管理薬剤師

管理薬剤師のパートさんとの付き合い方

 

調剤薬局で働く場合には、パートさんとうまく付き合っていくことが大切です。
特に責任者である管理薬剤師は、シフトのやりくりや欠員時の穴埋めなどの調整業務があり、パートさんの力を借りることは必須といえるでしょう。
普段からコミュニケーションをしっかりととり、良好な関係性を築かなくてはなりません。
本稿では、パートさんとの付き合い方について、ご説明させていただきます。

パート薬剤師にはどんな人が多いか

パート薬剤師として働いている方の多くは、ママさん薬剤師のような、既婚女性であるといわれています。
年代でいうと30~50代が多く、小さなお子様をお持ちの場合や育児に手間のかからなくなった年代、子育て終了後の世代などバックグラウンドは様々です。
定年後の働き方としてパート薬剤師を選ぶ方も多く、60代以降の世代においても、男女を問わず働いている方が増えています

パートの方では、これまで管理薬剤師として働いていた方は少なく、他業種からの転換や出産・育児のタイミングでパートへと転向した方がほとんどです。

そのため、医薬品知識に欠ける場合や、数値管理などのコスト意識が乏しい方が多い傾向にあります。

責任のあることを嫌うことも多く、一人薬剤師などを嫌がる方も多いといえます。

管理薬剤師がパートさんと良好な人間関係を築くためには

パートさんと良好な人間関係を築くためには、下記のようなことに気を付けるようにしましょう。

  • 日常会話など、コミュニケーションをしっかりととる
  • 薬局内の出来事などを共有する
  • 製品勉強会の資料などを、出席できない場合にも用意する
  • シフトを決める際に、パートさん自身に決めてもらう

パートの方と接する時間はどうしても短くなってしまいます。日常会話などうまくコミュニケーションをとるようにしましょう。
薬局内の話題についていけるように、薬局であった出来事や周りの医療機関の近況など、情報を入れてあげると喜ばれます。
また、パートだと医薬品の勉強をする機会も限られてしまうので、説明会の資料を用意してあげるなど、スキルアップの機会を与えてあげるようにしましょう。

卸が発行しているドラッグインフォメーションや日経DI、Credentialsなどの情報誌を読めるようにしておくこともオススメです。

シフトについても、パートさん自身に決めてもらうことでトラブルを回避したというケースもあります。
自分たちで相談して決めたシフトなので、文句も言わずに働いてくれる上に、何かあったときでもお互いに助け合ってくれるのです。
これらのように、パートの方にもシフトの作成に参加してもらうと、良い影響があるのです。

管理薬剤師がパートさんとの付き合い方で気を付けること

パートさんとの付き合い方では、下記のような点に気を付けるようにしましょう。

  • 相手の事情に配慮する
  • 急遽のお休みなどには、柔軟な対応を
  • 一つの仕事ばかりを担当させるのではなく、バランス良く様々な仕事を
  • 業務を“押し付ける”のではなく、“お願い”する

パートさんの事情を配慮する

パートという働き方を選択している方は、家庭の事情などによって、制約のある働き方をとっています。
正社員で働くのに比べるとお給料は低くなってしまいますが、それでも家庭やプライベートを優先したいという事情があるのです。
それなのに正社員のような意識や責任を求めたりすると、仕事に対する考え方の齟齬が生まれてしまうでしょう。

急遽のお休みなどには、柔軟な対応をする

急遽のお休みなどについては、できうる限りの対応をしてあげるなど、一定の配慮をしてあげるとうまくいきやすいといえます。
人手不足の場合には、薬局の事情ばかりを押し付けるのではなく、相手のことも考えるようにしましょう。

バランスよく様々な仕事をお願いする

業務内容についても、パートだからといってひたすら一包化をさせたり、ひたすら投薬をさせたりすると、不満が募ってしまう可能性があります。

薬剤師としてのスキルを落とさないためにも、医薬品のピッキングや監査などもバランスよく任せてあげるようにすると、喜ばれるでしょう。

業務を依頼するときには、お願いをするという立場をとると良いでしょう。

まとめ

管理薬剤師は仕事の決定権を持っているため、パート薬剤師の働き方を左右してしまいます。
自分のことしか考えずにいると、パート薬剤師からの不満が募り、うまくいかなくなってしまうでしょう。

  • コミュニケーションをしっかりととる
  • 相手の事情や立場を考える(正社員とパートの線引きをしっかりとする)

これらのポイントに気を付けて、薬局内のをうまく回していけるように心がけるようにしましょう。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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