薬剤師5大転職理由

薬剤師の人間関係の悩みとその解決方法。実例を元に考える

 

残業が多い・年収が低い・休みが少ない…色々な理由で転職を考える薬剤師がいますが、一番多い転職理由やキッカケは「人間関係」です。

私は夫がMRなので転勤が多く、色々な職場を経験しましたが、その中で人間関係が理由で辞めてしまったことがあります。

正社員だと、休憩を含め9時間近く職場にいますよね。

それほど長時間一緒に過ごす人たちと上手く行かないと、毎日がツラくて当然。

人間関係が理由で転職・退職することは、全然おかしいことではありません。

ただ転職をする前に、できることもありますね。

まずは薬剤師の人間関係トラブル、そして主な解決方法を見て行きましょう。

薬剤師の人間関係の悩みにはどんなものがある?

実際に、調剤薬局で働いている薬剤師さん数人にインタビューをして、様々な体験や意見を教えていただきました。
大きく分けると、下記の5つが “人間関係のトラブル5大原因” となるようです。

調剤薬局の人間関係のトラブル5大原因

  • 周りと合わせられない薬剤師がいる
  • 事務さんと薬剤師の関係が悪い
  • 新人や年下薬剤師と合わない
  • 派閥が存在して薬局がまとまらない
  • 上司や年上薬剤師が厳しい・いじめてくる

実際の事例を見てみましょう。

1周りと合わせられない薬剤師との人間関係トラブル

店舗の同僚でちょっと変わってるなぁと思う方は正直何人か会いました。
単独行動をとったり、明らかに仕事をしない、忙しくても悪びれもなくさっさと帰ってしまうなど。
35歳 三重県 女性 中堅のチェーン調剤薬局

変わっているなと思ったのは、やたら知識をひけらかす感じで常に上目線な人ですね。
あれはこうだああだと 聞いてもいないのに話し出す人や、ストーカーっぽい男性がいたり、何故か暑いからとスカートを脱いで白衣を着ていたり…これは論外ですが。
31歳 神奈川県 女性 大手調剤薬局チェーン


 
 
 
 

周りを見て仕事をできない人、空気を読めない人は一定数存在します。
こういった人は実は「何をすれば良いかわからないけど、話しかけられないので聞けない」という場合も。
都度指示を出してあげることで、上手く仕事ができるようになる人もいますよ。

2事務さん・薬剤師間の人間関係トラブル

お局事務さんがいてやたらと、薬剤師に当たりが強かったり、仕事を頼んでもやってくれなかったりします。
他の店舗での話では、気分屋な人がいて理不尽に怒られたり、事務さんが強すぎて薬剤師との溝ができてしまっていたりなどあるようです。
31歳 岡山県 女性 大手チェーン調剤薬局

事務さんを下に見る薬剤師がいて、その人をキッカケとして事務さん全体と薬剤師全体の関係が悪くなってしまい、仕事に支障が出ています。
薬剤師全員が事務さんを下に見ているわけではないのに、そう思われておりすでに関係の修復が難しい状態です。
31歳 岐阜県 女性 個人薬局

 

 
 
 
 

事務さんと薬剤師は多くの場合待遇が違うのに、仕事量は変わらないかむしろ事務さんの方が多いくらいです。
事務さんがいないとできない仕事・進まない仕事はたくさんあるはず。
仕事のパートナーとして、事務さんを尊敬し協力し合えるよういしたいですね。

3新人や年下薬剤師との人間関係トラブル

私たちの世代よりも、ちょっとしたことで辞めてしまう新人薬剤師が多いように思います。
辞められると教育係や薬局長の責任になってしまうので、対応にとても気を遣い疲れています…。
37歳 神奈川県 女性 大手調剤薬局チェーン

ここ数年、敬語がちゃんと使えない薬剤師が多くて困っています。
ベテラン薬剤師は敬語が遣えないとかなりカチンと来る人も多いので、中堅薬剤師が板挟みになっています。
29歳 東京都 男性 中規模調剤薬局チェーン


 
 
 
 

