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【実例解説】薬剤師が転職のときに使えるアピールポイント6選

 

転職活動では、自分の長所や特技を「アピールポイント」として伝えることが重要となります。
「自己PR」として履歴書に盛り込むことで、相手に自分自身を売り込むことができるのです。

転職先の企業はもちろんのこと、転職エージェントからも聞かれることがあるので、あらかじめ準備をしておきましょう。
そこで今回は、薬剤師が転職のときに使えるアピールポイントの作り方を、例を挙げてご紹介していきます。

薬剤師が転職する際にアピールしやすいポイント

薬剤師が転職する際にアピールしやすいポイントを挙げていきます。

  • 管理薬剤師経験あり
  • エリアマネージャー経験あり
  • 薬剤師歴3年以上、5年以上
  • 研修認定薬剤師資格あり
  • 実務実習指導薬剤師資格あり
  • 複数領域の経験あり
  • 在宅経験あり

これらは薬局の利益に影響を与えるので、該当する方は積極的にアピールするようにしましょう。
特に、最近の調剤報酬改定の動向をみると、薬剤師歴3年かつ研修認定薬剤師の資格を有していることは、かかりつけ業務を行っていくためにはマストともいえます。
かかりつけ業務に興味があり、率先して行っていきたいということをアピールしていきましょう。

自分では気づかない、意外なアピールポイント6選

前項のアピールしやすいポイントでは、薬剤師転職における一般的なアピールポイントをご紹介しました。
しかし、これらは薬剤師経験が豊富な方でなければ該当しないことも多く、すべての方が使えるわけではありません。

ブランクのある方や他業種からの転職の方、若手の薬剤師では、どのようなことをアピールすれば良いのでしょうか?
そんな人たちでも使えそうな、意外と知られていないアピールポイントをご紹介していきます。

営業経験あり

こちらは、MRやMSから転職をする方にオススメのアピールポイントです。
営業経験のある方はコミュニケーション能力に長けていることが多く、薬局内のムードメーカーとしての役割が期待されます。

ときには、医師や他業種の担当者との窓口としての役割を期待されることもあるので、営業経験があることはアピールポイントとなるのです。
営業経験の代わりに「接客経験」をアピールすることもオススメです。

【例】
営業として○○年勤務していたので、コミュニケーション能力に自信があります。
機会があれば、様々な職種の方と協力して患者さんのQOL向上に貢献したいと考えています。

アルバイトや部活動などでリーダー経験あり

多くの企業では、リーダーシップのある人材を求めています。
管理薬剤師の経験が無かったとしても、過去にアルバイトや部活動などでリーダー経験があれば、アピールポイントとして使うことができるのです。

【例】
学生時代には、テニス部で部長を任されていました。
周りの人を引っ張っていくことが得意な性格なので、薬局の中でも良い影響を与えられると考えています。

小売業の経験あり

ドラッグストアに転職する場合では、小売業の経験があることは重要視されています。
粗利や在庫の仕組みを理解しており、売り上げに対する目標意識を持っていることは、薬剤師としてもアピールポイントとなるのです。

【例】
学生時代にホームセンターでアルバイトをしたことがあり、その中で利益の出し方やコスト意識の重要さを学びました。
小売業であるドラッグストアでも経験を生かして取り組みたいと考えています。

コミュニケーション能力が高い

薬局は閉鎖的な空間といわれることも多く、スタッフ間のコミュニケーションが重要となります。
コミュニケーション能力が高い方は、それだけでアピールポイントとなります。具体的なエピソードを添えながら、アピールするようにしましょう。

【例】
様々な方とコミュニケーションをとることが特技の一つです。
地域の役員にも挑戦をしており、その中で幅広い年代の方の意見をうまく聞けるように、気を配りながら日々奮闘しています。

