薬剤師5大転職理由

ママ薬剤師が育児しながら働ける職場~ドラッグストア編~

 

ママ薬剤師が育児しながら働く職場、今回はドラッグストアに注目してみました。
ドラッグストアは、全国展開しているチェーン店が多いため、店舗異動や転勤があり、年中無休で22時あたりまで営業している店舗がほとんどです。

一見、ママ薬剤師として働きにくそうに見えますが、勤務形態によってはママ薬剤師が働きやすい職場ともなり得るのです。

その理由とは?
順にご説明したいと思います。

ドラッグストアで気を付けるポイント

ママ薬剤師が育児しながらドラッグストアで働く場合に気になるポイントとしては次の4つが挙げられます。

  • ヘルプ体制
  • 勤務時間
  • 店舗異動、他店舗への応援
  • 日祝は休めるか

正社員で働く場合、これらの問題は時短勤務を利用することでほとんど解決することができます。

ここでは、ドラッグストアで働く女性、正社員、契約社員、パートの3者の例をそれぞれ見てみましょう。

正社員Iさんの職場の場合職場と雇用形態

全国展開している業界最大手に正社員で勤務。
都内の24時間営業している店舗。
面接時に引っ越しを伴う転勤が可能かどうかの希望をとられているので、不可での働き方を選択可能。
他店舗への応援はたまにある程度。


勤務時間と時短勤務

  • 早番:8時~17時
  • 遅番:13時~22時

時短は子供が中学生まで最大2時間利用できる。
早番のシフトで9時~17時又は、9時~16時の勤務で働いているママ薬剤師が多い。
時短勤務のメリット

  • 応援や転勤はならないように配慮されている。
  • 時短の人は早番のみで、遅番に入ることはない。
  • 日祝日は必ず休み。土曜は出勤のことが多い。
    ゴールデンウィークのように祝日がずっと続くような時は、何日か出勤してもらうこともある。
  • 残業はない。
    出勤する薬剤師が時短の人だけにならないようにシフトを作る段階で調整する。
    シフトは基本的には薬剤師みんなで話し合って休みを決める。

子供が小学生になっても働けるか
小学生の子供を持ちながら正社員として働いている人は何人かいる。
夫婦で協力して面倒を見る見ていることが多く、問題なく働いているようにみえる。


ママ薬剤師むけの職場の配慮
子供が体調不良で急に仕事に来れないという事態がどうしてもあるので、そういう時に対応できるように社員の人数が多い店舗に配属されることが多い。
人数が多ければ、ママ薬剤師が急に来れなくなっても、他の社員が代わりに出勤することができる。

 

契約社員Mさんの場合職場と雇用形態

全国展開している大手ドラッグストアチェーン。
他店舗への応援のない職場で、転勤のない契約社員として勤務。
日、祝が休みの働き方を選択。


契約社員での働き方
正社員よりも契約社員の方が、前職の給与も反映されたりと、給与も比較的高い。
基本的に正社員より劣ることはない。昇給、有給も変わらずある。
このように契約社員の方が条件の融通も効いたりとメリットが多いので、女性は契約社員が多い。


勤務時間と時短勤務
契約社員であっても時短は利用できる。
時短勤務は子供が中学生まで最大3時間まで。
現在は子供が2歳でかつ、保育園と職場が近いので、時短を使わずフルタイムで働いている。
延長保育もたまに利用する程度。


子供が小学生になっても働けるか
将来子供が小学生になったら、学校の児童クラブなどを利用しつつ、時短もしつつでやっていく予定。


ママ薬剤師むけの職場の配慮
子供が急な熱で休む時とかもすぐに有給が入れられたり、出勤日と休日の入れ替えなどもできる。
看病休暇という無給での休みも可能なので、休みが続いてもなんとかなる。

 

パートHさんの場合職場と雇用形態

関東周辺〜関西周辺までを中心に展開しているドラッグストアチェーン。
時短勤務の制度はない職場でパートとして勤務。
正社員の場合は、他店舗への応援の頻度が多くかつ、移動に1時間以上もかかる店舗への応援もざらにある。


パートとしての働き方
パートとして働くことで他店舗への応援もなくなり、正社員では融通の利きにくい自身の希望する店舗での勤務も可能に。
子育て中の人はみなパートで働いている。
正社員は年俸制でボーナスのない会社のため、時給換算すると、パートも正社員もほぼ同じ給料。
パートは夏期休暇など福利厚生が多少違う。


子供が小学生になっても働けるか
パートならば可能。
正社員だと子どもが休みの土曜、祝日なども仕事があったり、夜も21時くらいなど遅くなる事もあるので、正社員としては難しい。

ヘルプ体制

ママ薬剤師の悩み

「子供の急な体調不良で休まなければいけなくなったときにフォローしてもらえるか」

この点を事前にクリアにしておかなければママ薬剤師は安心して働くことはできないでしょう。

これは正社員として働く場合だけでなく、派遣、パート、契約社員として働く場合であっても同様の悩みです。
ドラッグストアの場合は、他の薬剤師の職場にはない2つのメリットがあります。

人数の多い店舗が多い

全国展開している大手チェーンでは、ママ薬剤師を薬剤師が多い店舗に配属することで、突発休でも代わりにフォローできる体制を確保しています。
これは人数の多い、大手ならではの安心感といえるでしょう。
そのようなときでもすぐに有給を取得できたり、看病休暇も取得できます。

