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パート薬剤師の時給相場と高時給求人4つの特徴

 

パートで働くことを希望する薬剤師は多く、時給の相場を知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで、本稿ではパート薬剤師の時給相場と高時給求人の特徴について、ご説明いたします。

パート薬剤師の時給の相場

パート薬剤師として1年間勤務した場合の時給については、国が詳細なデータを発表しています。
(「平成29年賃金構造基本統計調査」における「短時間労働者の職種別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」より抜粋)

平均年齢 51.8歳
平均勤続年数 6.7年
実労働日数 14.1日/月
1日当たりの所定労働日数 5.7日
平均時給 2,390円
年間賞与その他特別給与額 67,200円
年間の総支給額 230.5万円

こちらのデータによると、薬剤師の平均時給は2,390円とのことです。
一般的な職種に比べると、かなりの高時給であることがわかりますね。

次に、転職サイトを用いて、実際の求人を確認してみましょう。
今回は、業界大手の「ファルマスタッフ」を利用してみます。
https://www.38-8931.com/
地域を「東京」に限定してパートの求人を検索したところ、「調剤薬局」「ドラッグストア」「ドラッグストア(調剤あり)」「病院・クリニック」の職種別の時給は、次の表のようになりました。(2018年6月時点)
※時給2,000円以下の求人は「その他」に分類されてしまうため、今回は割愛しています。

  2,000~2,499円 2,500~2,999円 3,000円~
全求人
調剤薬局 1,003件(80%) 235件(19%) 21件(2%) 1,259件
ドラッグストア 44件(43%) 53件(51%) 6件(6%) 103件
ドラッグストア(調剤あり) 74件(42%) 78件(45%) 23件(13%) 175件
病院・クリニック 24件(89%) 3件(11%) 0件(0%) 27件

パート薬剤師の時給の違いから分かること

前項でご紹介した表の結果をまとめると、下記の通りとなります。

パート薬剤師の時給の特徴

  • 求人数は、調剤薬局が最も多い
  • いずれの職種も、2,000~2,999円の求人が多い
  • 調剤薬局よりもドラッグストアの方が、時給は高い傾向にある
  • 病院やクリニックでは、高時給は難しい

地域や利用するコンサルティング会社によっても異なりますが、一般的には調剤薬局の求人が多いといえます。
時給としては2,000~2,999円のものが多く、平均時給が2,390円ということにもうなずけます。

また、激務であることの多いドラッグストアでは、時給は高くなる傾向にあります。

一方で、病院やクリニックでは、正社員でも給与が少ないことが特徴です。
求人枠も少なく、勉強になる職場でもあるので、時給は低くても需要と供給のバランスはとれていると考えられます。

高時給なパート求人の特徴

職種による時給の違いについては先にご説明した通りです。他に時給に影響する要因としては、どのようなものがあるでしょう?
高時給の求人には特徴があるのでしょうか?

基本的には、パートの時給は、需要と供給のバランスによって上下します。

薬剤師の確保が難しい場合にはパートの時給は高くなり、薬剤師が余っている場合には安くなるのです。

それでは、具体的な例をご紹介していきますね。

大手よりも個人調剤の方が高時給

大手の薬局は知名度も高いうえ、店舗内でスタッフを回すこともできるので、時給は低くなりがちです。
一方で、個人の薬局や中小チェーンでは、なかなかスタッフを集めることができず、スタッフのやりくりに苦労しています。

薬剤師の確保の難しさを理解しており、高めの時給を設定していることも多いのです。

薬剤師の少ない地域では高時給

薬科大学の無い地方のエリアでは、薬剤師の給与が高いことは比較的有名です。
しかし、同じ首都圏や東京都内であっても、エリアで時給が変わることはご存知でしょうか?
薬科大学の少ない路線や、ベッドタウンから通いにくい路線では、時給は高くなりがちです。

アクセスは良い路線であっても、駅から薬局までの距離が遠い場合や、バスを利用しないと行けないような地域でも、時給は高くなる傾向にあります。

薬局が混みあう冬場は高時給

冬場になると風邪をひく患者様も増えるので、医療業界は忙しい時期となります。
薬剤師も、この時期になると求人が増えるため、時給を高く設定しないと採用が難しくなる場合もあります。

離職率の高い職場は時給が高い

処方箋の枚数が多く忙しい職場や、人間関係が悪い職場では、離職率が高くなってしまいます。
薬剤師の離職を防ぐためにも、時給を高く設定する場合があります。

パート薬剤師の時給についてまとめ

まとめ

  • 薬剤師の平均時給は、2,390円であり、2,000円台の求人が多い
  • 時給は 病院やクリニック<調剤薬局<ドラッグストア となっている
  • 薬剤師の需要に応じて、時給は上下する

本稿では、薬剤師のパートの時給についてご説明いたしました。
ご自身の時給と比べてみて、いかがでしたでしょうか?
現在の時給が相場よりも低い方などでは、転職によって年収を大きくアップさせることができる可能性があります。
転職エージェントなどを活用して、今の自分のキャリアにはどのくらいの時給が期待できるのか、確認すると良いでしょう。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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