます。

特に常勤薬剤師の多いドラッグストアはヘルプ体制が整っており、ママ薬剤師にも正社員にも負担がかかりにくいですよ。

ドラッグストアのよくある疑問

その他にもママ薬剤師がドラッグストアで働く場合に気になるポイントを、ドラッグストア勤務の女性薬剤師さんにお聞きしました。

Q1.

ドラッグストアの場合、立ちっぱなしやレジ打ちなど、体力的にきつくないです?

A1.

立ちっぱなしやレジの仕事は、慣れてしまえばそこまで苦にはなりません。
薬剤師の多くは基本的には立ち仕事であるので、妊娠などしていない限りは問題ないです。

Q2.

残業が多い店舗で「時短勤務のママ薬剤師」の場合、いくら上司が認めているとはいえ、「時短です」と言って早々に帰っていくと、他のスタッフから顰蹙(ひんしゅく)を買ったりしないですか?

A2.

雇用条件として明記もされているので、ママ薬剤師には残業させるわけにはいきません。仕方ないということも周りが把握しています。

お給料も違っていますし、自分が子育てをする際にはお互い様となるので、うちの店では特に顰蹙を買うようなことはありませんでした。

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ドラッグストアについてもっと知りたい方は

こちらの記事では、ドラッグストアに勤務するママ薬剤師の方数名の事例を掲載しています。
正社員・契約社員・パート、それぞれでどんな働き方ができるのか、ドラッグストアでの時短勤務にはどんな特徴があるのかをご紹介しています。

小学生ママ薬剤師の職場:調剤薬局について

こちらも、まずは実際にママ業と調剤薬局の仕事を両立させている人の声を聞いてみましょう。

中規模調剤チェーン店で契約社員として働いているママ薬剤師

平日9~17時、土日祝日休みという契約なので、家庭と両立しやすく助かっています。
学校行事と子供の突発休みを理解してくれる職場にこだわって探しました。

平日17時までさらに土日祝日休みで子育てに理解もある職場となるとなかなか見つかりませんでしたが、今の職場は人手不足だったようで希望条件通り採用していただけました。
1つ誤算だったのは「中規模チェーンだから休んだときはヘルプが来るだろう」と思っていたことです。
実際にはヘルプが来なくて少ない人数で仕事をするため、ちょっと休みにくいと感じています。
今の参観日はほぼ土曜日なので、土曜勤務がない薬局を選びました。
家庭訪問や先生との面談は平日なので、予め午後の半日を休みにしています。

40台前半 東京都

小規模調剤薬局で正社員として働いているママ薬剤師

週40時間の勤務で平日は9~18時、土曜日は半日の勤務です。
近隣にグループ店舗はありますが他店舗よりヘルプが来る事はなく、出勤している薬剤師で回しています。
やはり子供の急な発熱などで休んでしまうことはありますが、他の薬剤師も体調不良などで急に休む事はありますので、みんなで協力して乗り切っているという感じです。

参観日などが平日にあるときの対応ですが、シフト作成時に分かっていれば週休を当てています。
土曜日に出勤することで週の中に休みを作れるので、その分平日の用事は問題なくこなせています。
もしシフト作成後に行事などが分かった場合は、他のスタッフに週休を代わってもらって対応しています。

