薬剤師の転職体験談

派遣薬剤師への転職体験談~女性薬剤師の土日休みという働き方

 

「派遣って時給いいけど、急に契約切られたりするんでしょ?」
「職場になじめなくて大変そう。」

薬剤師が派遣社員として働くことについて、こういった質問をよくされます。

でも全然そんなことないんですよ。
出産や育児でキャリアに穴ができてしまいがちな女性薬剤師にとって、派遣薬剤師はとても良い働き方だと感じています。

どうして派遣薬剤師を選んだのか、派遣はどんなことをするのかなど、派遣薬剤師の気になるポイントを私の実際の転職体験談からお伝えしていきます。
派遣薬剤師への転職に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

派遣薬剤師に転職した理由

キッカケは転勤

私の夫は製薬会社の営業職、いわゆるMRです。
MRといえば転勤が多い職業であり、私の夫も例にもれず度々転勤があります。

私は結婚後パートとして働いていましたが、2回目の転勤のときの就職活動でこう考えました。

「数年ごとに履歴書作るのすごくメンドクサイ…。」
履歴書は単に資格や名前を書けばよいだけではなく、学歴や職歴を書く欄がありますよね。
各地を転々としていると、だんだん職歴が思い出せなくなるんです…。

そんなとき以前に登録していた転職サイトであるファルマスタッフの担当の方から、「派遣だったら毎回履歴書作らなくても大丈夫だよ。」と言われました。

それが派遣という働き方に興味を持ったキッカケです。

パートと派遣の違い

ファルマスタッフの方が教えてくれた、派遣を選ぶメリットは以下のものです。

派遣薬剤師のメリット

  • 経歴書は派遣会社が派遣先に提出するので、履歴書は不要。
  • パートよりも時給が高い。
  • 働き方の自由度もパートより高い。

逆にパートではなく派遣にするデメリットは、こんな感じ。

派遣薬剤師のデメリット

  • 契約が終了することがある。
  • キャリアアップはできない。

派遣を入れるのは人材が不足しているからであり、新しい正社員が入ったら契約が終了になることはあります。
ただ予告期間がありますし、現状薬剤師の派遣先はたくさんあるので「次の仕事がない…。」とはほぼなりません。

パートであれば長く勤めていると正社員への転向と同時に、管理薬剤師や薬局長へキャリアアップできることもありますが、それは派遣では難しいですね。

私のように各地を転々とする場合はどちらにしてもキャリアアップはできないので、特に問題にはなりませんでした。

決め手は時給と自由度


色々とメリット・デメリットはありますが、最終的に私が派遣を選択した決めては時給の高さと働き方の自由さです。

その時住んでいたエリアの、パート薬剤師の平均時給は2,000円くらい。
対して派遣薬剤師は、パートの平均より高い2,200円~3,000円で募集されていました。

MRである夫は土日祝が休みなのでそれに合わせて休みを取りたかったんですが、調剤薬局は土曜日も営業しています。パートでも月に1~2回は出て欲しいと言われることが多かったんです。

その点派遣は土日祝キッカリ休みでもOKという求人が多く、派遣は自分にとても合っている働き方だと感じました。

私が選んだ派遣求人の条件

薬剤師の派遣求人はたくさんありますが、その中で私が選んだのは大手チェーン調剤薬局の派遣求人です。

大手を選んだのは以下の理由。

大手チェーン調剤薬局の派遣求人を選んだ理由

  • アクセスが良い場所にある店舗が多い。
  • スタッフが多いので急な休みにも対応できる。
  • 常に人材不足なので契約期間が長い。

派遣先の店舗は数店舗候補があると言われましたが、どれも駅から近くアクセス良好でしたし、実際に働くことになった店舗は自宅から30分くらいの場所でとても便利でした。
私はアクセスの良い場所を選びましたが、アクセスが悪い場所だと時給は高めです。

