薬剤師5大転職理由

ブランク明けのママ薬剤師が働ける職場と働き方

 

現在では出産や育児の期間における制度が拡充されており、結婚や妊娠をしたとしても退職をしない方が増えています。

しかしながら、寿退社を選ぶ方もいまだに多く、その後の復帰の際の就職に悩みを持つ方も少なくはありません。

また、産休・育休休暇を取得した後に退職をして、別の職場で働き始めるという方もいるので、そのような場合にも職場の選択をしなくてはなりません。

今回は、ブランク明けママ薬剤師さんの働き方として、特に出産・育児後の働き方についてご説明いたします。

ママ薬剤師はどのような働き方ができるか


働き方としては、実家暮らしでお子様をみてもらえる場合と、保育園を利用する場合で少し異なります。

多くの方は保育園を利用されると思いますが、朝に保育園にお子様を預けてから出勤をし、夕方迎えに行ってから帰宅をするというケースが一般的となります。

具体的には、9時出社、16時退勤という形で働く方が多いです。

パートで働くにしろ、正社員の時短勤務を利用するにしろ、ママ薬剤師は残業が無いように配慮してもらえることが多く、基本的には16時きっかりで帰ることができるでしょう。

勤務日数の目安

勤務する日数について、H30年の診療報酬改定では育児・介護休業法で定める期間(最長2年間)においては、“週24時間以上かつ週4日以上”がかかりつけ薬剤師の要件となりました。

出産後の目安としてはこの1日当たり6時間、週4日の勤務が目安となるでしょう。
育児休業給付を受けられる方においては、この期間の後に働く場合では対象外となってしまいますが、国の目指すママさん薬剤師の働き方の目安とお考え下さい。

もちろん、慣れるまではさらに少ない時間から勤務をしていくことも可能です。

薬局の理解さえ得られれば、半日の週2日からゆっくりと慣れて行くなど、様々な働き方ができるのです。

ママ薬剤師がスキルアップしたい場合

仕事にも慣れてきてスキルアップをしたいと考える場合には、同じ薬局で働く時間を増やすのではなく、ダブルワークという選択肢もあります。

複数の薬局で、異なる科目を経験することで、ブランクの間に鈍っていた仕事の勘を取り戻すとともに、スキルアップすることができるでしょう。

ブランク明けママ薬剤師にはどんな職場がオススメか


ブランク明けで処方箋調剤のカンを取り戻すためには、処方箋の数をこなすことが重要となります。

応需している科目としては、基本的には内科が良いと考えられます。
面などで、それ以外の科目も応需している薬局であれば、より望ましいでしょう。

あまりに枚数が多すぎる職場では、体力的にきついだけでなく仕事が分業されているために、決まった仕事しかさせてもらえない場合があります。

そのような働き方ではカンを取り戻すことは難しくなるので、枚数の多すぎる職場は避けた方が良いでしょう。

具体的には、100~150枚を超えてくると忙しい店舗となり、200枚以上の規模となると基幹店舗であると言われています。

働く会社の規模

働く会社の規模としては、ある程度の規模の会社である方が良いと考えられます。

理由としては、在籍している人数も多くヘルプなどの体制も整っているので、小さいお子様を持つ薬剤師さんには働きやすい職場であると言えるでしょう。

調剤経験者の有無による違い

ブランク前に調剤で働いていた薬剤師さんは、ブランク明けに働き始める場合においても、比較的スムーズに働き始めることができると言われています。

もちろん医薬品は日々進歩しているので、ある程度は勉強をしなくてはなりません。
しかしながら、数年のブランクであれば大きな問題になることはないでしょう。

調剤経験のないママ薬剤師さんの場合

一方で、ブランク前の仕事が調剤以外であった場合には、少し苦労をするかもしれません。

薬学部の卒業から時間が経っており、育児の負担があるために、周りの新卒薬剤師よりも不利な状況となってしまうのです。

勤務できる時間も常勤正社員に比べると短くなってしまうので、周りに追い越されていくプレッシャーを感じるかもしれません。
そのような場合には、大手よりも産休育休明けのフォローアップがしっかりとしている企業で働くと良いでしょう。

小規模チェーン調剤などでは、長期的な雇用を見据えて産休明けのフォローアップに力を入れている会社もあります。
そのような会社であれば、調剤未経験・ブランク明けの方でも働けることでしょう。

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ブランク明けママ薬剤師が気を付けること


ブランク明けであっても、ある程度若い方であれば、勤務をしていくうちにいずれは慣れていくものです。
体力面についても次第に慣れてくるので、そこまで気にすることは無いでしょう。
むしろ、保育園などを利用できることで、お子様にかかりきりになることが無くなり、精神的な負担が減るという方もいるのです。

ママさん薬剤師が一番悩むこと

ママさん薬剤師が実際に働き始めた後に悩むことは、シフトについての内容がほとんどであると言われています。

出勤時間や退勤時間、緊急時(お子様が熱を出した場合など)のお迎えやお休みについて、理解を得られない職場であれば、いろいろと問題が出てくるのです。

働く始める際には、そのようなフォローがしてもらえるかどうか、確認をするようにしましょう。

「休みが取りやすいよ」といった漠然とした回答ではなく、

  • これだけの人数がいるからフォローできる
  • 応援体制がしっかりしているので、急な休みにも対応できる

など、具体的な理由を確認しましょう。

シフト調整のうまくいっている薬局の例

筆者の知っている個人薬局では、パートさんのシフトは全てパートさんに任せ、経営者である管理薬剤師はシフトに一切口出しをしないのだそうです。

パートさんは自分たちで相談してシフトを決めれるので不満になることが少なく、「今週は土曜休みを譲ってもらったので、来週は私が土曜でるわ」といった感じで、困ったときはお互い様で助け合っているそうです。

そのためもあってか、薬剤師の退職者は驚くほど少ないそう。

このように、中小でもシフト管理に気を遣っている薬局であれば、パートで働くママ薬剤師さんでも働きやすそうですね。

ママ薬剤師に大手は狭き門

前述のとおり小さいお子様を持つママさん薬剤師の場合、大手の方が働きやすいですが、大手であれば面接ではじかれてしまう場合があります。

大手ではもともと新卒で入社した方が育児休暇を取得しており、慢性的に早朝や夜間の人手が足りないという現状があります。

産休育休はとりやすいけど、産休育休中の人がかなり多く、通常勤務をしている正社員に負担がかかっているのです。
中途採用をする人材としては、小さいお子様を持っていない方などが優先されてしまいます。

転職エージェントなどを活用して、小さいお子様を持っていても問題のない職場を紹介してもらうと良いでしょう。

ブランク歓迎の求人も存在する

先ほども述べたように、中小では大手との差別化のため、中途の教育体制に力を入れている薬局もあります。
薬剤師確保のため、ブランクありの薬剤師さんを積極的に受け入れているのですね。

実際に「ブランクありの方歓迎」という求人も存在します。
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1つは、提携している認可外保育園に優先入園の権利。
もう一つは、期間の制限はあるものの、保育園料金の一部割引。
補助枠に限りがあるものの、このようなサービスに力を入れているのは非常に好感が持てますね。

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まとめ

昨今では小さいお子様を持っていても、共働きで働く家庭が増えてきています。

世間的にも少子化の対策の一環として、小さいお子様を持つ方の働き方は見直されてきています。

薬剤師の世界では時短勤務など、小さいお子様を持つママ薬剤師さんの生活スタイルに合わせた雇用形態をとっていることが特徴です。
仕事と家庭を両立させられる職場を探すようにすることが、重要と言えるでしょう。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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