薬剤師5大転職理由

男性薬剤師の人間関係の苦労とは、調剤薬局の女性社会での立ち回り方

 

薬剤師の資格を持っている方は、病院や調剤薬局、ドラッグストア、企業など、様々な職場で活躍しています。
最近では男性薬剤師の人数も増えてきていますが、調剤薬局などでは女性の比率が高いことが多いと言われています。

また、医療事務の多くは女性であるので、女性がスタッフの大半を占める職場も珍しくはありません。
女性が多い薬剤師の職場において、男性薬剤師はどのようにして立ち回っていけば良いのでしょうか?

男性薬剤師にはどんな苦労・気遣いがある?

女性が多い職場では、男性薬剤師には様々な苦労が付き物といえるでしょう。

調剤薬局における男性薬剤師の苦労には、どのようなものがあるか見ていきましょう。

女性同士の話に入れない


女性同士の会話に積極的に参加することは難しく、肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。

女性には女性同士にしかできない話もあるので、コミュニケーション能力に自信があったとしても、どこかに一線を感じてしまうのです。

女性同士で話が盛り上がってしまうと、仕事がおろそかになることもありますが、不用意にとがめてしまうと後で悪口や嫌味を言われることもあるでしょう。

このような場合には不満に思いながらも、見て見ぬふりをすることもあるのです。

力仕事や機械仕事を率先してやらなくてはならない


輸液の取り扱いや軟膏練り、在庫の整理などは、調剤薬局の業務の中でも力仕事であると言われています。

女性しかいない職場であれば協力してこなしていますが、男性薬剤師がいる場合は頼りにされてしまいます。

見て見ぬふりもできないので、別の仕事が忙しかったとしても、対応をしなくてはなりません。

分包機やレセコンなどの調子が悪い場合にも、男性薬剤師に対応を求められることも多いです。
力仕事と同様に普段から気にしておかなくてはならないのです。

産休育休のしわ寄せがくる場合も


現在ではイクメンと呼ばれる男性もいますが、多くの場合は女性が育児の中心を担っています。

産休育休についても、制度上は男性でも取得できますが、実際の現場においては男性が活用していくことは、まだまだ現実的ではありません。

むしろ、女性が産休育休を取得することによる、しわ寄せを受けてしまうことがほとんどでしょう。

休暇明けにおいても、時短勤務などの影響によって、遅い時間帯を任されることが多くなってしまいます

負担の大きな仕事を優先的にこなさなくてはならず、肉体的・精神的にも疲弊してしまうのです。

不用意な発言がセクハラとなってしまうリスクも

女性同士では、セクハラが問題になることはあまり多くはありません。

もちろん結婚の話や子供の話など、女性が女性に対してもセクハラは成立しますが、大きく問題となることはほとんどありません。

しかし、男性においては、ふとしたことからセクハラと言われてしまうことがあるのです。
相手のことを考えて指導のつもりで接したとしても、相手の捉え方によってはセクハラとなってしまいます。

セクハラの事実がないのに、気に食わない男性を辞めさせようとしてセクハラをでっち上げられることもあるため、気苦労が絶えないのです。

男性薬剤師のNGな行動とワード


男性薬剤師においては、どのようなことがタブーとなるのでしょうか?
具体的な例をいくつか、ご紹介させていただきます。

性的な発言や行動

典型的なセクハラのひとつですが、性的な発言をすることや、女性の体や髪を触るなどの行為は絶対にしてはいけません。

本人はもちろんのこと、周りのスタッフも良い気持ちはしないので、冗談や話の成り行きであっても、このような行動は慎むようにしましょう。

男女差別につながる発言

「女性のくせに」という発言をする方は、今の時代なかなかいないと思いますが、思わぬうちに男女差別につながる発言をしてしまっている場合があります。

出産における産休や育休を否定することや、生理痛など女性の身体的特徴によって起こってしまう現象を否定することは、NGです。

また、お茶くみや掃除などの仕事を女性の仕事と決めつけることや、「女性なのに管理職でえらいね」という発言も、男女差別となってしまう可能性があるのです。

意外と危ない、結婚や子供の話

前述の内容は比較的有名であり、セクハラに対する一定の知識があれば回避することができるでしょう。

しかし、結婚や子供の話は本人がセクハラのつもりは無くても、聞き手にとってはセクハラと感じ取ってしまうことがあるのです。

良かれと思って、

  • 結婚は○○歳くらいでした方が良い
  • 子供は〇人くらいいると良い

ということを発言してしまった際に、これらの年齢を超えている女性や子供が出来なくて困っている女性から、セクハラとして不興を買ってしまうのです。

男性薬剤師は職場の女性にどんな対応をすればいいか

これまでご説明した内容を踏まえて、男性薬剤師は女性の多い職場でどのようにふるまえば良いのでしょうか?

真摯な対応を心がける

基本的には、NGとされる事柄には触れないように、真摯な立ち振る舞いを心がけましょう。

力仕事や遅い時間の勤務など、女性が嫌がることを率先して行うようにしていれば、問題となることはほとんどありません。

ただし、そればかりだとただの「便利な人」になってしまいます。
代わりに別の仕事をお願いするなど、仕事の総量をうまくコントロールするようにしなくてはなりません。

ある程度人間関係が出来てくれば、言いたいことも言える間柄となってくるので、はじめのうちは特に頑張るようにしましょう。

あまり仲良くしすぎることもNG

一方で、優しくしすぎてしまうことによる弊害もあるので、注意が必要です。

薬局の中にお局さんのような方がいるケースでは、八方美人で良い顔を使用とすると、目を付けられてしまうことがあります。

キーパーソンをしっかりと確認して、うまく立ち回るようにしましょう。

仲良くなったとしても一定の距離感は必要であるので、女子会や女性の会話などには立ち入らないなど、マナーも大切なのです。

男性薬剤師が働きやすい職場はどこか

本人がいくら気を付けていたとしても、相手があることなので人間関係がうまくいかなかったり、気遣いに疲れてしまったりすることもあるでしょう。

そのような場合には、転職で働きやすい職場に移ることも検討をしてみてはいかがでしょうか。

男性薬剤師が働きやすいと言われている職場について、ご紹介させていただきます。

人数が多く、流動性が高い職場

大手調剤チェーンのように、人数が多くある程度の流動性があれば、今回のような人間関係で悩むことは少ないでしょう。

個人薬局や小規模チェーンなどでスタッフが固定されている場合では、お局さんのような方が生まれてしまい、人間関係で苦労するケースが多くなってしまうのです。

男性比率が高い職場

東京薬科大学が公開している資料によると、2016年卒の新卒薬剤師の就職先としては、男性では企業が一番人気となっています。

企業やドラッグストアのように、男性からの人気が高い職場を選ぶことで、女性が多いことによる気苦労は軽減されることでしょう。

調剤薬局も人気は高いですが、新卒では大手チェーンに入る方が多いです。

調剤薬局で検討している場合には、前項のように規模が大きい調剤薬局を目指すと良いでしょう。

まとめ

ひと昔前は薬剤師といえば女性の割合が圧倒的に高く、調剤薬局に男性がいることは非常に珍しいことでした。
しかし、現在では男性薬剤師の数も増えてきており、現場においても男性が活躍する機会は増えています。

その中でも、女性スタッフとの人間関係は誰もが悩むものであり、苦労を強いられることもあるでしょう。
これらの人間関係にお悩みに方は、本稿を参考にして頂ければ幸いです。


 
 
 
 

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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