どの業界でも言えるようですが、親に怒られずに育ったなど「怒られ慣れてなくてすぐ辞めてしまう新人」は増えています。
その分学校で6年学んだ知識・経験は高いので、薬局全体で根気よく薬局や社会のルールを教えて育てられるように一度話し合ってみるのはいかがでしょうか。

4派閥による人間関係トラブル

薬局長派とお局薬剤師派…など、薬局内で派閥ができてしまうことがありました。
そうなるとコミュニケーションがうまく行かないので、雰囲気も仕事の効率も最悪で困りました。
31歳 岐阜県 男性 小規模薬局チェーン

薬局長と事務長の仲が悪く、どちらかにつく薬剤師・事務さんと、どちらにもつかず両方の顔色を伺っている薬剤師・事務さんがいました。
薬局長と事務長では薬局運営の方針から違ったので、どっちの意見を聞けばいいのか悩んでばかりいました。
25歳 埼玉県 女性 大手調剤薬局チェーン


 
 
 
 

派閥は一度できてしまうとなかなか解消できず、人間関係も悪くなります。
意図せず派閥が発生してしまった場合には、本部に相談して一方のトップとなる人物を異動してもらうという方法があります。

5上司や年上薬剤師との人間関係のトラブル

人間関係のトラブルのうち、これまでの4つはストレスではありますが、耐えられないことはありません。

先に解説したような対応を取ることで、解決することも少なくないです。

しかし、この「上司や年上薬剤師との人間関係のトラブル」が一番やっかい。

職場を辞めたくなるような人間関係のトラブルの、ほとんどが目上からの圧力ではないでしょうか。

上司や年上薬剤師によるトラブルは、パワハラ被害にも繋がりやすく、問題解決が難しいと言えます。

周りが厳しいベテランばかり

私が最年少の新人で入ったのですが、周りがベテランばかりでした。とても忙しい店舗だからか、教えてはくれるものの、新人には厳しい口調でした。年の近い先輩もいましたが、私がいる前で私の悪口三昧で、とても精神的に辛かったです。調剤は狭いので、逃げ場がなくて、辞めたい気持ちでいっぱいでした。

24歳 神奈川県 女性 中小の調剤チェーン

無視してくる先輩

私の勤めている職場には、人によって態度を変える先輩薬剤師がいました。
私も最初はお気に入りの後輩の一人でした。
飲みに行くのは好きな方でしたが、自分の自慢話ばかりするともっぱらの評判だったのでずっと断り続けていました。
これが半年くらい続いたある日、急に無視が始まります。
しかもこれまでにほかの先輩や後輩が経験したことないような強烈な無視です。
あまり関わらないようにしても伝言や引継ぎなど業務を行う上で必要なことでさえ無視を続けます。
挙句の果てに調剤ミスを私のせいだと陰口を言う始末。
これまで同じような経験をした人はたくさんいましたが、私の職場にはこの状態を変えてくれる救世主はいませんでした。

27歳 島根県 男性 250床ほどの総合病院

上司が仕事を押し付けてくる

上司のチーフが薬剤師業務が嫌いで、管理業務にやたら時間をかけるので、調剤や投薬が回らず待ち時間がかなり長くなっていました。
そのため患者さんからのクレームも多かったんですが、チーフが対応してくれたことはありません。
チーフが投薬しないので投薬数が多くなり、薬歴が書ききれず残業が多くなり大変でした。
それ以外の雑務も私たち部下で分担していたので仕事量が多く、みんなイライラしがちだったので薬局の雰囲気が悪くなっていました。

28歳 兵庫県 女性 大手調剤薬局チェーン

忙しすぎてピリピリしている薬局長

非常に忙しい薬局でした。
ほぼ女性で狭い調剤室。この中でバタバタと動き周り、その狭小スペースというだけでも皆のイラだちは増幅していたように思います。
薬学的知識があるかどうか、患者様とコミュニケーションがとれているか、という事よりも、「早く調剤・投薬・薬歴がこなせる人が仕事ができる人」という価値観の人が多かったです。
そのため私を含め、あまりテキパキとできる方ではない人には、「必要ない人」とレッテルをはり、薬局長やベテラン薬剤師がきつくあたるような職場でした。
過誤をしたときも非常に冷たい目で見られ、誰もフォローしてくれないので、過誤をしたときのストレスはかなり大きなものでした。

