薬剤師5大転職理由

薬剤師がお給料をアップをさせる方法には何があるか

 

薬剤師は安定している仕事であり、新入社員の段階から比較的高いお給料をもらうことが出来ます。

しかし、年収の伸びはあまり良くないので、最終的には公務員やメーカーの方に追い越されてしまうでしょう。

では、薬剤師がお給料をアップさせるためには、どのような方法があるのでしょうか?

今回は、6年制の薬学部を卒業後、新卒で入社した大手調剤チェーンで働いている薬剤師さんをモデルケースとして、ご説明させていただきます。

モデルケース

30歳、女性
大手調剤チェーン、転職経験なし
役職無し、管理薬剤師経験無し
年収530万円

薬剤師の給料アップの方法

薬剤師がお給料をアップさせる方法として、5つの方法をご紹介させていただきます。

給料アップの方法1:キャリアアップ

企業で勤務していれば、多くの場合は一定の昇給率に応じてお給料はアップしていきます。
しかし、その昇給幅は小さく、年収としては1年間に数万円程度しか上がっていきません。

一方で、キャリアアップをして管理薬剤師やエリアマネージャーとなると、お給料は数十万円単位で上がります

今回のケースでは薬剤師経験も6年あり、管理薬剤師を経験していないので、まずは管理薬剤師を目指すと良いでしょう。
管理薬剤師となることで30~70万円程度年収がアップするので、600万円前後の年収が期待できるでしょう。

ただし、管理薬剤師となることで残業代がつかなくなる企業や、手当が全くない企業もあるので、注意が必要です。

キャリアアップを目指すためには数値管理の知識コミュニケーション能力も必要となるので、普段から意識していくようにしましょう。

社内昇格を目指す場合

会社によっては、試験を受けてジョブグレードを上げることによって昇給するシステムもあるので、積極的に挑戦をしていくと良いでしょう。

転職でキャリアアップをする場合

転職することによって管理薬剤師を目指す場合、都内の薬局であっても年収700万円を超える求人も存在します。
大幅な給料アップが望めることでしょう。

これだけの好条件の求人には応募が殺到してくるため、採用されるためには面接で勝ち抜く必要があります。

給料アップの方法2:地方勤務を選ぶ


薬剤師をはじめとする医療系職種は、地域偏在が問題となっています。

働くエリアによっては、年収にして50万円以上お給料アップする場合もあるので、地方勤務でも問題が無い場合であれば検討すると良いでしょう。

給料アップの方法3:お給料の高い薬局に転職


お給料アップで手っ取り早い方法としては、お給料の高い薬局へ転職をすることが挙げられます。

現在の年収が低めであれば、非常に有効な方法であると言えます。

今回のケースであれば、勤務薬剤師でも600万円前後の求人は珍しくは無いので、転職サイトなどに登録をして、エージェントの方に話を聞いてみると良いでしょう。

給料アップの方法4:調剤以外の業種に転職


調剤以外の職種に転職をすることで、お給料がアップするケースもあります。

今回のケースでは企業で働いた経験が無いので、未経験採用を行っているコントラクトMRやCRAに転職をすることで、年収がアップする場合もあるのです。
CRAなどでは順調にキャリアアップを重ねることで、30代で年収1000万円を超えることも十分可能です。

給料アップの方法5:派遣薬剤師などの副業を行う

会社の規定で副業を禁止されている場合には難しいですが、普段の勤務がお休みの日に派遣で仕事をすることで、お給料アップを実現している方もいらっしゃいます。

今回のケースでは、月に2日、時給3,000円の8h勤務を入れることが出来れば、年収を57万円アップさせることが出来ます。

ただし、あまりに頑張りすぎると体力的につらくなってしまうので、普段の業務や家事とのバランスを考えて働くようにしましょう。

スキルアップと資格は給料アップにつながるか

薬剤師は日々勉強をして、スキルアップを目指さなくてはなりません。

しかし、役職を上げる「キャリアアップ」と違い、「スキルアップ」はお給料アップには直結しにくいのです。

資格についても、研修認定薬剤師実務実習指導薬剤師の資格は薬局の利益に直結するので、ある程度の手当てを出す薬局も増えてきています。

一方で、それ以外の資格、例えば漢方認定薬剤師スポーツファーマシストなどは点数としての評価はされておらず、取得したとしても薬局の儲けに繋がらないことが現状です。

苦労してこれらの資格を取得したとしても、お給料としては報われないことがほとんどです。

スキルアップは必要ないか

ただし、今後薬剤師として生き残っていくためには、在宅やかかりつけ業務、複数診療科の経験などのスキルは必要不可欠となってきます。

若いうちは良くても、ある程度の年齢になれば、スキルが低いと転職に不利になってしまうこともあります。
目先のお給料だけにとらわれずにスキルアップも目指すと良いでしょう。

生え抜きと転職のどちらが給料アップしやすいか

単純なお給料アップという点だけで考えると、転職の方が目先のアップは勝ち取りやすいといえます。

かえって生え抜きだと、同期入社の存在があるので、一人だけ優遇するということが出来ません

キャリアアップにおいても、生え抜きだと順番があるため、ポストが空くまでは役職につけないということもあるのです。

ただし、うまくレールに乗ることが出来れば、将来的には昇進の際に生え抜きであることが有利に働くこともあるので、長期的なキャリアを考えて行動するようにしましょう。

転職組でもキャリアアップできるか

一方で、転職組であれば需要に応じて、高い年収を勝ち取ることもできるのです。

一般的な企業であれば、出世においては生え抜きの方が有利となるケースがほとんどです。

しかし、資格職である薬剤師ではその傾向は低く、本人の実力に応じて出世していくケースも多いのです。

大手企業で見たとしても、中途で入社した方が本部の役員になっているケースもあるので、転職組にもチャンスはあるでしょう。

まとめ

薬剤師がお給料アップを実現するためには、様々な方法が考えられます。
今回は割愛していますが、「開業」というのも一つの選択肢であり、成功すれば年収を飛躍的にアップさせることが可能となります。

いずれの場合においても、できるだけ早いうちにスキルアップやキャリアアップを行うことが出来れば、とることのできる選択肢は増えていきます。
目指す薬剤師像をしっかりとイメージして、それに給料が伴うように行動していくと良いでしょう。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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