薬剤師5大転職理由

男性薬剤師だけどもう辞めたい!調剤薬局の女性職場はもう嫌だ!

 

うちの薬局、女性ばかりで疲れた。みんなに気を遣ってないと、陰口言われるし…。
こんな環境自分だけ?やめたほうがいいのかな…


 
 
 
 
 
最近では男性薬剤師も増えてましたが、調剤薬局などではまだまだ女性の比率が高いですよね。

医療事務も女性が多いので、女性スタッフが大半という職場も珍しくありません。

女性ばかりの職場に気疲れして、辞めたいと思うときもありますよね。

そこで今回は、女性ばかりの職場が大変で辞めたことがある筆者の友人と、転勤族の夫に合わせて多くの職場でパート勤務してきた経験を持つ女性薬剤師の2人からのアドバイスをお伝えします。


 
 
 
 

調剤薬局はどうしても女性が多いので、ある程度気を遣うのは仕方がないことです。
ただ、あまりに働きにくい環境なら、職場を変えるのもアリだと思いました。


 
 
 
 

女性ばかりの薬局に男性が1人でも、上手く回っているところもたくさんあります。
要は「相性」の問題なので、どうしても合わないなら異動や転職を検討してみましょう。
まずは自分の言動が女性とのトラブルの原因になっていないか、一度見直してみてくださいね。

女性が中心になりがちな調剤薬局で、男性薬剤師が抱えやすい悩みについてまとめてみました。
「辞めたい」と思って悩んでいる男性薬剤師の、今後のヒントになれば幸いです。

男性薬剤師のよくある苦労や気遣い。どんな時に辞めたくなる?

厚生労働省が公開している「平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」によると、薬局・医療施設に従事する女性薬剤師の割合は約66%。
薬局薬剤師の約3人に2人は女性なのです。
女性が多い職場では、男性薬剤師には様々な苦労がつきもの。
調剤薬局における男性薬剤師の苦労には、どのようなものがあるのか。
筆者の実体験や、友人から聞いた話などをもとにご紹介していきます。

女性はおしゃべりが多くて大変

女性ってとにかくおしゃべりが好きですよね。

女性同士で話が盛り上がって仕事がおろそかになることもありますが、不用意にとがめてしまうと、後で悪口や嫌味を言われることもあるのです。

 
 
 
 

女性薬剤師と事務さんがしゃべってばかりで仕事が遅れ、その分自分の仕事量が増えてしまうことも多かったです…。

休憩室の大声での談笑も、男性薬剤師をウンザリさせる原因の1つになりがちです。

薬局内での男性薬剤師の立場が弱すぎる

女性は女性がたくさんいるほど、強気で力強くなります。

薬局内でトラブルがあり話し合いをしても、結局女性の意見ばかりが通ることもしばしば…。

雑用を押し付けられている男性薬剤師も、珍しくないのが現状です。

 
 
 
 

雑用を断ると、休憩室で悪口を言われていました。

自分も仕事があったから断ったのですが…、ハッキリ言って即日辞めたくなっちゃいましたね。

トイレの使い方や着替えの仕方など女性中心のルールがあることも多く、男性薬剤師は気を遣いっぱなしです。

産休育休のしわ寄せがくることもある

育児参加に積極的な男性も増えていますが、多くの場合は女性が育児の中心を担っています。

男性も産休・育休取得はできますが、実際にはまだまだ現実的ではありません。

むしろ、女性が産休育休を取得することによる、しわ寄せを受けてしまうことがほとんどでしょう。


 
 
 
 

女性薬剤師の休暇明けでも、時短勤務などの影響で、男性薬剤師が遅い時間帯を任されることが多くなってしまいますね…

残業が増えるなど勤務時間も多くなり、肉体的・精神的にも疲弊してしまうのです。

不用意な発言がセクハラとなってしまうリスクもある

結婚の話や子供の話など、女性が女性に対してもセクハラは成立しますが、大きく問題となることはほとんどありません。

しかし、男性においては、ふとしたことからセクハラと言われてしまうことがあるのです。

相手のことを考えて指導のつもりで接したとしても、相手の捉え方によってはセクハラとなってしまいます。
セクハラの事実がないのに、気に食わない男性を辞めさせようとしてセクハラをでっち上げられることもあるため、気苦労が絶えません。


 
 
 
 

女性ばかりの職場にポツンと男性がいるのは、肩身が狭くてホントに疲れます。

自分もずいぶん悩みましたが、結局辞めてしまいました。


 
 
 
 

女性ばかりの中でも、上手くやっている男性もいますよ!
ちょっとした気遣いで「頼られるポジション」に自らなるのが、女性職場で上手くやるコツです。
調剤薬局の女性社会での立ち回り方を、以下でお伝えしますね。

男性薬剤師は職場の女性にどんな対応をすればいいか



 
 
 
 

