派遣とパート

パート薬剤師のメリット・デメリット

 

薬剤師はパートの時給が高いので、正社員という働き方にこだわる必要はありません。
ワークライフバランス改善ために、正社員からパート社員へ転向するということも一つの方法です。
現在の働き方で不満を感じている場合には、パート社員という道を考えてみましょう。

しかし、薬剤師がパートとして働くことにデメリットがないわけでもありません。
そこで今回は薬剤師がパートで働くことのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

パート薬剤師のメリット

薬剤師がパートので働くことの、メリットをまとめると次の通りとなります。

パート薬剤師のメリット

  • 転勤や応援がない
  • 働く時間を自由に選択できる
  • 自分のやりたい科目に挑戦できる
  • 責任を問われることがない

1転勤や応援がない

パートでは、希望する店舗で勤務をすることができるので、転勤をしなくても良いというメリットがあります。

正社員では、会社の命令で転勤や応援をしなくてはなりません。
時には片道1時間を超える移動をしなくてはならず、大きな負担となってしまいます。
通勤時間は拘束されているにもかかわらずお給料が出ないので、近くの職場で働くことでワークライフバランスを大きく改善することができるのです。

実際に、ドラッグストアに勤務していた女性薬剤師さんが、正社員からパートに転向することによりワークライフバランスを改善できた例もあります。
念願の家から近い店舗で働くことができ、本人は大変満足のよう。
元々が年俸制の会社だったため、パートでも正社員とさして変わらぬ収入を得られているのだとか。
詳しく知りたいかたはこちらの記事をごらんください。

2働く時間を自由に選択できる

パートでは、自分の働きたいタイミングや時間で勤務スケジュールを組むことが可能です。
子育てや介護においてもメリットが大きいので、主婦の方にも人気の働き方です。
長期の連休をとることも可能なので、旅行が好きな方にもおススメです。

3自分のやりたい科目に挑戦できる

パートでは、職場を自由に選択することが出来るので、自分のやりたい科目に挑戦することが可能です。
薬剤師のキャリアプランを考える上では、幅広い科目に精通していることは非常に大切です。
開業予定がある方や、将来やりたいことがある方においては、科目を絞って働けることはメリットが大きいといえます。

4責任を問われることがない

正社員で働く場合、特に管理薬剤師では、さまざまな責任を負わなくてはなりません。
上司から薬局の売り上げについて叱責されることや、スタッフのミスで患者様に謝りに行くこともあり、気苦労が絶えません。
パートでは、直接的に責任を負わされることはなく、ダブルチェックや機械による監査で責任をうまく分散しています。
必要以上の責任を負うことはないので、働きやすいといえるでしょう。

パート薬剤師のデメリット

パート薬剤師のメリットは先に説明した通りですが、パート薬剤師のデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?

パート薬剤師のデメリット

  • 給与面が不安定になりやすい
  • 福利厚生が正社員に比べると劣る
  • スキルアップにおいて不利である
  • キャリアアップにおいて不利である

給与面が不安定になりやすい

正社員であれば、どんなに暇な時期であっても、一定の基本給が保証されています。

パートでは暇な時期はシフトを削られたり、薬局の経営が芳しくない場合には、勤務日数を減らされたりしてしまいます。

賞与や有給休暇についても、正社員に比べると大きく劣ってしまうので、注意が必要です。

福利厚生が正社員に比べると劣る

社会保険や厚生年金については、現在では一定時間以上の勤務をすることで、加入することが可能となっています。
しかし、社宅や家族手当といった福利厚生は、パートでは期待することが出来ません。
病気などで休職する際の手当ても少ないため、注意が必要です。

スキルアップにおいて不利である

パートでは、社内研修などを受ける機会も少なく、自分の力でスキルアップをしていかなくてはなりません。
正社員であれば、空いた時間に調べものをしたりして勉強をすることが可能ですが、パートでは雑用なども多く難しいでしょう。