30台前半 大阪府

調剤薬局がママ薬剤師にオススメの理由

18時固定退社・日祝休みの希望が叶えやすい

最近では遅くまで開局している調剤薬局もありますが、18時遅くても19時くらいには終了する調剤薬局が大半。

つまり特に早番の指定をしなくても18時には帰れますし、残業なしという調剤薬局も特に珍しくはありません。

18時なら学童保育を延長すればお迎えに間に合うと思いますが、もう少し早く帰りたいという方は契約社員という働き方を選んでも良いですね。

日祝は調剤薬局自体がお休みのことが多いのでちゃんと休めます。

土曜日は隔週出勤が求められることがありますが、その分平日に休みを作れるので学校の用事に充てることができます。

求人数が多いので希望の職場を見つけやすい

時短勤務制度やフォロー面ではドラッグストアの方が優れているのですが、求人数が少ないことがネックに。

一方調剤薬局の子育て支援はそこまで優れてはいないものの、求人数が多いので色々な選択肢があります。

自宅からの距離・終了時間の早さ・土曜出勤の有無など人によって優先したい条件は違いますが、多くの求人があるため自分の希望に合ったものを見つけやすいです。

急な退職が重なったなど人手不足に困っている薬局であれば、こちらの希望に合わせて条件を変更してもらえることも。

「ちょっとだけ条件に合わない…」という場合には、転職エージェントを通じて条件の交渉をしてみるという方法もありますよ。

ママ薬剤師にオススメの調剤薬局求人はどこか

「ママ薬剤師歓迎!」という求人を見かけることも多い調剤薬局。

多くの求人の中から本当にママ薬剤師が働きやすい職場を見極めるためには、以下のポイントに当てはまる求人を見つけるのがオススメです。

総合病院前の調剤薬局

大学病院などの総合病院は外来診療終了時間が早く、それに合わせて調剤薬局も17時までということが珍しくありません。

地方によっては土曜日の午前診療があり土曜日の隔週勤務を求められるかもしれませんが、日祝休みで早い時間に退勤したいママ薬剤師にはピッタリの条件と言えます。

在宅専門薬局・透析クリニック門前薬局

ママ薬剤師におすすめの求人その2在宅専門薬局・透析クリニック門前薬局
こちらの2つの専門性が高い薬局は、多くが18時以前に営業が終了します。

さらに土日は専属アルバイト薬剤師や、他店からの応援人員を利用することで、土日祝固定休みという条件で求人が出ることがあります

家庭との両立がしやすい正社員求人ではありますが、その分年収のベースは他よりも低く提示されることが多い印象です。

注意したいのは、在宅専門ではない薬局で在宅を扱っている薬局ではママ薬剤師の勤務が大変なケースが多いことです。

ママ薬剤師以外の正社員が在宅を担当しますが、その薬剤師が帰ってくるまでは他の薬剤師が帰宅できず、残業になりがちというのが理由となります。

正社員の割合が多い調剤薬局

店舗にパート社員や派遣社員が多いと、急に休んだ人がいるときに正社員にかかる負担が大きく休みにくい雰囲気になってしまいます。

店舗に所属している薬剤師数は多いけどほとんどがパートという薬局だと、シフトの融通も効かせにくいのでママ薬剤師が子どもの用事をこなしながら働くのは大変です。

1店舗当たりの常勤薬剤師の割合が高い店舗を選ぶと、ママ薬剤師の急な休みで周囲に負担がかかりにくく、シフトの融通もしてもらいやすいということ。

各大手調剤薬局にどれくらい常勤薬剤師がいるのかは、先ほどもご紹介したこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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小学生ママ薬剤師の職場:病院について

病院や診療所の仕事は、ドラッグストアや調剤薬局に比べるとママ薬剤師にオススメしにくい職場です。

その理由と、どうしても病院で働きたい場合にはどんな求人を選べば良いのかとお伝えします。

病院がママ薬剤師にオススメしにくい理由

実は総合病院であれば基本シフト8時半〜17時、月2~3回の当直(17時or18時〜翌朝9時まで)というスタイルで、両立されている女性薬剤師さんもよく見られます。

ただ残念ながら、総合病院求人は一般の求人サイトや紹介会社へ回ってきません。

新卒として入社し産休を経て復帰した薬剤師さんで、賄えてしまうからですね。

総合病院以外の病院求人であれば出ては来ますが、ママ薬剤師にあえてオススメしにくい理由はこちら。

病院がママ薬剤師にオススメしにくい理由

  • 労働の割に、給料が安い
  • 担当の病棟などがあると、緊急のお休みの際に休むことが難しい
  • 他店からの応援といった、柔軟性がない

男性薬剤師で、奥様が休みを取得しやすい環境などであれば、病院薬剤師という選択もあるでしょう。

しかしながら、ママ薬剤師のワークライフバランスを考えた際には、病院はかなり厳しい選択肢となるのです。

現状では、小さいお子様がいるママ薬剤師さんは、病棟業務を外すなどの対応をしているところが多いようですが、人数的な兼ね合いもありいろいろと大変なようです。

ママ薬剤師が病院で働くなら?

