派遣

ママ薬剤師が派遣で働くということ、経験者が実体験を元に語ります

 

子育ても落ち着いてきたし、そろそろ働こうかな…。
子供が幼稚園に行っている間だけ働きたいな…。
でも、いきなり正社員になるにはハードルが高い…。
そうお感じになっているママ薬剤師は多いのではないでしょうか。

私もそう思っていたママ薬剤師の1人でした。
産後6ヵ月頃に現場復帰を考え始め、「派遣薬剤師」として働こうと決めました。

働きたいけど、働き方も大切!
そう思っているママ薬剤師さんにパート薬剤師以外の働き方をご紹介できればと思います。

ママ薬剤師でも派遣でも働けるのか

友人たちに良く言われるのが、「えっ!子育てしながらでも派遣で働けるの?」ということです。
他にも「時間通り帰れるの?」「子供が体調不良の時は休めるの?」「休んだり早退したりなどがあっても更新してもらえるの?
という質問も本当によく受けます。
もちろん、答えは「イエス!!」です。
でも、本当に大丈夫なの?と思う人は少なくないと思います。
「どうして大丈夫なのか」について、私の実体験を元に、1つ1つ見ていきましょう。

ママ薬剤師の派遣、こんな時はどうなるの?お休みはもらえるの?

やはりみなさんが1番気になるのは、突発的なお休みで仕事に穴をあけてしまったら…ということですよね。
みなさんが不安に思う場面をケース別に見ていきましょう。

子供の体調不良などの突発的なお休み

これに関しては当日の突発的なお休みになってしまうことが多いと思います。
みなさんが1番不安に思われている点ではないでしょうか。
私も何度かありましたが、結果的に全てお休みをいただけました

朝起きたら発疹が出ていたり、保育園の検温で基準値を超えてしまい保育を断られたり…。

子供が小さいと突発的なお休みは多くなりますが、これに関しては後ほど説明する「ママ薬剤師の派遣求人の選び方」で充分回避できる問題といえます。

子供のイベント


こちらに関しては、予め希望休を出しておくことで対応してもらえます

派遣は休めない!と思っている人も結構いるのですが、希望休すら取れないとなると、誰も派遣で働こうとは思いませんよね。
私は子供のイベント関連のお休み希望は、年度始めに年間行事が発表された時点で全てお伝えしていました
それ以外については、毎月の希望休で対応していただいておりました。

出産前後


派遣薬剤師だと産休や育休は取れないんじゃない?
こう思っている人も多くいらっしゃいますよね。

派遣薬剤師で産休や育休の取得を考える場合、その派遣元から「派遣されている期間」で変わってきます。

数ヶ月働けば産休OK!という派遣会社もあります
その派遣元から派遣薬剤師として継続して1年働いていれば、法定通り育休も取れます。

私は死産を経験致しましたが、その時も法定通りに産休に入れてもらいました。
ただし、2ヶ月だけの短期希望でその後継続して働くの見込みがない場合は、産休育休は難しいと思います。

家族旅行などでの連休


派遣薬剤師だと、なかなか連休が取りづらいのではないかと考える方もいると思います。
連休についても希望休で対応できます

派遣薬剤師でも半年勤務すればしっかり有給が付きます。
私も数ヶ月に1回は家族サービスのため連休をいただいておりました。

連休に関しては、繁忙期を避ける、みなさんと希望が重ならないようにするなど、一般的な配慮ができれば問題ないでしょう。

派遣薬剤師が休んだ時の人員の補填はどうなるのか

派遣薬剤師が休んだ場合、代わりの人員が来ると思っている薬局さんも少なからずあるようです。しかし、当日の急なお休みで代わりの薬剤師が来てくれるなんてことはほぼあり得ません。

急なお休みでも、休む期間が予めわかっている場合(例えばインフルエンザなどで1週間程お休みする場合)などは、派遣会社によっては単発派遣で代わりの薬剤師を募集して対応してくれることもあります。

