薬剤師5大転職理由

ママ薬剤師の調剤薬局での働きやすさ

ママ薬剤師が育児しながら働ける職場~調剤薬局編~

 

ママ薬剤師が働きやすい調剤薬局とはどんなところでしょう?

子供の急な病気で休みたい、けれども職場が忙しくて休めない。そんな薬局は避けたいところですよね。

ママ薬剤師が調剤薬局で働く上で、事前に確認しておきたい5つのポイントをまとめました。

ママ薬剤師が選びたい薬局の特徴

ママ薬剤師が選びたい良い薬局・悪い薬局をまとめると、次の表の通りとなります。

※表は横にスライドして見ることができます。

 確認項目 良い薬局 悪い薬局
時短中の社員の扱い 基本的に時間が来たら仕事が残っていようがそこで切り上げて帰れる。
薬歴がたまれば正社員がフォローして書く時間を与えてくれる。
ピッキングなど簡単な業務に専念させてくれる。
時短中の社員にも残業をさせる
勤務時間 17時~18時の定時で帰れる 残業が多い
ヘルプ・フォロー体制 忙しすぎない、他店舗からの応援体制が整っている
一人くらい抜けてもフォローできるだけの人数を揃えている
一人薬剤師
人数がカツカツで周りをフォローする余裕がない
応援・異動の頻度 遠方への応援がない
キチンと通える範囲での異動に収めてくれる
遠い店舗への応援が多い
通勤圏1時間半で契約しておきながら、通勤2時間の職場に異動
応援範囲に、忙しすぎる店舗・薬剤師の確保が難しい地域の店舗がある。
職場の理解 職場に子育て経験者が多い 出産・育児に理解がない人が多い

1.時短中の社員の扱い

時短社員が本当に時短で帰れるようにフォローしてくれる薬局かどうかを確認しましょう。

お子さんが小さいうちは時短制度を活用することで、16時や17時などに帰宅することはできます。
しかし、時短制度が利用できればそれで大丈夫というわけではありません。
時短社員であっても残業しなければならないような薬局も存在するからです。

時短社員に対するフォロー体制のしっかりした店舗では、薬歴の状況をみて投薬を交代したり、薬歴がたまってきたら時短社員が朝からこもって書いてもらうようにローテーションを組む。このように正社員と時短社員でうまく分担を行い、時短社員さんが帰りやすい環境を整えています。

2.勤務時間


残業なく17時~18時などの定時で退勤できる職場、これも家庭をもつママ薬剤師に必須の項目といえるのではないでしょうか。

パートや勤務時間を限定した契約社員、又は正社員であれば時短勤務などを活用するなど、どうすれば勤務時間を短く固定できるかは各職場、会社の体制のよってマチマチです。

病院の門前薬局

9時~17時など診療時間の決まっている「病院」をメインで応需している薬局であれば、病院に合わせた開局時間になります。
余程ギリギリの人数でやっている薬局でない限りは、それほどの残業も無く帰れるでしょう。

クリニックの門前薬局

一方、開業医が一人でやっているような「クリニック」をメインで応需している薬局は、帰宅時間がバラバラになりがちです。

  • 曜日毎に診察時間が異なる
  • 遅くまで診察している
  • 土日もやっている

このように、クリニックの診療時間に合わせた開局時間になります。

通勤が近い

何と言っても家から近い通勤が楽な職場も大切です。
妊婦の通勤はつわりなど体調不良の中での移動となるため、通勤時間が少しでも短いに越したことはありません。

会社によっては満員電車を避けるため、通勤時間帯をずらしてくれるなどの配慮をしてくれるところもあります。

3.ヘルプ体制


働くママ薬剤師にとって、子供の体調不良による急な休みは避けられないところ。
そのような事態でも安心してフォローしてもらうためには、以下の3つを確認しておきたいところです。

忙しすぎる薬局は避ける

クリニックをメインで応需している薬局であっても、人気のあるクリニックの門前薬局はそれなりに忙しいです。
あまり忙しすぎる薬局だと休憩も取れなかったり、つわりで吐き気があってもトイレに行けない、周りの職員にも余裕が無いため配慮してもらえないなどの心配があります。
この点は、主に応需している病院の処方箋の内容と1日の受付枚数、勤務薬剤師数を確認すればおおよその忙しさは予想がつきます。

処方箋の内容と1日の受付枚数、勤務薬剤師数を確認しましょう。

薬局の規模

一人薬剤師の薬局を避けるのはもちろんのことですが、以下も気を付けたいポイントです。

  • 薬剤師数の多い店舗で一人休んでも何とかなる
  • 複数店舗があり、多店舗からのヘルプ薬剤師をまわしやすい
  • 産休・育休の規定がしっかり明示してる
  • 以前に職員による有給の取得実績がある