小学生ママにはオススメしにくい病院求人ですが、以前病院で働いていたので慣れた環境で働きたい方もいるかとは思います。

小さなクリニック・診療所は住宅街にあるので、自宅から近くに求人が出ているなら検討してみたいですね。

特にクリニックや診療所と呼ばれる病床数19床以下の施設では、夜勤が全くないことも。
まれに8時~17時など早い時間帯での募集が出ていることもあります。

ドラッグストア・調剤薬局に比べると給与はグッと安くなりますが、自宅からの距離・勤務日数や時間帯の面で条件が合うなら検討する価値があります。

ただし、ごく少ない薬剤師で運営していることが大半なので、突発休や学校の行事などにどの程度理解があるかは事前にシッカリとリサーチしておきましょう。

土曜に働きたくないママ薬剤師向けの求人と働き方

ドラッグストア・調剤薬局・病院のいずれを選んでも、かなり根気よく探せば正社員で土日祝日を完全に休みにすることは不可能ではありません。

ただ土日祝に休みを取れる求人が多いわけではないので、エリアや勤務時間の条件によってはなかなか見つからないことも。

土曜に勤務すると平日に休みが取れるというメリットはありますが、家族に休みを合わせたいので土曜休みを希望するママ薬剤師も多いですね。

「なかなか土曜休みの仕事が見つからないけど妥協したくない…。」

そんな方に3つの解決方法をお伝えします。

企業の薬剤師として働く

ママ薬剤師におすすめの求人その3企業
企業は完全土日祝休みで、17時か18時に退社が可能です。

盆正月も会社が休みのため、気兼ねなく休むことができます。
東京や大阪などの大都市では、ある程度求人があるため狭き門ではありません。

こちらの体験談のママ薬剤師さんも、9時~17時勤務の契約社員として、完全土日休みで働いておられます。

ワークライフバランスがよいからといって給料が安いわけでもなく、同じような境遇のママ薬剤師さんも多いため、非常に働きやすいといいます。
大都市在住のママ薬剤師さんには非常にオススメできる働き方です。

しかしいくらオススメと言われても、家事育児をしながら新しいことにチャレンジするのはとても勇気のいることです。

病院や調剤薬局などの医療現場でしか働いたことがないのに、未経験の企業という職場で働いていけるのだろうか…。
企業で働くためのスキルや考え方が備わっていないのではないか…

そんな不安が頭をよぎりますよね。

そこでさきほどの体験談の執筆者であり、実際に病院薬剤師から企業のDI職に転職されたママ薬剤師Mさんに、未経験者が企業で働くためのアドバイスをお聞きしてみました。

Q1.

調剤薬局など、企業で働いた経験のない薬剤師さんは企業で働くことに不安を感じるようです。
Mさんの職場にも、企業での勤務経験のなかった方もみえるのではないかと思います。
そこで、「企業の勤務経験がなく、働いていけるか不安に思っている方」に、企業未経験でも働けるかどうかのアドバイスと、面接対策のアドバイスをいただけないでしょうか。

A1.

ここの職場の皆さんの多くは、企業での勤務経験のなかった方が多く、調剤薬局や病院勤務であった方が多数です。
元々持っている薬学的知識や、調剤薬局や病院勤務で患者さんを相手にコミュニケーションを取っていたことが生かされると思います。
面接ではこれまでの経験をどう活かせるかなどを聞かれるかと思いますが、患者さんに対して噛み砕いた言葉で分かりやすく相談にのってあげて感謝された事例や、医師からの問い合わせにどう対応したかなどの事例を織り交ぜられたらよいのではないかと思います。

妊娠中の方、産後復帰された方も働いているので、子育て中の同じような境遇の方もいらっしゃると思います。
体力面としては、デスクワークなので、立ち仕事よりよいと思います。

Q2.

給与面に不安を感じる方も見えるようです。
未経験・正社員の場合ですと、年収でいくらくらいになるのでしょうか?
どのような経験があるとプラスに働くのか、もしご存じでしたら、そのあたりも知りたいです。

A2.

9-18時の正社員だと年齢にもよると思いますが、350〜400万円スタートぐらいだと思います。
調剤薬局からすると低く感じられると思います。
コールセンターで医療従事者や患者さんからの問い合わせになるので、コミュニケーション能力が高いとよいと思います。
実際にお薬相談窓口に掛けたことがあったりすると、どういった対応をするのか実際に分かると思います。

Q3.

「家事育児をしながら新しいことにチャレンジする」ことに対して、アドバイスいただけないでしょうか。

A3.

新しいことにチャレンジするのは不安がつきものだと思います。
初めの半年は有給がとれない(無給では取れますが欠勤扱いになります)状況でご主人にどれだけ頼れるかや、仕事のことも気軽にご主人や友人に聞いてもらえることで、心の負担は軽減できるのではないでしょうか。