ただ、派遣薬剤師に限らず、パートさんでも社員さんでも、体調不良などで急なお休みをすることはありますよね

大体の薬局さんは、誰が休んだ場合でも、近くの店舗に応援要請したりなどして対応してくださいます

派遣薬剤師といえども薬局の一員として見てくださいます。普段しっかり働いていれば、余程のことがない限り快くお休みさせてくれますよ。

ママ薬剤師の派遣求人の選び方

ママ薬剤師が派遣求人を選ぶ際には、登録した派遣会社の担当者に、

  • 子供がいることに理解がある
  • 突発的なお休みにも対応してくれる
  • 残業がない、土日休みなど働きたい時間の都合

などを予め伝えておく必要があります。

登録をして条件を伝えると、希望した条件を満たす求人が担当者からいくつか提示されると思います。
その中から求人を選ぶ際にオススメしたい条件を3つご紹介します。

職員の負担を減らすための増員

派遣募集の背景が増員である場合、急なお休みにも対応してもらいやすいと言えます。
仮に自分が休んでしまったとしても、今まで通りの人員でお店を回せなくはないのです。

同様の理由からパートさんも社員さんもお休みを取りやすくなるので、そのような薬局に派遣に行くととても感謝されます。

私の経験上、急にお休みをいただく事態になっても「お互い様だから大丈夫だよ」と言ってもらえることが多かったです。

在宅をやっている

現実的に、在宅をやっている薬局は忙しいところが多く、在宅の監査(特に施設の分)が間に合っていない場合が多々あります。
お薬を患者様宅や施設に持っていく時間ギリギリまで監査をしている薬局も良く見かけます。

そのような薬局であれば、平日だけ、短時間だけという希望も叶えられます
派遣薬剤師が入ることで前倒しで監査ができるようになり少し業務に余裕ができるため、急なお休みにも対応していただけることが多いです。

私も第一子を出産する直前に受け入れていただいたことがありますが、業務に余裕が出たとのことでとても感謝されました。

小児科の処方がくる

私の派遣先は内科門前薬局が多かったのですが、小児科の処方もよく来ていました。お子さんの処方箋をお持ちいただくお母さんの気持ちがわかる薬剤師が必要だからです。

また、自分の子供も同じようなお薬を服用する機会があるかも知れないので、勉強になります。

小児科の処方が来る薬局は、ママ薬剤師を重宝してくださいますよ。

何を優先するのが良いのか、派遣会社の担当者さんも相談に乗ってくれるので、条件については派遣登録の際にしっかり確認してくださいね。

ママ薬剤師が派遣会社選びで重視すること

ママ薬剤師の派遣会社選びで1番大切なことは、派遣会社の担当者との連絡の取りやすさだと思います。
派遣契約更新の際や、何かトラブルがあった時など、すぐに連絡が取りたい時に連絡がつかないとなると不安ですよね。

派遣会社の担当者さんが受け持っている派遣薬剤師の人数が多いと、

  • 自分が電話した時にほかの電話に出ている。
  • 後程送りますね、と約束したメールがこない。
  • 忙しすぎて折り返しの連絡を忘れられてしまう。

ということが起きやすくなり、結果的に連絡が付きづらくなることがあります。

派遣会社の担当者との相性も大切

長期で派遣勤務することをお考えであれば、「派遣会社の担当者との相性」というのも重要になってきます。

派遣先が決まり、勤務を開始した後に、この担当者さんとは合わないな~…なんてことがあれば別の方に担当を変わっていただくことも可能です。
しかし、自分の考えを理解してくれる担当者を見つけるためにも、複数の派遣会社に登録して、実際に担当してくださる方とお話ししてみてから決めるのも良いかもしれません。

派遣会社選びの詳細は

派遣会社選びについて詳しく知りたい方は、こちらの「薬剤師派遣会社徹底比較~元派遣薬剤師が選ぶオススメ派遣会社」を参考にしてみてください。

複数の派遣会社を利用したことのある執筆者さんの記事になりますが、派遣会社選びのポイントがよくまとめられているなと思います。
この執筆者さんから私に、オススメ派遣会社とその理由について尋ねられたので、私の意見をお伝えしました。
ママ薬剤師として派遣会社選びに迷った方は、是非参考にしてくださいね。

ママ薬剤師の派遣での働き方

仕事と家事の両立を考えた場合、やはり「時間通りに帰れること」は大切ですよね。
派遣薬剤師は時給が高いので、基本的に残業は断られます。

正社員やパートと違い、ほぼ残業なしというのが派遣で働く強みだと思います。

派遣会社に登録する際には、希望の勤務時間をしっかり伝えて派遣先を探して貰いましょう。そうすれば、残業で帰れないなどの時間の問題は心配いりません。
もし万が一、残業で帰れないなどということになったら派遣会社の担当者に相談しましょう。薬局に交渉してくれます。

派遣薬剤師であれば、週3日、1日6時間で3ヶ月働いて、子供の長期休暇に合わせて1ヶ月お休みを取って、また別の派遣先で3ヶ月、という働き方も可能です。

派遣薬剤師は、お休みや勤務時間・勤務期間などを自分の都合で働けます。仕事と家庭を両立したいママ薬剤師にとって最大のメリットだといえるでしょう。

ママ薬剤師として派遣で働いた感想

実際に派遣で働いた感想としては、ママ薬剤師にとてもオススメできるということです。
私は子供が保育園に馴染めなければ、派遣契約を更新しないで辞めようと決めていました。