ギリギリの人数でまわしていることが多い調剤薬局ではなかなかこうもいかず、有給はとるべきではないと、暗黙の了解になっている職場もあります。

登録販売者がOTC販売のフォローをしてくれる

ドラッグストアの正社員は登録販売者の資格をとることが義務付けられています。
第一類医薬品の販売はできませんが、第二類、三類の販売は行えるため、OTC販売の代役としてフォローしてもらえます。

店舗異動と応援

異動は早ければ3ヶ月以内など、欠員や中途採用が入るなど状況によって様々です。
大手だと店舗数も多いので、だいたい1〜2年以内には異動があることが多いです。
全国かエリア限定社員かで給与体制も違う会社もあれば、エリア限定制度を設けていない会社もあります。

また、店舗にいる社員だけでは運営が厳しい時は他の店舗に応援を頼むことがあります。

勤務時間

ドラッグストアでは早番、遅番の2つのシフトがありますが、パートさんや時短社員の方は午前中や夕方までの勤務の方が多いです。
そのため、正社員が遅番のシフトになりがちです。

正社員として働く場合は、時短勤務を使用することで、早番のシフトにしてもらうことができます。

時短社員が遅番になることはありません。
ママ薬剤師が正社員で働きたいと思う場合、時短勤務の利用が必須になってきます。

日祝は休めるか

時短社員の場合は日祝日は必ず休みにすることができです。ただし土曜は出勤のことが多いです。

正社員以外の働き方

正社員以外の働き方であっても、正社員とほぼ変わらぬ給料の職場もあるようです。

契約社員

正社員よりも契約社員の方が、前職の給与も反映されたりと、給与も比較的高い。昇給、有給も変わらずあります。
このように契約社員の方が条件の融通も効いたりとメリットが多いので、女性は契約社員が多い職場もあります。

ただし、派遣以上にレアな求人になってきます。

派遣社員

派遣社員の場合は、パートと同じ時給制であっても、派遣元の会社の福利厚生を受けることができるのが特徴です。
仮に職場を変えたくなった場合でも、転職扱いではなく、派遣先を変えるという対応で働くことができます。

ただし、ドラッグストアの場合は、派遣の求人がそれほどありません。

求人数最多のファルマスタッフは15000件を超える派遣の求人を保有していますが、ドラッグストアの派遣案件は1400件ほどしかありません。

パート

正社員にはつきものの、遠い店舗への応援だったり、遅番のシフト、土曜や祝日の出勤などの諸問題が全て解決されます。
自分の希望に沿う店舗で、自分の希望勤務時間に働け、他店舗への応援もほぼなくなります。
年俸制の会社の場合は、正社員も時給換算にするとパートほぼ同じです。
パートは夏期休暇など福利厚生が多少違います。

ドラッグストアは小1の壁を越えられるか

お子さんが中学生になるまでの間時短制度を利用できる職場であれば、お子さんが小学生になってもドラッグストアで正社員として働き続けることは可能でしょう。

正社員以外の派遣社員、契約社員、パートで働く場合は、先に挙げた4つの項目を満たした職場を探せば、小1の壁を越えることは可能ではないでしょうか。

まとめ

営業時間が長く、土日も営業しているドラッグストアですが、時短勤務などの制度を利用することで、ママ薬剤師が働きやすい職場に変貌するのです。

大手チェーンが多いドラッグストアでは、人数の多い職場に配属してもらうことでお子さんの突然の休みでもフォローしてもらうことができます。

ママ薬剤師として安心できるメリットですね。

そして、パートであっても正社員とほぼ変わらぬ給料で働くことができる職場もあります。
必ずしも正社員にこだわることなく、働ける職場を探すことが大事といえるでしょう。

ドラッグストアの求人に強い転職サイト

ドラッグストアの求人に強い転職サイト、それはリクナビ薬剤師とマイナビ薬剤師です。
調剤併設店の求人数ならリクナビ薬剤師が、OTCのみの店舗ならばマイナビ薬剤師が最も求人数が多いのです。

ドラッグストアで働こうと思う薬剤師さんには、この2社がオススメです。

リクナビ薬剤師

  • 大手の求人多数保有
  • 大手ドラッグストア相手でも給与交渉できる、その交渉力
詳細を見る
無料登録はコチラ

マイナビ薬剤師

  • 担当先に足を運んで探した求人多数
  • 傾聴する態度で行われる丁寧な対面カウンセリング
詳細を見る
無料登録はコチラ

元転職エージェントのオススメ転職サイト

元転職エージェントのカオリです。
わたしは転職エージェントとして働ていた経験があり、現在は求人企業側として大手紹介会社・地元密着のエージェント様とお取引があります。

そんなわたしが知る薬剤師の転職サイト10社について、実際にお会いした求職者さんの感想と他社出身のエージェントから聞いた業界内の評判を元に、オススメの転職サイトをご紹介します。
⇒ 元転職エージェントがおすすめする、薬剤師の転職サイト10社の徹底比較ランキング!

The following two tabs change content below.
アバター

ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

こんな記事も読まれています

  1. ママ薬剤師のパート求人の探し方【DS編】

  2. ママ薬剤師が出産・育児しながらでも働けるオススメ職場~CRO編~

  3. ママ薬剤師の調剤薬局での働きやすさ

    ママ薬剤師が育児しながら働ける職場~調剤薬局編~

  4. ママ薬剤師のパート求人の探し方【調剤薬局編】

  5. ママ薬剤師の働き方、正社員vsパート社員どっちがいい?

  6. ママ薬剤師が育児しながら働ける職場~病院薬剤師編~

最近の記事

PAGE TOP