スキルアップを会社に任せたいのであれば、階層別研修などを設けている、大手の調剤チェーンの正社員がオススメです。

キャリアアップにおいて不利である

薬剤師のキャリアプランとしては、管理薬剤師やエリアマネージャー、本部社員などをこなしていくことが一般的です。
しかし、パートではこれらのポジションを目指すことは、原則的にはできません。
昇給もあまり期待はできないので、長期的に働いていくという面では、不利といえるでしょう。

パート薬剤師に向いている人・向かない人

子育てや介護のある方にはオススメ

人生において出産や育児、親の介護など、ライフスタイルの変化はつきものです。
プライベートの比重が大きくなったときには、パートという働き方はおススメです。
正社員でも時短勤務などの働き方はできますが、急なお休みや長期間のお休みは難しいといえます。
パート薬剤師として時間を決めて、うまく働いていくと良いでしょう。

若手のうちは正社員として働くべき

若手のうちは、薬剤師としての基礎を学ぶ時期といえます。
正社員として新入社員で入社すれば、様々な段階別研修が用意されています。

わからないことがあったとしても、サポート体制も整っているので、悩みを抱えることもありません。
若手のうちは正社員で働き、ライフスタイルの変化に合わせてパート勤務を取り入れていくことをオススメします。

パート薬剤師の注意点

長期的なキャリアの面では、パート薬剤師は不利

「パート薬剤師のデメリット」でご説明したとおり、長期的なキャリアを考えるうえでは、パート薬剤師は不利といえます。
若いうちからパートを選択した場合には、将来的に同じ年代の薬剤師との間に、差がついてしまうおそれがあります。
育児や介護といった理由であれば仕方ありませんが、趣味や旅行のためという理由であれば、自身のキャリアプランも考えるようにしましょう。

収入が不安定になりやすいので、いざという時のための貯蓄が必要

パートでは、正社員のように一定の額の給与が毎月支払われるわけではありません。
シフトが少なくて収入が少ない月もあるので、いざという時のための貯蓄が必要不可欠です。

住宅ローンやマイカーローンがある場合には、残高が不足することのないように注意しましょう。
また、収入面の対策としては、パートに加えて派遣薬剤師を兼務することがオススメです。
当ホームページでも、パートと派遣薬剤師の両立についての記事をご用意しているので、参考にしてください。

困ったときには転職エージェントの利用も考えて

転職エージェントは、パートの求人を探すときにも力を貸してくれます。
希望するエリアで出ているパート求人を紹介してもらえるうえ、面接の対策などもしてもらえるので、転職エージェントの利用はオススメです。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

まとめ

パート薬剤師のメリット・デメリット

  • 子育てや介護においては、パート薬剤師はオススメ
  • 長期的なキャリアを考えて、働き方を選択しよう
  • 派遣薬剤師を組み合わせることで、より安定した働き方を

パートの時給が高いことは、薬剤師のメリットの一つです。
うまく働くことができれば、正社員と変わらないお給料でありながら、転勤の無い職場で働くことも可能です。
派遣薬剤師などを組み合わせて様々な科を経験することができれば、将来のキャリアにも大いに役立ちます。
メリットとデメリットをしっかりと把握して、パート薬剤師という選択肢を考えるようにしましょう。

パートの求人をファルマスタッフで探す

The following two tabs change content below.

ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

こんな記事も読まれています

  1. 薬剤師のダブルワーク、パート+派遣にはどんなメリットが?

  2. 派遣薬剤師で働くことのメリット・デメリット

  3. ファルマスタッフ派遣利用の体験談~現役派遣薬剤師が語る

  4. 派遣薬剤師は福利厚生が充実!?有給取りやすいですよ

  5. 薬剤師が派遣で働こうと思ったときに知っておきたいことのすべて

  6. パート薬剤師の時給相場と高時給求人4つの特徴

PAGE TOP