薬剤師5大転職理由

調剤薬局で行っているスキルアップ支援はどんなもの?

 

調剤薬局では様々はスキルアップ支援を行っており、様々な研修や支援を受けることができます。

ここで会社によるスキルアップ支援とはどういうものがあるのか、いくつか例を挙げて触れてみたいと思います。

1.薬剤師会主催の研修会の出席費用負担


薬剤師会の各地域の支部等の主催による薬剤師臨床セミナーなど各種集合研修が随時開催されていて、それに伴う参加費や交通費などを負担してくれる会社が多いです。

仕事の後や、休日に開催される場合が多くプライベートな時間を割く必要が出てきます。

2.社内研修(製薬メーカーによる勉強会、医師による症例勉強会等)

薬局内で昼休みや空き時間、営業終了後などの時間を利用して製薬メーカーを招いて、主にその製薬メーカーで販売している薬剤の説明会を行ってもらう勉強会。

これは特に費用はかからず、また、短時間の事が多く薬局内で研修が受けられるので移動などの負担も少なく受けることができるため会社規模にかかわらず多くの薬局で行われています。

処方元のクリニックや会社でコネクションのある医師に協力してもらい社内研修会を開催してくれる会社もあります。

普段気になっているが聞けないような質問を直接医師に尋ねられる機会になるため、非常に有意義な研修となる場合が多いですが、医師の都合や医師と会社の関係性によるところが大きいため、どの薬局でも行われているものではありません。

3.eラーニング、認定薬剤師資格取得費用等の負担

平成28年4月より「かかりつけ薬剤師」制度がスタートしました。
制度の詳細については省略しますが、この「かかりつけ薬剤師」になるための条件の一つに、研修認定を取得した認定薬剤師でなければならないというものがあります。

認定薬剤師になるためには各種研修を受講し、それにより与えられる単位を一定数取得しなければなりません。

さらに認定薬剤師となったのちも継続的に研修を受け、毎年度一定単位数を取得し続けなければ認定の更新を受けることができません。

この単位をもらえる研修の種類には色々とありますが、その中の一つにインターネットで受講することのできるeラーニングがあります。


仕事の後や休日を利用して研修を受講し、この単位をとり続けるのが難しい方にも、業務中の空き時間や、自宅のパソコンや移動中のスマホで受講する事ができるeラーニングはとても喜ばれています。

会社としても、認定薬剤師になってもらわなければ“かかりつけ薬剤師業務”が行えないため、このeラーニングの費用や認定薬剤師資格取得に係る費用を負担してくれるところがほとんどです。

4.学会出席費用の負担

医学関連の学会は国内でも毎年いくつも開催されています。
中には、この学会に参加するための費用を負担してくれる会社もあります。

開催地が遠方の場合は飛行機や新幹線による移動費、宿泊費なども含めるとなかなか高額になるため、いくら勉強のためとはいえなかなか個人での出席は難しい場合が多いです。

会社の費用負担で参加できるとあれば、興味のある人にとっては非常にありがたい話です。

出席のみで費用を負担してくれる会社は稀かもしれませんが、発表者として参加する職員の費用を負担してくれる会社は意外に多くあります。

“会社として演題の発表”や“ポスター発表”など参加の形は様々ですが、それに係る薬剤師の資質向上や対外的な企業価値向上の為にも支援してくれるものなのです。

5.社会人研修・新人研修・現場研修・フォローアップ研修・新任薬局長研修


これだけ充実した研修制度を行っている企業はほぼ大手企業に限られるでしょう。
入社から管理薬剤師になるまで長期に渡ってなんらかの研修制度が随時行われています。
入社した以上は必ず受けなければならない研修となるので、自己研鑽の苦手な方には合っているかもしれません。

6.専門薬剤師等に係る取得費用負担

より専門性の高い認定制度に「専門薬剤師」というものがあります。
がんや感染制御など名前の通り専門分野に特化した認定制度で、主に病院薬剤師向けのものでしたが、近年推進されている在宅医療の現場で活躍している調剤薬局薬剤師にも興味深い「緩和薬物療法認定薬剤師」という認定制度が誕生しました。


これはがん患者様の疼痛や病状管理などの緩和ケアに特化したもので、在宅医療に積極的に参加している薬局であれば会社は取得費用に関して惜しまず支援してくれることと思います。

まとめ

ここで挙げたものがスキルアップ支援として会社がしてくれる全てではありませんが、受けられるスキルアップ支援が選ぶ会社によって異なるんだということを頭の片隅においておくといいでしょう。

転職によるスキルアップをお考えの方は、転職先の選択の際の一つの参考にするのも良いかもしれません。

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サム

サム

新卒後小規模薬局チェーンに就職するも、様々な経験のできる中規模調剤チェーンにスキルアップ転職。その後現在の職場にヘッドハンティングされ、現在に至る。

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