女性ばかりの中で男性が仕事のことだけを考えていたら、上手く行かないことの方が多いです。
以下のようなことに気を付けてくれる男性薬剤師だと、女性ばかりの職場でもトラブルなく過ごしやすいですよ。

服装や髪型を清潔に保つ

ここに気が付かない男性は少なくないんですが、女性職場で男性がイヤがられる原因の1つに「清潔感がない」というものがあります。

服がいつも同じ、髪がボサボサでフケが出ている…などは問答無用で嫌われるので注意です。

見た目の清潔感だけではなく、体臭や口臭にも気を付けてくださいね。


 
 
 
 

前の職場にあまり仕事はできないオジサン薬剤師がいましたが、いつも爽やかな香水をつけていて素敵でした。
見た目もただのオジサンなんですが、女性に人気がありましたよ!

率先してクレーマー対応する

「いつまで待たせるんだ!!」
「この薬前も足りてなかった!!」

調剤薬局に勤めている方なら、こんなクレームをよく聞きますよね。

大抵は事情を説明すれば落ち着いてもらえますが、中高年の男性でかなりお怒りの場合は強く怒鳴ることも…。

男性だってクレーマーがイヤなのは同じですが、女性は男性に怒鳴られると恐怖を感じます。

しつこいクレーマーがいたら、女性薬剤師とサッと代わってあげてください。


 
 
 
 

普段は仕事がのんびりで頼れる感じではないんですが、クレーマーがいたら飛んできてくれる薬局長がいました。
いざと言うときに頼りになるので、みんな信頼していましたよ。

特定の女性と仲良くしない

若い女性や顔のキレイな女性、もしくは話しやすい女性など特定の女性と仲良くすると、間違いなくトラブルになります。

性別や年齢に関わらず「同僚はみんな同僚」と考えて、対応に差をつけないように意識してください。

 
 
 
 

男性にちやほやされた女性薬剤師が、「媚びを売った」といじめられるケースもあります…。
プライベートで親しい人がいるのは構いませんが、職場では対応を変えないようにしてくださいね。

こんなに苦労するのは自分だけ?もっと環境のいい薬局はあるの?


 
 
 
 

上に書いてあるような「女性社会での立ち回り方」は、結構意識してたつもりなのに上手く行かなかったことあるんですよね…。


 
 
 
 

ここまで意識しても上手く行かないなら、それはその職場と相性が悪いんです。
残念ですが単純に性格の悪い人もいるので、ストレスを感じるくらいなら別の職場を探してもいいと思います。

何度かお伝えしているように、女性ばかりの職場でもそれほど問題なく過ごしている男性薬剤師もいます。

その人の性格による面もありますが、薬剤師の定着率が上がるように工夫する企業が増えていることにもよりますね。

例えば働きやすさを重視している薬局だと、このような工夫をしています。

薬剤師の働きやすさを重視している薬局の例

  • 定期的にミーティングを開く
  • 管理薬剤師が人間関係に気を配るようにしている
  • エリアマネージャーが現場の不満を聞き取りしている
  • 店舗異動を多くして、流動性を高くしている

例えばあなたが「働きにくさ」について管理薬剤師やエリアマネージャーに相談しても何も対応してくれないなら、そのような職場にこだわる必要はないのではないでしょうか。

余計なストレスなく働く方が、仕事に集中できて過誤防止にもなりますよ。

中堅薬剤師の転職は環境だけではなく、待遇も改善される可能性があります。

問題に向き合って見ても改善されないなら、転職も検討してみてください。

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※転職エージェント2名がマイナビ薬剤師の業界内の評判・特徴をどこよりも詳しく解説します!

人間関係で転職するときの注意点


 
 
 
 

女性職場へのストレスで転職するということは、つまり人間関係トラブルで転職するということ。
人間関係での転職は、以下のことに気を付けてください。

人間関係の転職で気を付けること

  • 転職のキッカケを明らかにする
  • 次の職場に望む条件を明確にする
  • 今後の薬剤師としてのビジョンを考える


 
 
 
 

私の体験に照らし合わせて、見ていきましょう。

転職のキッカケを明らかにする

どこの職場でもいいことイヤなことはあるものですが、退職の決め手になったことは何か明らかにします。


 
 
 
 

私の場合は、女性がおしゃべりばかりで仕事をしてくれなかったことと、陰でその場にいない人の悪口を言うのがイヤでした。

これを踏まえて転職先を探す際には、テキパキ働く人ばかりで薬局内の風通しが良い職場を選びたいですね。

このような職場の環境については、現場に詳しい転職エージェントに相談することと、事前に職場見学に行くことである程度わかります。

次の職場に望む条件を明確にする

退職の原因となった事項に当てはまらないことは当然ですが、他にどんなことを希望するかを明確にします。

具体的には「最低年収」や「職場までの距離」などです。

どんなに職場の環境が良くても、年収が下がりすぎるとモチベーションが維持できないですよね。


 
 
