薬剤師5大転職理由

調剤薬局薬剤師の事務さんとの人間関係の築き方

 

調剤薬局において、人間関係は非常に大切であると言われています。
薬剤師としてどれほど優秀であっても、周りのスタッフとコミュニケーションをうまくとることができなければ、調剤薬局ではやっていくことは出来ないでしょう。

今回は、調剤薬局で働く薬剤師と事務さんの関係性や、どのようにコミュニケーションをとっていけば良いのかということについて、ご説明いたします。

事務さんとのコミュニケーションのコツ

事務さんとのコミュニケーションのコツには、どのようなものがあるのでしょうか?
心がけたいポイントを、いくつかご紹介いたします。

日々の雑談など、会話を持つことが大切


事務さんと薬剤師の間に限ったことではありませんが、同じ職場で毎日顔を合わせるからこそ、日々のコミュニケーションを大切にしなくてはなりません。

共通の趣味がある場合や同じ地域に住んでいる場合では話がはずみやすいですが、そうでない場合においても話題を見つけるようにしましょう。

昨日食べたごはんや観たテレビ番組など、なんでも良いので話をしてみることが大切です。

資格の有無で差別をしないように

調剤薬局の仕事においては、調剤や投薬など、薬剤師しかできない独占業務が存在しています。

業務の性質が変わることは仕方ありませんが、資格の有無で優劣をつけることは無いようにしましょう。

お互いの仕事に敬意を払い、協力して働いていけるような関係を築けると良いでしょう。

誕生日会や1年記念などイベントでお祝い

本稿の筆者の薬局では、スタッフの誕生日や勤続〇年というタイミングでは、なるべくお祝いをするようにしています。

あまり負担にならないように、コンビニでアイスやケーキを買ってきて分け合うなどささやかなものですが、お互いの親睦を深めることに貢献できているようです。

事務さんとの人間関係で気を付けたいポイント

押し付けることはNG


親睦を深めるためにイベントを企画することは素晴らしいことですが、一方的に押し付けてしまうと、かえって逆効果となってしまう場合もあります。

飲み会などが好きなメンバーであればプライベートで納涼会や忘年会を企画することも良いですが、プライベートを大切にしたいメンバーがいる場合には、控えた方がよいでしょう。

主婦の方が多い薬局では、飲み会などは無理がある場合もあるので、おやつタイムを設けて親睦を深めるなどそのほかの方法を模索するようにしましょう。

男性と女性では言葉のセクハラに気を付ける

男性と女性では、不用意な発言が相手を不快にさせてしまう場合があります。

コミュニケーションをとろうとして、良かれと思っての発言であっても、相手の受け止め方次第ではセクハラとなってしまうのです。

私生活に深く介入する発言や、「早く結婚した方が良い」という発言などもセクハラの一つであるので、注意をするようにしましょう。

女性同士では一定の配慮を心がける

女性同士では、立場が同じであるがゆえに、厳しい物言いになってしまうことも珍しくはありません。

例えば、男性が女性の生理による体調不良をとがめることはほとんどありませんが、女性においては経験があるからこそ、ついつい「生理ぐらいで何よ」と、心無い発言をしてしまう場合があるのです。

また、女性同士では男性に比べて排他的な考え方をすることが多く、どうしても相容れない場合には、派閥が形成されてしまうこともあるでしょう。

一方で、仲が良すぎる場合にも、ほかのスタッフが不遇を受けてしまうこともあるので、注意が必要となります。

業務に悪影響を及ぼさないように、社会人として一定の配慮をしながら付き合っていくようにしましょう。

薬局での薬剤師と事務さんの人間関係

必ずしも管理薬剤師が偉いわけではない


調剤薬局において、管理薬剤師の命令は絶対なのでしょうか?