明るい性格である

コミュニケーションがアピールポイントであることと同様に、明るい性格であることも立派なアピールポイントです。
明るい方が薬局にいるとムードが良くなるので、明るい人材は重宝されるのです。

【例】
周りの人に「明るい性格」と言われることが多く、仕事にも前向きな気持ちで臨むようにしています。
前職では「ムードメーカー」と言われることもあり、周りの人にも良い雰囲気で仕事をしてもらえるように気を配っていました。

パソコンが得意

パソコンが得意であることも、ひとつのアピールポイントです。
現在では電子薬歴を採用している薬局やドラックストアも多く、発注システムやお薬手帳なども電子化がすすんでいます。
ベテラン薬剤師の中にはパソコンを苦手としている方も多く、パソコンが得意な方が薬局内にいると、いざという時に頼りにされます。
自信がある方は積極的にアピールするようにしましょう。

【例】
小さい頃からパソコンが得意なので、前職でも薬局業務において役立てることができていました。

アピールポイントの選び方

ここまで様々なアピールポイントをご紹介してきましたが、すべてのアピールポイントを伝えることは難しいものです。
そこで、内定を勝ち取るのに効果的なアピールポイントは、どのようにして選べばよいのかご説明していきます。

現場のニーズとマッチしたアピールポイントを選ぶ

内定を勝ち取るためには、現場のニーズとアピールポイントがマッチしていることが必要不可欠です。
例えば、前任者が人間関係のもつれで退職してしまった場合には、「次は人柄の良い薬剤師さんを」と考えるものです。

つまり、「アピールポイント=求められている薬剤師」となる必要があるので、現場の募集背景を聞いて、適したアピールポイントを選択しましょう。

困ったときには転職エージェントに相談して

自分でアピールポイントを探すのが難しい場合や、薬局がどんなスタッフを求めているのかがわからない場合には、転職エージェントを活用するようにしましょう。
自身のこれまでの経歴を伝えることで、今回応募する職場に対するアピールポイントやアピールの方法を教えてもらえます。

アピールポイントを伝えるときの注意点


アピールポイントを伝えるときに気を付ける点について、ご説明していきます。

多すぎるアピールはNG

伝えたいことがたくさんあるからといって、アピールポイントを増やしすぎるのも逆効果になってしまいます。
自己主張が激しい人として見られてしまう恐れがあるので、一般的なアピールポイント(管理薬剤師経験など)に加えて、1~2つにとどめると良いでしょう。

自慢にならないように

どんなに素晴らしいアピールポイントであっても、自慢のように聞こえてしまっては、逆効果となることもあります。表現に注意をして、うまく伝えましょう。

前職の成功例を説明したうえで、転職先ではどのように生かしたいかを説明すると良いでしょう。

【例】
前職のドラッグストアでは、エリアの店舗の中でも好成績をあげることができました。新しい職場でも、その時の経験を生かして取り組み、成果につなげたいと考えています。

口答での説明を組み合わせて

全てのエピソードを履歴書に盛り込むのではなく、面接時に口頭で説明することも大切です。
面接のときに突っ込んでもらえるように、履歴書だけで完結しないように注意しましょう。

【例】
コミュニケーションを大切にしており、前職では様々な職種の方と協力して仕事をしていました。
薬局でイベントを行うことも多く、多くのスタッフをまとめることの難しさを知りました。
新しい職場でも、何らかの形で生かしていきたいと考えています。
※履歴書では他職種の概要やイベントの内容には触れず、口頭での説明を狙う

まとめ

  • 転職活動では「アピールポイント」の掘り起こしが大切
  • 現場のニーズにマッチしたアピールを心がける
  • 多すぎるアピールや自慢に注意して

薬剤師に限らず、転職活動においては、自分自身を見つめ直すことが重要です。
自分の長所と短所を客観的にとらえ、アピールポイントを考えることは、とても重要なフローです。
本稿の具体例を参考にして、自分だけのアピールポイントを作り上げてください。

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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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