都市部から離れると時給4,000円を超える派遣求人も、珍しくないですよ。

勤務時間・曜日


出勤の日数や勤務時間は薬局側から「出来るだけ多い方が嬉しいが、派遣さん(私)の都合に合わせます。」と言われましたので、自由に選べました。
子供はいませんでしたが夫より早く帰って家事をしたかったので、平日のみ週4回で9時から17時までの勤務を選択しました。

休みは基本的に水曜日でしたが、ほかのパートさんの休みと重なった場合は火曜日や木曜日になります。

土曜日の営業がある店舗なので求人票では「土曜日勤務あり」となっていましたが、派遣会社のスタッフさんが交渉してくださって「土曜日は休み」に変更となりました。

今回のような大手チェーン薬局や、本当に急を要するほど人材不足の薬局の場合、土日休みの求人ではなくても土日休みに変更してもらえるケースが多いようです。

土日休みに変更してもらっても、時給は特に下がりませんでした。ほとんどの場合、曜日の指定によって時給が下がることはないとのことです。

時給と年収

私の契約は、時給2,400円です。
転勤前は時給2,000円のパートをしていたので、400円アップですね。

パート時代は週5日の9~17時だったので、年収は330万円くらい。
派遣に変更した際に週4日の勤務に減らしたため、年収は310万円ほどへ。

勤務日数を減らしたのに、年収はほとんど変わりませんでした
仮にパートのときと同じように週5日働いていたとしたら、年収は400万円を超えます。

一部の病院薬剤師の年収を超えてしまいますね。

忙しくてほとんど家事ができない夫なので家事はすべて私がやっており、働きながら家事をするのは結構大変だったんです。週の中に1日休みを入れると、とっても楽になりましたし、料理や掃除にゆっくりと時間を取れるようになりました。

これは夫もとても喜んでくれましたので、本当に派遣に変えてよかったと思いましたよ。

派遣薬剤師として実際に働いて感じたこと

パートと比べた派遣薬剤師のメリットは、「履歴書不要・時給が高い・自由度が高い」とお話しました。
それ以外に実際に私が働いて感じた派遣の魅力を、お伝えさせていただきます。

仕事中は正社員・パートと変わらない

薬剤師ではない一般の派遣社員だと、雑務ばかりを任されたりと「派遣差別」をされることがあると聞きますが、薬剤師でそれはないです。

薬局薬剤師の仕事は「調剤・監査・投薬・薬歴作成」であり、それは社員でも派遣でも同じ。
派遣だから特別なことをやらされたり、逆にさせてもらえない…ということはありませんでした。

店舗によるとは思いますが、皆さん普通の社員と変わらず接してくれて、楽しく働ける職場でした。
万が一雰囲気が合わない職場であれば、契約終了としてしまえるのも派遣の良いところではあります。

鍵開け当番・電話当番などは任されない

派遣社員は、その会社の所属にする社員ではありません。
そのため鍵や営業時間外用の携帯電話は任されませんでした。

パートのときは電話当番を何度かしており結構負担に感じていたので、休日や夜に電話を気にしなくて良いのは嬉しかったです。
発注や在庫管理なども正社員がやっていたので、派遣社員である私は一度もやったことがありません。

この辺りは派遣でもできないわけではないので、店舗によると思います。

パートと比べて感じたデメリットはなし

私の個人的な意見ではありますが、パート時代と比べて困ったことは1つもありませんでした。時給は高いし土日祝はキッカリ休みだし、有休もちゃんと取れます。

「派遣だから…」とイヤなことをされるわけでもないし、むしろ仕事は社員より楽だと感じました。

夫がMRを続ける限り転勤がなくならない私にとってキャリアアップは不要なので、これから先も派遣で働くと思います。
私のように転勤が多い夫を持つ主婦に派遣は良い条件ですが、ほかにもこんな薬剤師に派遣をオススメ。