30 歳 広島県 女性 中規模チェーン薬局

問題児がいる

調剤事務Tさん(40歳独身女性)との人間関係トラブルで辞めたくなった。昔からキツイところがあった方でしたが私が結婚するとなったころから変わりました。
Tさんは上司がいる時は比較的良いのですが、上司不在時はこちらが挨拶をしても返さない。頼んだ仕事をしてくれない。間違えを指摘すると子供のようにふて腐れる。人がミスを指摘されてると一緒になって大声で人を罵倒するなど。また、自分より後に入ってきたスタッフに対してきつく当たるなどで新しく入ってきた事務さんを3人、薬剤師を1人退職に追い込みました。

31歳 神奈川県 女性 中堅のチェーン調剤薬局

最後は私が実際に体験した、調剤薬局の人間関係トラブルをお話します。

「筆者が体験した人間関係トラブル」

  • 薬剤師の人数 正社員4人(私を含む) パート4人
  • 総合病院の門前薬局で、忙しい時間帯が多い

私は当時まだ薬剤師2年目で、最初に勤めていた店舗から異動になったばかりでした。

とても優しい人ばかりで安心していたのですが、薬局長が変わった人だったんです。

いつもはニコニコしているんですが、忙しくなるとその場にいない人の悪口を言うんですよね…。

「使えない」とか「辞めればいいのに」とか、聞きたくない内容ばかりでした。

私も当時は駆け出しでミスばかりしていたので、「自分も裏で悪口を言われているのでは…」と悩んでいました。

結局その予感は当たり、私がいないと思って薬局長が他の社員に私の悪口を言っているのを聞いてしまい、仕事に行くのがツラくなってしまいました。


どれもこれも辛い内容ですね。
辞めたいと思っても仕方ないものばかりです。

ただ実は、ここでご紹介した上司や年上薬剤師とのトラブルは、私の事例を含めて本人による工夫で解決できたものばかりなんです。

では、これらトラブルをどのように解決したのか、次章から説明したいと思います。

今まさに人間関係で困っている。どうすればいい?

薬剤師など理系の人はちょっと変わった人が多いですし、全員と仲が良い職場の方が珍しいです。

「あの人とは合わないかな…」と感じる人がいても、仕事が苦痛なほどや業務に支障がなければ気にしないのが一番。

でも「人間関係で困ってる」「あの人がいるから仕事がツラい」と思ったら、そのままにはせず対処が必要ですよ。

薬剤師の人間関係トラブル解決方法

具体的な薬剤師の人間関係問題の解決方法には、以下のようなものがあります。

薬剤師の人間関係問題の解決方法

  • コミュニケーションを図る
  • 薬局内で話し合う
  • 上司に相談する
  • 異動を希望する

詳しく見て行きましょう。

1コミュニケーションを図る

まずは上でご紹介した周りが厳しいベテランばかりという事例を解決した方法を見てみましょう。

一時は辞めることばかり考えていましたのですが、母のアドバイスで苦手な先輩方と積極的にコミュニケーションを取ってみることにしました。
休憩時間に年上の先輩には、オススメのお店はどこかなど、日常的なことに関して話を振り、いろいろ教えてもらいました。
年の近い先輩には、小さなことでも「いいな、うらやましいです」と、ひたすら褒めました。
あと仕事の面では、努力してますという雰囲気を出しました。
散剤や一包化など、何事にも積極的に取り組み、空き時間には添付文書を読んで、優しい先輩に質問してました。
結果的に仕事も人並みにできるようになり、ベテラン薬剤師からの印象も良くなったようで、強い口調で言われることはなくなりました。

