薬剤師5大転職理由

ドラッグストアの人間関係~数字とやりがいの間に揺れる心~

 

医療用医薬品の販売だけではなく、日用品まで取り扱っているドラッグストアは小売店という側面も持ちます。
そのため、薬剤師としての他の職種とは異なる人間関係が存在します。

そこで今回は、ドラッグストアでの人間関係についてご紹介します。

ドラッグストアでの人間関係

店長との人間関係

男性が大半です。
薬剤師店長もいれば薬剤師ではない店長もいます。当然薬剤師が店長の方が薬剤師は働きやすいです。

店長から言われること

数字に関しては店長から口酸っぱく言われます。
押し売りまがいのようなことをやらされているスタッフもいます。

お客様に適した売るべき商品と、お店都合で売らなきゃいけない商品が一致しない場合にもどかしい気持ちになります。

売らなきゃいけない商品=強化品の数字命

このようなタイプの店長の場合だと、強化品をゴリゴリ売っていかないと後で説教されるので大変です。
それらが理由で辞めたいと思うことは何度もあります。

強化品とは
強化品はほとんどがその会社のPB品です。
売れば売るほどお店に利益が出るので、新人の頃はみっちり強化品について教えられます。
PB品はどこのドラッグストアにもあるので、どのドラッグストアで働くことになっても販売することになります。

一般社員との人間関係

社員の方は店長同様接する時間が長いです。ある程度権限を持っている方もいます。
店長が休みの日は一般社員の方が指揮をとる事が多いです。
日中は担当をもって分担して職務にあたりますが、閉店後に協力して売り場作りをすることもあります。

パートさんとの人間関係

主婦の方が大多数です。
レジ打ちや品出しなどの仕事をして社員を助けてくれます。
ベテランの方で社員並みのスキルと権限を持ち、店長が休む時に店長代理を務める方も稀にいます。
おしゃべり好きな方が多く、噂はあっという間に拡がります。

バイトとの人間関係

男女比は五分五分。
若い子が多いです。自分の方が年上のことが多いので対応は楽な方です。
しかし教育が必要な子も多く、別の意味で苦労するかもしれません。

エリアマネージャーとの人間関係

ほぼ男性、女性は少数。
たまに店に現れる店長の上司です。
薬剤師には比較的低姿勢な方も多いです。これは専門職の強みと言えるでしょう。

お客さんとの人間関係

1日の大半はレジでのお客様の応対です。

  • こういう症状があるんだけど、効く薬ない?
  • 病院でこの薬を貰ってるんだけど、市販薬は呑んで大丈夫?
  • これと似たような薬ない?

など、医薬品に関する接客が特に多いです。

接客したあとに「ありがとう。」とか、後日また来店された時に「おかげで元気になりました。」と声をかけて頂けるとやりがいを感じられ、とてもうれしく感じる瞬間です。

人間関係での気遣いや辛い事

ドラッグストアでは売り上げが特に重要視されます。小売だから当然ではありますが。
ノルマもあります。
客数の割にノルマが厳しい店舗では上司から毎日「売り上げを増やせ」と言われます。
これは結構辛いです。

楽しい事

店舗スタッフと仲良くなれば仕事はうまく回っていきますし、ストレスも溜まりにくいでしょう。
売場をスタッフで協力して作るのも楽しいものです。
これはドラッグストアならではの仕事です。
実際に売り上げが伸びた時はみんなで喜びを共有でき、働くのも楽しくなります。

余談ですが、若いうちはバイトの子と飲みに行ったりもあります。
これが一番楽しい事である薬剤師もいるでしょう。少なくとも筆者はそうでした。

社内恋愛

ドラッグストアにおいて職場結婚はかなり多いです。
筆者の店舗で結婚した3組のカップルは、みんな社内恋愛でした。
社員同士もありますし、社員とアルバイトの関係の方もいます。

一緒に働いているうちに相手に好意を抱いてしまうのですかね。
仕事場で毎日会うせいで意識してしまうのかもしれません。

医師との人間関係

ドラッグストアのOTC販売において医師と関わることはまずありません。
患者さんに「医師と相談してください」とお伝えすることはありますが、薬剤師が病院に電話して医師と直接会話するようなことはほとんどありません。

調剤部門では当然、疑義照会時に医師と会話をすることがあります。
大抵は事務員さんとのやりとりで解決します。事務員さんではわからない内容の時には医師が直接電話に出ます。

ドラッグストアは門前薬局と違い特定の医療機関に売り上げを依存していない事が多いです。そこまで医師の顔色を伺って話さなくてもよいので気が楽です。
普通の対応をしていれば医師とのトラブルも滅多にないでしょう。

まとめ

ドラッグストアでは社内の人間関係や、医師との関係に気を遣うということはあまりありません。
店長からの数字のプレッシャーや、強化品の販売を強要されることが辛いと思うことの方が多いでしょう。
薬剤師としてこんなことをしていていいのかと思う時もあります。

そこを割り切ることができれば、職場のメンバーと楽しく働くことができるでしょう。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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