派遣で働くのをオススメできる薬剤師

  • 色々な職場・診療科を経験したい。
  • 残業なし・土日祝休み希望。
  • 人間関係の良い職場で働きたい。

派遣先の人間関係は、転職サイト(派遣会社)の担当者がチェックしてくれます。
私の場合もファルマスタッフの担当の方が、細かく調べてくれたので良い職場を見つけられましたよ。


ファルマスタッフで派遣契約をした理由

前述のように、私はファルマスタッフで派遣契約を行いました。

他にも薬剤師の派遣会社はありますが、ファルマスタッフを選んだのは次の3つが理由です。

ファルマスタッフを選んだ理由

  • 扱っている派遣件数が多いから。
  • 連絡がマメで対応が良いから。
  • 派遣先の内部事情に詳しいから。

特に重要だと感じたのは、2つ目と3つ目です。
順に詳しくお話しますね。

連絡がマメで対応が良い

他にもいくつか薬剤師向け転職サイトや派遣会社に登録はしていましたが、レスポンスが遅く何日も連絡がないところや、担当者がタメ口というところもあったんですよね…

その点ファルマスタッフは連絡がとても早いですし、担当の方を含め支店のどの方とお話しても丁寧です。

内部事情に詳しい

派遣の検討中、従業員の年齢層・薬局長はどんな人か・現在の人間関係や雰囲気などを詳しく教えてくださいました。

これはあちこちに支店があるファルマスタッフだからできることです。支店がないエリアの派遣も扱っている会社はありますが、内部事情は全然知らないようでした。
見学にも同行してくれたので、安心して色々と質問ができましたよ。

派遣中もずっと味方の担当者

転職サイトであれば、転職が済めばそれで転職コンサルタントとの関係は終わります。
でも派遣の場合は派遣スタッフとして働いている間ずっと、派遣の担当者が自分の担当でいてくれるんです。

私のファルマスタッフの担当者は最初のうちは度々電話をくれて「何か困っていることはありませんか?」「職場の雰囲気はどうですか?」と心配してくれました。近くで仕事があったときには顔を見せてくれたこともあります。

実際に働いている中で少し社員の方と衝突してしまったことがあるのですが、その時には電話で話を聞いてくれて「どうしてもそこで働くのがツラかったら、すぐに次の仕事を探しますよ。」と言ってくれました。

結局問題は解決して職場は変えなかったのですが、派遣中必ず味方でいてくれる人がいるって本当に心強いです。
実は社会人2年目のときに職場いじめで仕事をやめてしまったことがあるので、絶対味方がいると思うと本当に安心して働けました

全てのファルマスタッフの方が同じ対応をしてくれるわけではないと思いますが、基本的に皆さん良い人で親身になってくれます。
これらの経験から転職を考えている薬剤師の友人・知人にはファルマスタッフをオススメするようにしています。

ファルマスタッフについてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にどうぞ。私と同じくファルマスタッフを利用している現役の派遣薬剤師の紹介記事になります。
⇒ ファルマスタッフ派遣利用の体験談~現役派遣薬剤師が語る

まとめ

まだあまりメジャーではない派遣薬剤師という働き方。

派遣と聞くとドラマなどの印象から良くないイメージを持つ方も多いですが、薬剤師の派遣は良いことばかりです。
特にキャリアにあまりこだわりのない方・短期間で高収入を得たい方にはピッタリだと思います。

時間や日数・曜日の自由度が高いので、ママ薬剤師にも最適な働き方ですよね。
パートと比べて不便に感じることは本当に少ないので、短期間で職場が変わることに抵抗がない方はぜひ派遣薬剤師という働き方を検討してみてくださいね。


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チェルシー

大手調剤薬局に勤務後、転勤族であるMRとの結婚により退職。結婚後はしばらくパートで働き、派遣薬剤師に転向。妊活に専念するため退職し、現在は子育てとライターの兼業中。趣味はゲームとネットサーフィン。

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