期間を決めて働けることは、子供の成長に合わせて働き方を変えざるを得ないママにとって非常に助かります

転職活動では、薬局によっては聞いていた話と違う!ということもよくあります。まず派遣で働いて様子を見てから転職するということも可能です。

時給もパートと比べたら高い場合が多いので、短時間でも家計の足しにできます。
お子さんの習い事などで時間が取りづらい方にもオススメできます。

私はパート薬剤師として勤務をするよりも、派遣薬剤師として勤務する方がメリットが多いと感じました。

ママ薬剤師が派遣で働くときに気を付けること


ママ薬剤師にとってメリットがたくさんある派遣ですが、注意したい点もあります。

局員さんたちへの気遣い

子供のことでお休みを貰うことも多くなると思います。薬局の局員さんたちへの気遣いを忘れないようにしていただきたいです。

子供を優先するのは正しいことですが、それが「当たり前」「当然」という態度で仕事をするのはNGです。

お休みをいただいた分は、他の日に仕事を頑張る、他の人のお休み希望の日はできる限り協力する、など、一般的なことができれば問題ありません。

急なお休みの時にも「お互い様だよ」と言ってもらえる関係が築ければ、長く更新を重ねて貰えたり、好条件で入社のお誘いがあるかも知れません。

希望よりも短い期間しか働けないことがある

同じ派遣先に長くいれない可能性もあるということです。
派遣先によっては、繁忙期だけ、社員が見つかるまでの間だけ、などの理由で派遣薬剤師をお願いしていることがあります。

自分がその薬局で仕事を続けたくても、薬局によっては叶わないことがあるということを忘れないようにしてください。

まとめ

派遣薬剤師として働くことは、決してハードルが高いものではありません。
しっかり派遣会社の担当者さんに希望の条件をお伝えして、派遣先の見学に行き、まずは数ヶ月働いてみる。
無理なく続けられそうであれば続ければ良いですし、無理なら他の派遣先に行くなり、辞めるなり、自分で自由に決められます。
勤務中に不安があれば派遣会社の担当者さんにいつでも相談できます。

派遣薬剤師に興味を持ってくれた方が1人でもいたら嬉しく思います。

⇒ ママ薬剤師にオススメの派遣会社の詳細はコチラ

転職を考える薬剤師の方へ

薬剤師がすぐに辞めていくような会社であれば、受ければ受かりますが、条件のよい求人には応募が殺到します。

薬剤師が転職を成功させるには、転職サイトを利用した求人情報の活用がキモです。
応募の殺到する人気求人への転職に成功した筆者の経験を元に、「薬剤師の転職サイト閲覧時」「転職エージェントとの面談時」「応募先の決定時」「応募先企業との面接時」のそれぞれの段階において、どのような求人情報を確認し、どのような情報を活用すればよいのか、転職成功のためのノウハウの全てを「薬剤師の求人情報の見方とその活用方法のすべて」にまとめました。
薬剤師転職の教科書ともいえるものです。
理想の求人を手に入れるための参考にしていただければ幸いです。

薬剤師転職サイトランキング

薬剤師の転職サイト徹底比較

当サイトを運営する薬剤師執筆陣が選んだ、薬剤師転職サイトのランキングです。
薬剤師転職サイトの比較ポイントとは!? これを見れば、もう転職サイト選びで迷わせません!

ランキングを見てみる

The following two tabs change content below.

よんよん

ドラッグストア、調剤薬局を経験。出産前後は派遣薬剤師として主に調剤薬局に勤務。 現在2歳の男の子の子育てをしながら製薬会社のDIコミュニケーターとして、日々、患者様や医療従事者様からのご質問にお答えしています。趣味は旅行ですが、飛行機が苦手なため海外渡航歴なし。国内旅行専門です。北海道新幹線が札幌まで伸びるのを心待ちにしています。

こんな記事も読まれています

  1. ママ薬剤師が出産・育児しながらでも働けるオススメ職場~CRO編~

  2. 薬剤師派遣会社徹底比較~元派遣薬剤師が選ぶオススメ派遣会社

  3. ママ薬剤師が育児しながら働ける職場~ドラッグストア編~

  4. 派遣薬剤師のドラッグストア求人の特徴と意外なメリット

  5. 派遣薬剤師への転職体験談~女性薬剤師の土日休みという働き方

  6. 派遣薬剤師は福利厚生が充実!?有給取りやすいですよ

PAGE TOP