この事例と同様に、「新人に当たりの強いベテラン・先輩」は、頼られると可愛がるようになる傾向が多いです。

強く当たられると話しかけるのがイヤになりがちですが、意を決して意図的にコミュニケーションを取ると、上手く行くことがありますよ。

特定の人だけ持ち上げたり特別扱いすると、今度は別の人に嫌われてしまう可能性があるので、全員にまんべんなく話しかけておくのがおすすめです。

2薬局内で話し合う

上でご紹介した、無視してくる先輩に困った事例では、問題について薬局内で話し合うことにより解決できたそうです。

無視をされていたのは私だけではなく、後輩の女性薬剤師も無視されていました。
無視に加えていじめと言える仕打ちがあり、結局その後輩薬剤師は退職してしまいました。
退職者が出たことをキッカケとして、今まで当たらず触らずだった先輩薬剤師の問題について薬局内で話し合いの場を持ちました。
「いじめで退職者が出た」という事実があったせいか、今まで全く聞く耳を持ってくれなかった部長も、積極的に問題解決のために動いてくれたんです。
問題のある先輩と私ができるだけシフトを被らないようにしてくれたり、その先輩に対して直接注意もしてくれました。
また、その先輩薬剤師に役職をつけたことで、無視やいじめがなくなりました。
役職がついて、プライドが守られたのかもしれません。

この事例のように問題がある特定の人がいる場合には、話し合いは有効です。

事務さんと薬剤師の連携がうまく行かない場合や、スタッフ間で意見の食い違いがある場合にも、一度話し合いの場を設けてみるのも良いですね。

お互いに考えていることがハッキリとわからないまま関係がこじれている場合、考えや方針をキッチリすり合わせることでトラブルが解消することも。

ただ今まさにトラブルが起きている相手に、自分から話し合いを提案するのはなかなか勇気がいります。

薬局長が信頼できる人柄であれば、薬局長からの提案ということで薬局全体の話し合いの場を設けてもらうとスムーズで角が立ちません。

薬局長が頼れない・薬局長とトラブルがある…という場合には、さらに上のポジションの人にお願いするか別の解決方法を検討してみてください。

3上司に相談する

先ほどご紹介した上司が仕事を押し付けてくるという事例ですが、さらに上の上司に相談することで解決したそうです。

詳しい解決までの流れは、こちらです。

仕事をしない上司は局内のトップではなかったことが幸いしました。
そのチーフよりも上のポジションである、薬局長に相談できたからです。
薬局長を中心として薬局内で話し合いをした結果、スタッフ1人1人の仕事をチャート化し、全員で共有できるシステムを作りました。
それぞれ自分の仕事が終わったらチャート表にチェックを入れて、閉店後にすべての仕事にチェックがついていたら、帰ってよい良いことになったんです。
自分の仕事は自分でやるというのが目で見てわかるようになったので、誰かに頼ろうとせず自主的に仕事をする流れに変わりました。
これまで薬局長は、現状を知っていたのに、注意していませんでした。
ただスタッフが一団となり解決策を提示したことで、薬局全体を考え直す良い機会になり、スタッフが働きやすい環境を考えてくれるようになったので、結果としてよかったと思います。

この事例での相談相手は薬局長でしたが、相談できる相手は薬局長・管理薬剤師だけではなく、エリアマネージャーなど本社の人も該当します。

信頼できる上司がおり、ほかの人との人間関係に悩んでいるなら、まずは一度相談してみましょう。

「あまり人には知られたくないんだけど…」という場合は、社内の相談窓口を利用するという方法もあります。

相談窓口・コンプライアンス担当部署や労働組合は、ドラッグストアやチェーン調剤薬局で設置されていることが多いです。

人事部や教育関係の部署でも話を聞いてくれることがありますよ。

4異動を希望する

ここまでの方法を試しても人間関係のトラブルの解決が見込めない場合、異動を希望するという方法があります。
忙しすぎてピリピリしている薬局長の事例を見てみましょう。

辞めたいと何度も思いましたが、「どこに行っても同じかも…」と思い、転職する気持ちが起きずにいました。
そんなとき部長や社長と密に接点をもっている男性薬剤師が中途入社し、現状について相談しましたところ、すぐに対応してくださり別の店舗へ異動となりました。
移動後の店舗は、これが同じ薬局かと驚くほど雰囲気は異なり、皆尊重し合って仕事をしており、とても良い環境で働けて安心しています。