 
 

私は年収が転職前と転職後でほとんど変わらないことと、残業が月15時間以内ということを条件にしました。

退職理由と望む条件が固まれば、志望動機も見えてきます。

最近では転職面接で落とされる薬剤師も増えているので、「薬剤師転職面接の退職理由と志望動機はセットで考える!転職エージェントが解説します」を参考に、面接対策をしてくださいね。

今後の薬剤師としてのビジョンを考える

せっかく転職をするなら、今後どのような薬剤師になりたいのかも考えておくと転職を成功させやすいです。

仕事に大きなやりがいを見いだせると、人間関係など小さな問題が気にならなくなることもあります。

在宅医療に興味を持ち、前向きに転職して成功した方の体験談があるので、参考にしてみてください。
参考記事 人間関係で転職を考える全ての薬剤師が参考にしたい転職体験談


 
 
 
 

私は薬局経営に興味があるので、エリアマネージャー候補として入職できる職場を選びました。
今は現場だけでなく色々な仕事を任されるようになり、やりがいを感じています。

そうは言っても「ストレスのない環境で、患者さんのことだけを考えて仕事をしたい」というのも立派な目標です。

どんな職場が向いているのかハッキリ見えてこない場合には、転職エージェントに相談してみてくださいね。

人間関係で転職する薬剤師さんにオススメの転職サイト

「人間関係で転職するときの注意点」のところで、職場の環境について知りたいなら現場に詳しい転職エージェントに相談するのが良いとお伝えしました。

数ある薬剤師向け転職サイトの中で、現場の環境や人間関係に詳しいのは以下の2つです。

マイナビ薬剤師

  • 丁寧な対応で、求職者と求人のマッチ率が高い
  • サポート充実で転職が初めての人向き
  • 企業情報に詳しい

登録先:https://pharma.mynavi.jp/

ファルマスタッフ

  • 対面面談でじっくり相談できる
  • 職場環境に詳しい
  • 派遣の選択肢もある

登録先:https://www.38-8931.com/


 
 
 
 

転職サイトって絶対使った方がいいですか?


 
 
 
 

使わなくても転職はできますが、使った方が目にできる求人が多いし、自分で求人を探す手間も省けます。
企業の特徴や職場環境など転職エージェントから得られる情報は有用なものが多いので、利用した方がいいと思います。

エージェントとの相性もあるので、2つほど転職サイトを利用して比較するのが良いですよ。

ここで紹介した以外の転職サイトについては、「薬剤師転職サイト10社徹底比較!元転職エージェントのオススメは?」に掲載してありますので見てみてくださいね。

まとめ

ひと昔前は薬剤師といえば女性の割合が圧倒的に高く、調剤薬局に男性がいることは珍しいことでした。

しかし、現在では男性薬剤師の数も増えてきており、現場においても男性が活躍する機会は増えています。

その中で女性スタッフとの人間関係は誰もが悩むものであり、苦労を強いられることもあるでしょう。

これらの人間関係にお悩みの男性の方は、本稿を参考にして頂ければ幸いです。

職場の人間関係に疲れたときに読みたい記事

職場の人間関係がうまくいっていない…何とか改善したいな。
そんなときは、こちらの「薬剤師の人間関係の悩みとその解決方法。実例を元に考える」をご覧ください。
実際の事例とともに、薬剤師の職場の人間関係の改善の仕方についてまとめています。

人間関係の改善に努めたけど、どうにもうまくいかない。人間関係のよい職場で働いてみたいなというときは、こちらの「人間関係で転職する薬剤師。後悔しない転職先の探し方を教えます!」を参考にしてみてください。

経験豊富な女性薬剤師さんへのインタビューをもとに人間関係のよい職場の特徴や、人間関係のよい職場の探し方をまとめていますよ。

転職エージェントが語る転職に成功する薬剤師と失敗する薬剤師の違い

転職に成功する薬剤師失敗する薬剤師の違い

薬剤師生活において、1度や2度の転職自体は珍しくありません。
でも中にはせっかく転職したのに、新しい職場に満足できず、転職を何度も繰り返してしまう人も…。
転職エージェントとして働いていた筆者が、『転職に成功する薬剤師』と『転職に失敗する薬剤師』の特徴を、事例をもとにお伝えします。

転職エージェントを有効利用して転職を成功させるコツもまとめてありますので、転職を考えている方はぜひチェックしてくださいね。
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転職サイト比較

転職エージェントとして働いていた筆者が知る薬剤師の転職サイト10社について、実際にお会いした求職者さんの感想と他社出身のエージェントから聞いた業界内の評判を元にご紹介します。
元転職エージェントがおすすめする、薬剤師の転職サイト10社の徹底比較ランキング!

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ヤス

ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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