薬剤師の転職体験談

地方勤務を選んだ薬剤師の年収アップ転職体験談

 

地方の調剤薬局に転職することでドラッグストアよりも年収アップしたNさんの例

薬剤師の業界において地方勤務とは、給料はいいけど人手不足で忙しいといったように、ワークライフバランスが悪いイメージが強いです。

しかし、実際はどうなのでしょう?

ドラッグストア調剤併設店から地方の調剤薬局に転職したNさんの体験談を見てみましょう。

ドラッグストアからの転職理由


新卒で大手ドラッグストアチェーンに入社しました。
全国展開しており、好きな勤務地を選べることと年収も悪くないというのが決め手です。

無事に薬剤師になり、埼玉の調剤併設店へ配属が決まりました。

自宅からの通勤時間は30分ほどだったので、そこまで遠くない距離ですね。
最初は特に仕事に対して不満はなかったのですが、徐々に仕事に対して嫌だなと思うことが増えていきました。

働いていて辛かったこと

  • 薬局を閉めてから一包化を作らないといけない。もちろん残業代は出ない。
  • 勤務時間が終わってからも残って仕事をしないと終わらないのに、会社が残業代を減らせと言うので残業が付けられない。
  • とにかく人がいない。事務さんも少ないから薬剤師もレセコンで入力しないと回らない。
  • 早く帰りたいから休憩中にも仕事をしている。そうじゃないと帰りが遅くなる。

主にこのようなことですね。
サビ残は当たり前のようにしており、酷いときだと一日3時間以上サビ残していました。
私は次第に会社に対して“ブラックだ”という認識を持つようになります。

埼玉で働き始めて1年5ヶ月目のころ、つまり薬剤師歴も1年5ヶ月目ですね。
彼女が実家のある熊本に帰ることを決めていたので、自分も一緒に熊本に行くことにしました。

転職先を選んだ理由

前職はドラッグストアの調剤併設店で働いていたので、転職先でも調剤をしようと考えていました。

熊本には調剤併設のドラッグストアが少なく、敢えてドラッグストアを選ぶ理由もなかったので、候補はすべて調剤薬局に絞りました。

候補の3社を選ぶ際に重視していたことがいくつかあります。

  • 通勤時間が30分以内
  • 年収500万円以上(前職が年収505万だったのでこれと同等くらいの職場を探していました。)
  • 昇給の可能性がある職場
  • 残業が少ない。あったとしても残業代が出る。
  • 職場の環境が良い。

これらのことを満たし、なおかつ田舎すぎない職場に絞って決めました。

3社受け、早いところは当日中に内定のメールが転職サイトから届いていました。

遅くても翌日の夕方には返事が来ており、どこにしようか物凄く真剣に悩みましたが、最終的に1社に絞りました。

転職先選びの決め手となったもの

主に以下の要素が決め手です。

  • 求人に掲載されている年収は500万円だったが、エージェントの交渉により550万円に上がった。
  • やる気がありすぎる薬剤師がおらず気楽に働ける雰囲気だった。
  • 勤務開始後、数ヶ月で管理薬剤師になれる可能性があった。

もともとドラッグストアの方が調剤薬局よりも年収は良い傾向にあります。
そのためドラッグストアから調剤薬局への転職で年収を上げるのは難しいのです。

しかも私は薬剤師としての経歴もまだまだ浅い状態です。
そんな中で約50万円も年収アップできたのは地方勤務というのに加えて転職エージェントの力があったからだと思います。

断った薬局の特徴

薬剤師業界にありがちなのが「めちゃくちゃ意識の高い薬剤師がいると疲れる」というものです。

断った薬局には、本を出したり、頻繁に勉強会をしたりしている方がいたんですよね。

休みを惜しんででも勉強したい人には絶好の職場なのでしょうが、私は休みはきちんと取りたいという考えを持っていて、しかもガツガツ勉強するタイプでもありません。

職場環境は良かったのですが、薬剤師の意識レベルが合わなくて蹴ってしまいました。

転職した調剤薬局の特徴

私は就職してからも年収が上がる可能性のある職場を探していたので、すぐに管理薬剤師になれる可能性がある職場はとても魅力的でした。

管理薬剤師のポストがなかなか空かずに何年も平社員でいることも珍しくありません。

そんな中、転職を決めた薬局でちょうど産休に入る薬剤師がいるため、5月くらいには管理薬剤師になることが確定したのです。

職場になれた頃合で管理薬剤師になれることが決まったので、まさにタイミングが良かったのです。
働き始めて数ヶ月後には管理薬剤師の手当も貰えるので、結果的に60万円から70万円の年収アップになるのではないでしょうか。

