薬剤師5大転職理由

MRの人間関係~全ては数字のために~

 

製薬会社の営業マンとして数字に追われるMR。
売り上げをあげるために様々な人達と連携をとって数字をつくる必要がでてきます。

どのような人達と、どのような関わりがあるのか、順に見ていきましょう。

どのような人と接するか

薬剤師との人間関係

初めて自社品の入荷があった際に処方元を聞いたり、処方の増減について聴取したりします。
指導せんなどの要望があれば届けます。

また、不良品などの問い合わせがあれば回収を行い、多部署と連携を取って原因究明をし情報提供します。
数字が足りない時などに翌月分の発注を前倒ししてもらうよう依頼することもあります。

ごく稀に不良品が混在するケースがあり、そういった発見も薬剤師や患者さんがすることがほとんどで、対応するために薬局に行きます。

仲良くなるといいこと

MRが薬剤師にアプローチしても数字に直結ということはありません。
しかし、調剤薬局だと色んな医療機関から受けているケースが多く、どの先生がよく使っているかなど、仲良くなれば教えてくれるケースもあります。

同じ成分で商品名も同じで販売が2社である場合、薬剤師との関係があると優先して置いてもらえることもあります。

気を遣うところ

医師の元にばかり行って薬剤師の元になかなか行かないと機嫌を悪くされる薬剤師もいます。
そのような薬剤師には定期的に訪問が必要ため、気を遣います。
普段薬局に行っていないのに、自社品を置いて欲しいからと下心見えみえで行くと怒られるケースもあったりします。

看護師との人間関係

指導せんの要望や、医薬品についての問い合わせなどに応えます。

医薬品卸のMSとの人間関係

当月の数字の進行状況を共有し、目標に近づくよう数字を作り上げる話をします。
訪問時の医師や薬剤師の反応を共有することもあります。

MSを差し置いて数字を作ろうとすると機嫌を損ねる場合があるため、余分な数字を作る際は報連相が大事となります。

他社MRとの人間関係

医師の動向について情報共有を行います。
競合他社については口も聞いてくれないこともあり、腹の探り合いがあったりして、人間不信になるケースも⁉︎

ホテルの担当者との人間関係

講演会開催時に講演会場の予約から見積もり、設備の準備などを交渉します。

人間関係で辛いこと

先輩女性からのいびり

先輩女性も新人の頃は女性ということでお姫様扱いをされているケースがありますが、後輩女性が入るとそちらがお姫様になり先輩女性は面白くなると同時に後輩女性へのいびりが始まることも。

数字の追求

営業である以上数字を作ることがかなりのウエイトを占め、最低限の数字を作れないと所長やプロダクトリーダーから詰め寄られることもあります。

楽しいこと・うれしいこと

競合他社から自社製品への切り替えを目標としていて、医師がそれに納得して数字が急激に上がったときにやりがいを感じます。

  • やりがいを感じた瞬間の例
    糖尿病の軽症例での処方提案”をしていた薬剤が、医師の絶妙なさじ加減で重症例に使用したところ、劇的にHbA1cの改善効果が見られたということを報告受けたとき

他社MRとの飲み会やスポーツ会などもあり、楽しいひと時でもあります。

医者との関係

自社品についての最新の学術情報の提供や処方提案をし、どの程度組み込めるか折衝をします。
薬の話だけではなく、信頼関係を築くために趣味や家族の話なども行います。

内勤・外勤のバランス、ルーティンワークの頻度

外勤:内勤=7:3
外勤は接する人たちと面談。主に医師と面談します。
内勤は外勤のための準備であったり、精算書類を作成したりします。
ルーティンワークは精算書類の作成や、医師を訪問したらどの医師にどんな目的で訪問したかイントラサイトで入力を行います。

まとめ

調剤薬局の薬剤師同様、MRももちろん医師には気を遣う相手ですが、信頼関係を築くと20代半ばの女性であってもちゃんと話を聞いてもらえ、治療に関する相談をしてくれる医師もいたりします。

また医師、薬剤師だけでなく他社のMRや医薬品卸のMS、講演会の際はホテルの方と打ち合わせたりと、色んな方々と関わって仕事ができます。

決まり切った単調な仕事をするより、自ら戦略を考えて仕事をすることが性に合った人にはやりがいを感じられる仕事となるでしょう。

転職を考える薬剤師の方へ

薬剤師がすぐに辞めていくような会社であれば、受ければ受かりますが、条件のよい求人には応募が殺到します。

薬剤師が転職を成功させるには、転職サイトを利用した求人情報の活用がキモです。
応募の殺到する人気求人への転職に成功した筆者の経験を元に、「薬剤師の転職サイト閲覧時」「転職エージェントとの面談時」「応募先の決定時」「応募先企業との面接時」のそれぞれの段階において、どのような求人情報を確認し、どのような情報を活用すればよいのか、転職成功のためのノウハウの全てを「薬剤師の求人情報の見方とその活用方法のすべて」にまとめました。
薬剤師転職の教科書ともいえるものです。
理想の求人を手に入れるための参考にしていただければ幸いです。

薬剤師転職サイトランキング

薬剤師の転職サイト徹底比較

当サイトを運営する薬剤師執筆陣が選んだ、薬剤師転職サイトのランキングです。
薬剤師転職サイトの比較ポイントとは!? これを見れば、もう転職サイト選びで迷わせません!

ランキングを見てみる

The following two tabs change content below.

ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

こんな記事も読まれています

  1. 調剤薬局薬剤師の人間関係~その苦労と思わぬ役得~

  2. CRAの人間関係~必要とされるコミュニケーション能力~

  3. 人間関係が良い薬剤師の職場の探し方

  4. 病院薬剤師の人間関係~薬剤師として頼りにされる存在~

  5. ドラッグストアの人間関係~数字とやりがいの間に揺れる心~

  6. 男性薬剤師の人間関係の苦労とは、調剤薬局の女性社会での立ち回り方

PAGE TOP