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派遣薬剤師として働く

ママ薬剤師が家庭と仕事を両立させるなら一番都合をつけやすいのはパート勤務ですが、パートのデメリットは時給(年収)が低いこと。

派遣はパートと同じように時給制の契約ですが、パートと比べて時給がずっと高いのが特徴です。

派遣の場合、就業曜日・時間・残業の可能性、対応可or可について契約時に細かく決めます。

万が一契約と実際の仕事内容が異なる場合は、派遣会社が間に入りますので、就業時間や残業の点で、トラブルになることはありません。

パートとして子供が帰ってくる時間に合わせて働きつつ空き時間に派遣就業をする、パート+単発派遣のダブルワークという方法もあります。

特に土曜の単発派遣は時給が高いのでオススメです。

この方法なら夫の休みに合わせて働くことができるので、家族と協力しながら働けますね。

薬剤師のダブルワークについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

転職サイトに登録して良い求人が出るまで待つ

「〇月までにどうしても転職したい!」というわけではないなら、良い条件の求人が出るまで待つという方法もあります。

自分で求人サイトや企業の求人をチェックし続けるのは限界がありますが、転職サイトに登録しておけば条件の合う求人が出た時点で連絡をもらえます。

まずは家庭にて「どんな条件の職場なら問題なく働けるか」を話し合い、希望の条件を転職エージェントに伝えておきましょう。

転職エージェントにもいろいろな人がいますので、2~3社登録して信頼できる人を見つけておくと良いですね。

「話をよく聞いてくれて連絡がマメ」さらに「条件に合わない求人を無理に紹介しない」エージェントが信頼できるエージェントですよ。

ママ薬剤師が小1の壁を越えることができる求人の探し方 まとめ

保育園時代には預かりで上手く働けていても、小学生になると子どもの帰宅時間が早まったり時短制度が使えなくなったりと、いわゆる小1の壁問題で正社員を続けられないと考えてしまう方も。

ママ薬剤師さんの転職活動をお手伝いしていると、
「遅番できないし、求人ないですよね」
「ワガママばかり・・・こんな要望を聞いてくれる企業様は慢性的な人手不足に違いない」

こんなマイナス思考に陥ってしまう方も多いんですよね。

ただママたちが思っている以上に、経験豊富なママ薬剤師を必要としている企業・求人は多いんですよ!

確かに小1の壁問題は働くママたちの1つの悩みではありますが、ベテランの女性薬剤師・職場の先輩女性薬剤師なども超えてきた道です。

家族や学童保育など育児サポートだけではなく、そういった先輩ママ薬剤師も力になってくれますよ。

「子どもが小学生だから…」
「急に休むと迷惑だから…」
なんて一人で悩まず、一度転職エージェントに相談してみましょう。

職場・企業そして転職エージェントが、やる気あるママ薬剤師からの連絡を待っています!

元エージェントのママ薬剤師がオススメするママ向けの転職サイト

最後に私がママ薬剤師さんにオススメする薬剤師求人サイトを、ランキング順で3つお伝えします。

どのサイトも良い点悪い点はありますが、上でもお話した通り一番は「担当者が信頼できること」。

薬剤師の求人サイトや派遣会社はいくつ登録しても薬剤師側に金銭的な負担などはありませんので、いくつか登録して自分が一番良いと感じるエージェントにお願いしましょう!

オススメ1 マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

「求職者のニーズにベストマッチする求人を見つけること」を重視しているため、転職者の満足度が高い転職サイトです。

親会社が大手人材関連企業なので、大手企業との繋がりが太く掲載求人数も多いですが、20~40店舗の中堅チェーンや個人薬局にもシッカリ営業しているので、幅広いジャンルの求人があります。
ドラッグストアの求人数も業界最多です。

求職者からヒアリングした希望と、企業から収集した情報の2つを活かし、求職者・求人先の希望をしっかりマッチさせることから、実際に求職者に人気がある転職サイトですよ。

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オススメ2 薬剤師転職ドットコム

薬剤師転職ドットコム
薬剤師転職ドットコムは女性の転職エージェントが多く、気さくで話しやすい方が多い印象。

エージェントにもワーキングママが少なくないので、ママ薬剤師の気持ちや大変さを理解した上で、求人を探してくれます。

パートや派遣求人も多く取り扱っているので、いろいろな働き方に柔軟に対応してもらえます。

ワーママやワークライフバランス重視の薬剤師が気軽に相談をしやすいサイトですが、正社員紹介となると、他の大手サイトに比べると少し立場が弱いと感じます。
そのため、2番目のオススメとさせていただきました。

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オススメ3 薬キャリ

薬キャリ
薬キャリは、親会社であるエムスリーが医療系の人材紹介会社としてかなり有名で、企業から求人掲載の依頼がかかりやすいです。

企業への転職を考えているママ薬剤師さんは、登録必須といえますよ。

求職者・求人先どちらともメール・電話でのやり取りが中心となり、効率を追求しているため求人数が業界一です。

面談に時間をかけないので相談しながら転職したい方には不向きですが、転職に手軽さを求める方には向いています。

実際に転職目的が明確で、行動力のある薬剤師には「スピーディーに転職ができる」と評判ですよ。

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カオリ

カオリ

大学病院に臨床薬剤師として勤務後、中規模薬局、全国チェーン調剤薬局のエリアマネージャー、本社教育部を経験。その後転職紹介会社に籍を置き、100名以上の薬剤師様のお手伝いをさせて頂きました。 薬剤師として現場で働きたいとの思いから、全国チェーン調剤薬局に転職し、現在はプレイングマネージャーとして勤務しています。 趣味は子育て、薬剤師の副業ビジネスの構築。

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