有給の取得状況

人数がカツカツの職場では有給が使えない、周りに配慮して使うべきではないとされている職場もあります。

有給がキチンと取得できるか確認しておきましょう。

4.異動・応援の頻度

ママ薬剤師が帰宅時間を早めるためには、異動・応援の頻度も大切になってきます。

異動の頻度

異動のする店舗の勤務エリアを事前に確認しておきましょう。入社の段階で、自宅から通える範囲でのみの勤務などのエリア限定社員を選べる職場は必ずあります。

しかし、職場によっては自宅から通える範囲で希望を出していたのに、通うのに2時間以上かかる職場に配属になるなんてことも…

そのような事態を避けるためには、入社の段階で通勤1時間半以内と明確な条件の約束を交わしておきましょう。
転職サイトを利用していた場合、もし約束が破られているようでしたら、転職サイトのエージェントが再度交渉してくれます。

また、ママ薬剤師にとって耳寄りな情報が一つ。
転職サイトを利用しての転職すれば大手チェーンであっても働く店舗を固定することができるんです。
店舗異動ありの求人であっても、条件交渉で店舗異動なしにしてくれるのです。
ママ薬剤師は容易に転勤できないですからね。これはうれしい特典ではないでしょうか。

応援の頻度

応援の頻度とその距離も確認が大切です。個人薬局でもない限り、他店舗への応援はつきものだからです。
時短中の社員さんであれば、遠距離の応援にいくことはないよう配慮してくれている職場がほとんどですが、正社員の場合は、応援は避けられません。

自分の店舗の業務終了後に応援に行くことさえあります。

応援の頻度と、応援にいく店舗の距離を事前にリサーチしておきましょう。

5.職場に理解があるか


妊娠、出産、育児を働きながら経験したママ薬剤師のいる職場、これは最も大切な条件ともいえます。
同じような経験をしたママ薬剤師には、その時の自分の気持ちを分かってもらえるので協力的な場合が多いです。

最近「マタハラ」という言葉をよく耳にしますが、どこの職場でも心無い言葉や態度を向けてくる人はいます。
そういった心配を少しでも減らすためにはこれも重要なポイントかもしれません。

子育て経験者の多い職場

子育て経験者のある女性が多い職場は非常に働きやすいですし、男性であっても同年代の子育て経験者の方はママ薬剤師に理解があります。

とある女性薬剤師さんはこういいます。

仕事中も常に気を使ってくださり、少しでも体調が悪ければ休憩室で休ませてくださいました。
産後も心行くまで子育て楽しんでから戻っておいでという感じで復帰して子供が体調を崩してもすぐに対応してくださって大変働きやすいです。

子供の急な体調不良による休みの場合でも、「次の日もダメそうなら私が出るから!」と変わりに午後からのパートさんがが午前中から出てくださったりなどしてくれることもあります。

そのような職場は社員さん同士が仲が良いのも特徴です。

しかし、職場に同年代の女性が多い場合は注意が必要です。ご自身と同じく、子供の都合で休むことがあるためです。同年代の女性は多くない職場がいいでしょう。

気になる求人先の職場の年齢構成が気になる場合は、転職サイトを使って事前にその職場の年齢構成をリサーチしましょう。
転職サイトのエージェントはすぐにリサーチしてくれます。

まとめ

これら【良い店舗】の例がたまたまその店舗だけなのか、会社としてそのように仕組み化しているのかをよく確認したいところですね。

働く側としても、調剤薬局はチームプレーというのを理解して、周りにも理解してもらえるような働き方をすることが大切になってくるのではないでしょうか。
例えば、

仕事している間はなるべくできることをやって、職場が大変なときに少しくらい残業できるようだったらフォローしたり、思いやりのある行動を心がける

といった具合です。
そうすれば、周りの理解を得ることができ、結果フォローもしてもらえて長く働けるのではないでしょうか。

これらのポイントを押さえて転職サイトのエージェントなどに相談しながら、情報を集めて職場を探すと失敗の確率もグッと低くなるのではないでしょうか。

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ママ薬剤師にとって非常に使いやすい転職サイトといえるのではないでしょうか。


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ヤス

製薬会社MR→ドラッグストア→調剤薬局と2度の転職を経験。 現在は都内の中規模調剤チェーンで管理薬剤師をしています。調剤業務だけでなく、地域活動や講演活動にも奮闘中。得意な科目は小児科と精神科、婦人科など。趣味はドライブとスノーボード。

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