この事例のように、上手く会社との間に立ってくれる人がいれば、店舗異動の希望は簡単に通ることが多いです。

そのような人がいない場合には、人事部や教育担当の部門などに相談してみましょう。

「他の診療科も経験したいので」と別の理由で希望する方法もありますが、正直に人間関係トラブルについて説明して異動を希望する方が、迅速に対応してもらえる場合が多いです。

「辞められるよりは長く働いて欲しい」と考える企業が大半なので、企業自体や待遇に不満がなく人間関係だけが悩みなら、一度は異動希望を出してみましょう。

 
 
 
 

上でお伝えした私の人間関係トラブル体験の場合では、入社のときからお世話になっていた人事担当の方に相談したところ、他店に異動としてくれました。

人間関係で悩んでいる薬剤師がそのまま働き続けるとどうなるのか

人間関係の問題があるけど、我慢している。
解決策を試したけどダメだったので、諦めた。

このパターンになってしまうと、とってもキケンです。

なぜなら結局心と体が疲れて、日常生活も仕事も上手く行かなくなるから。

ストレスに耐え続けていると疲労が溜まりやすくなり、休日も元気に遊べなくなります。

イライラやストレスがあると集中力も低下しがちなので、調剤過誤が増えてしまうことも。

今回挙げた事例とは別に、私自身が職場いじめに遭ったことがあるんですが、対処せずに限界まで耐えてしまったばかりに、心身ともに健康を損なってしまいました。

そのときは退職しても体調がなかなか戻らず、新しい職場で仕事を始めるまでには3か月ほどかかってしまいました。

幸い薬剤師の仕事先は、まだまだたくさんあります。
その職場にこだわる必要はないんです。

「これ以上どうにもならないな」と思ったら、迷わず転職をしましょう。

辞める決意をしたところ、問題が解決したなんて事例もあります。

上でご紹介した問題児がいるの事例が該当します。

私はもうその事務さんと仕事をしたくなかったので、辞めると宣言しました。
同時期にもう一人別の事務さんも辞めると言ったようで、本部に状況が伝わって、本部の人と薬局長・問題の事務さんが面談をしました。
結果として問題を起こした事務さんだけが異動となり、私と辞めると言った事務さんは、同じ店舗でそのまま働いています。
トラブルを起こす人がいなくなったので、快適に働けています。

繰り返しになりますが多くの企業が「辞められるよりは長く働いて欲しい」と考えるので、辞めると言われると迅速に問題解決のために動いてくれる可能性が高いです。

上記事例のように「問題のある人がいなくなれば全て解決」という場合には、辞める覚悟で問題を全て本部に伝えてみるのも一つの方法ですよ。

 
 
 
 

正社員でもパートでも、職場に行くのがツラいのを放置することは、プライベート・仕事・健康に悪影響があります。
対策をしたけどダメだったときや対策する元気もないときは、職場を変えるという方法を取って自分を守りましょう。

因みにこんな事例だともう、退職するしか手段がないですよね。

職場一団となってパワハラしてきた例

今思うと、あれはパワハラだったんだと思います。
当時はパートで、週3.5日勤務していました。(扶養範囲外です)結婚したばかりで子供がいなかったからか、「用事があって休む社員の代わりに、出勤してほしい。」と、よくシフト変更を頼まれていました。
たまになら快く出ていたのですが、かなり頻繁に頼まれるので、困っていました。
もちろん残業も、早く帰らないといけない社員のため、毎日長く行っていました。そのため、いないと困る薬剤師にはなっていたのですが、別の先輩に「いつ妊娠するの?」と聞かれた時に、「妊娠?困るよ」と管理薬剤師や、よくシフト代わってた先輩に言われてしまいました。
表立ったいじめではなかったのですが、「先輩だから、頼んで当然」と仕事を押し付けられ、しかもそれを断れず、とても困っていました。

また、何でも言いやすいと思ってるからか、先輩の機嫌が悪いとき、八つ当たりされてました。
具体的には、「今日の服、派手なんじゃない?」など、いちゃもんレベルでした。

妊娠については、妊娠したいことを、管理薬剤師に話しました。
そしたら「正社員以外に、産休育休を与えたことはないよ。妊娠するなら辞めてほしい」と言われました。
その事を管理薬剤師から聞いた先輩(いつもシフト代わってた先輩)に、「20代で母親になるなんて、早いわよ。30歳過ぎてからでいいのよ」と、説得されてしまいました。個人薬局なので異動という手段もなく、これ以上この職場にこだわる意味もないと思い退職しました。

28歳 神奈川県 女性 個人薬局

人間関係の悩みがその職場で解決しなければ転職したほうがいい!