転職後の満足度

まだ働き始めて数日しか経っていないのでまだまだ新しい職場について見えていないところもあるかもしれません。

しかし、サビ残の多さや休憩が取れないといった不満はきれいに解消されています。
一日に来る処方箋枚数がだいたい40枚であるのに対し、薬剤師が3人いるので1人あたりの負担がかなり少なく済みます。

人間関係も良く、他の店舗の薬剤師も含めて自分が一番若いということで期待もされているみたいです。
満足度はかなり高いです。

地方勤務は辛くないか

熊本のしかも山のふもとあたりにある調剤薬局に転職しているあたり何か不便なこともあるのでは?と思ったのですが通勤は車で30分ですし、近くにスーパーもあるのでちょっとした買い物にも困りません。

転職前よりも処方せん枚数は減ったのに人手が多いので、バタバタすることもありません。

地方だから人手がいないというイメージとは逆で、今までよりもゆっくり仕事ができています

転職先の不満な点

1つだけ気になることがあります。

前職のドラッグストアチェーンは全国展開するかなり大きな会社だったので、取れる点数は取って会社に貢献するというスタンスでした。もちろん調剤報酬にきちんと則ってです。

しかし転職先の薬局は一応チェーン展開はしているもののそこまで規模は大きくありません。

そのためか調剤報酬についての知識が乏しいようで取れる点数もあまり加算していないのが目立つなと感じました。
前職では自分でレセコンの入力をすることもあり、調剤報酬についても勉強していたので、その点に関しては少し不満に思います。

転職の際に利用した転職サイトについて

登録した転職サイトはどこか

転職サイトはいくつか登録しており、薬キャリ(エムスリーキャリア)、リクナビ薬剤師、マイナビ薬剤師の3つに登録していました。

その中でも特に求人数が多かった薬キャリを最終的には利用しました。

転職サイトに掲載されている求人数では、リクナビ薬剤師やマイナビ薬剤師の方が多かったです。
しかし、自分が好きな求人では薬キャリが一番求人が多かったのです。

転職サイトの違いについてあまり知らなかったのでとりあえず大手を使おうという考えで選びました。

転職エージェントとのやり取り

登録して数分後に電話がかかってきて、15分ほどエージェントと話をしました。年収、勤務地、いつ転職したいかなど詳しく条件を聞かれました。

その後は良い求人が見つかればメールで送ってきてくれました。

サイトに登録するとすぐに電話がかかってくるし、その電話に出るまで何回もかけてきます。あまりのしつこさに少し怖いとも思いましたが、1回電話に出た後はそんなにかかってきませんでした。

転職先の候補を絞ったら、あとはエージェントに連絡して面接の日程を組んでもらいます。
当時住んでいた千葉から熊本まで面接に行かなければならないので、2日で3社とも面接を受けられるように調節してもらいました

転職エージェントを利用して助かったところ

面接が終わった後に「年収の交渉をしてみます。」とのことでエージェントが年収の交渉をしてくれた結果、年収を500万円から550万円に上げてもらうことができました。

50万円の差は大きいですからね、エージェントの交渉力に感謝です。
最初の電話が少ししつこい程度で、後は概ね満足しています。

薬キャリのよかったところ

転職を終えて感じた薬キャリの良いところは、次の通りとなります。

  • 求人数が多い
  • 調剤薬局でも500万円ちかい求人が多くある
  • 年収の交渉をしてくれる
  • 良い求人がなかなか見つからないときに、こちらから「もっとこういう求人がないですか?」と聞くと探してきてくれる

また、仕事をしながら遠方の地域での転職を決められたのも転職エージェントのおかげですね。

まとめ

薬剤師の職場では一般的に、地方勤務は給料は高いものの、人が集まらずに離職率が高いと言われています。

しかし、Nさんが転職された薬局では一日の処方箋枚数40枚に対して、薬剤師3人という職場であったため、のんびりと働くことができたようです。

必ずしも“地方勤務=離職率が高い”とは言えないようです。

転職エージェントを利用することで年収を50万円もアップできたとのこと。
各転職サイトが保有する求人数はトータルではリクナビ薬剤師>マイナビ薬剤師>薬キャリの順になります。

しかし、自身の望む求人が多いかどうかとなると、これはケースバイケースになってきます。

どの転職サイトでも、取り扱っている求人はいっしょと思う人は多いですが、Nさんの例を見ると、そのようなことはないということがわかります。

複数の転職サイトに登録していたからこそ、自身にジャストフィットした転職サイトを利用することができたのではないでしょうか。

Nさんの利用された転職サイト、薬キャリ


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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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