企業などでは、上司の言うことには逆らえないという文化もありますが、調剤薬局においてはその限りではありません。

明らかに間違ったことを指示することや、コミュニケーションがうまく取れていないのに自分の考えを押し付けてしまうということは、いくら管理薬剤師といえども許されません。

特に調剤薬局は女性社会であるので、まわりが団結して言うことを聞かない、という事態もあるのです。

お互いに敬意をもって接することが大切

薬剤師は有資格者であり、事務さんの2倍以上のお給料で働いています。

求人においても、事務さんは比較的すぐに見つかりますが、薬剤師はなかなか見つからないということもあり、薬剤師側に主導権があるといえるでしょう。

薬局によっては事務さんが一生懸命掃除をしているのに、薬剤師は座ってお茶を飲んでいるということも、珍しくはありません。

しかし、そのようなことを続けていたのでは、良い関係を築いていくことは出来ないでしょう。

事務さんの仕事を率先して手伝ったり、困っていることがあれば相談に乗ってあげたりと、お互いに敬意をもって接することが大切なのです。

薬剤師が事務さんに教わること

仕事における立場としては「薬剤師>医療事務」ですが、持っている知識は必ずしもこの通りではありません。
よく勉強している事務さんも多く、薬剤師が事務さんに教わることは、かなり多いといえます。
ここでは、薬剤師が事務さんに教わっておきたいことをご紹介いたします。

レセコン入力


以前にご紹介した記事でも、管理薬剤師を目指すうえでレセコン入力は必須であるとご説明しました。

事務さんが急に体調を崩してしまったり、一人薬剤師で事務さんが休憩に入ったりといった場面においても、患者様は待ってはくれません。

事務さんが休職や退職をしてしまった際に、誰もレセコンを扱えないということでは、薬局の運営が出来なくなってしまいます。

薬局の責任者である管理薬剤師としては、レセコンを扱えることはマストといえます。

わからないことがあれば、レセコンのエキスパートである事務さんに教えてもらうと良いでしょう。

保険の知識

薬剤師は薬についてはエキスパートですが、保険については弱いという方も多いでしょう。

“保険”調剤を扱う薬剤師であれば、本来は知っていなくてはならないのですが、本稿の筆者も不得意としています・・・。

事務さんは保険証の取り扱いや、レセプト請求が業務上必要不可欠であるので、保険については薬剤師以上に詳しいといえます。

医療事務の資格においても、保険の仕組みや取り扱いは重要なポイントとなっています。

現在では国保社保に加えて、難病自立支援後期高齢者など、保険の仕組みは非常に複雑化しています。
わからないことがあれば、事務さんに聞くと良いでしょう。

医薬品の知識

薬剤師は薬のエキスパートではありますが、すべての薬を網羅しているわけではありません。

未経験の領域においては、薬の用法用量や使い方など、その都度調べなくてはわからないでしょう。

同じ薬局に長く務める事務さんや、医療事務としての経験の長い事務さんにおいては、薬剤師顔負けの知識を持っている事務さんもいるのです。

わからないことがあれば積極的に聞くことで、コミュニケーションの向上にもつながるでしょう。

人間関係や裏話など

薬局における勤務歴が長い事務さんでは、薬局内の人間関係や裏話など、いろいろと知っていることでしょう。

薬局内だけでなく、周囲の医院の状況や出入りしているMSさんやMRさんにも詳しい場合も多く、仲良くなっておくとメリットが大きいといえるでしょう。

まとめ

今後の薬剤師にとって、コミュニケーション能力は必要不可欠であるといわれています。

地域医療において患者様に介入していくことや、チーム医療において多職種と連携していくなど、コミュニケーション能力がないと苦労することは多くなっていくでしょう。

薬局内のスタッフとも、これまで以上に連携していかなくてはならないので、まずは事務さんと仲良くなることに挑戦してみてください。


 
 
 
 

その他にも調剤薬局での人間関係はいろいろあります。

医師との人間関係や、意識の高すぎる薬剤師さんとの人間関係など様々です。

詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、興味のある方は是非ご覧くださいね。
調剤薬局薬剤師の人間関係~その苦労と思わぬ役得~

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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