職場の人間関係で悩んでいても、実際に転職活動に踏み切る人って意外に少ないんですよね。

その理由には、以下のような不安があるようです。

  • 人と上手くやれない人間だと思われるかも
  • 人間関係が退職理由だと、採用されないのでは
  • 結局また新たな人間関係トラブルが出てくるかも

結論から言うと「人間関係を理由に転職しても全く問題なし!」です。

転職を何度も何度も繰り返し、毎回人間関係が理由の場合は別ですが…。

1~2度くらいなら人間関係が理由で転職しても、転職活動に影響はほとんどないですよ。

そもそも薬剤師の仕事は「狭い空間で少ない人数と仕事」「人の命に関わる薬を扱う緊張感」と、イライラしやすく人間関係トラブルが起こりやすいもの。

薬剤師の職場で人間関係の悩みが多いことを採用担当者も知っていますので、多くの場合は「人間関係」という退職理由を気にしません。

前職の退職理由を聞いた上で、人間関係トラブルの少ない店舗へ配属してくれることもあるくらいです。

私もいじめを受けて転職をしたとき「大変でしたね、スタッフの仲が良いと評判の店舗があるのでそちらはいかがでしょうか。」と提案されたことがあります。

もちろん人間関係トラブル以外にも「〇〇科を経験したい」「〇〇専門薬剤師資格の取得を目指したい」など、前向きなアピールもしておくと好印象です。

 
 
 
 

よっぽど転職回数が多くない限り、人間関係での退職が転職活動の妨げになることはありません。
毎日ストレスを感じながら仕事をするよりも、心機一転新しい職場でバリバリと働く方が心身ともに健康でいられます。

薬剤師の人間関係の悩みとその解決方法 まとめ

狭い空間・高い緊張感の中で働き続ける薬剤師という仕事は、職場での人間関係の悩みを抱えやすい職業です。

企業のように職場に多くの人間がいれば、多少苦手な人を避けながらでも働けますが、少人数で働く薬剤師の職場ではそれも難しいですね。

人間関係の問題を抱えたまま働くことは心も体も疲れますし、調剤過誤も起こしやすくなってしまいます。

薬剤師の職場で見られる人間関係トラブルは、こちらでご紹介した事例に当てはまるものが多いです。

もし今あなたが人間関係問題で悩んでいるなら、解決事例を参考に、相談や話し合いをしてみてくださいね。

色々工夫や努力をしても、どうしても解決しないなら、転職するという方法もありますよ。

転職エージェントが語る転職に成功する薬剤師と失敗する薬剤師の違い

転職に成功する薬剤師失敗する薬剤師の違い

薬剤師生活において、1度や2度の転職自体は珍しくありません。
でも中にはせっかく転職したのに、新しい職場に満足できず、転職を何度も繰り返してしまう人も…。
転職エージェントとして働いていた筆者が、『転職に成功する薬剤師』と『転職に失敗する薬剤師』の特徴を、事例をもとにお伝えします。

転職エージェントを有効利用して転職を成功させるコツもまとめてありますので、転職を考えている方はぜひチェックしてくださいね。
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転職サイト比較

転職エージェントとして働いていた筆者が知る薬剤師の転職サイト10社について、実際にお会いした求職者さんの感想と他社出身のエージェントから聞いた業界内の評判を元にご紹介します。
元転職エージェントがおすすめする、薬剤師の転職サイト10社の徹底比較ランキング!

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チェルシー

チェルシー

大手調剤薬局に勤務後、転勤族であるMRとの結婚により退職。結婚後はしばらくパートで働き、派遣薬剤師に転向。妊活に専念するため退職し、現在は子育てとライターの兼業中。趣味はゲームとネットサーフィン。

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